2025年9月の購入本【買い物の軌跡】

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さぁ今月もやってきた。

今月も先月(2025年9月)に筆者が購入した本を記録として残しておきたいと思う。この記録がこれからどんな本を買おうかと迷っている読者の方がもしいれば、その人に参考になれば良いと思ってる。

気づいたことがあるんだけど、筆者紙の本媒体だけじゃなくて、オーディブルっていう「音読」のアプリでも本を読んでる?聴いてる?から、そのオーディブルで聴いた本もここで紹介していきたいと思う。

この記事でわかること

・筆者が実際に購入した本

この記事の著者

文筆家
たくしん
takushin

プロフィール
  • 野球歴13年 小学〜大学まで
  • 主にキッチン、接客、フィットネスインストラクターのアルバイトを経験
  • 吃音症歴20年
  • オートローン会社(金融業界)に1年半在籍
  • スーツ生地メーカーのオーダースーツ販売店に約4年在籍
  • 百貨店販売員経験あり
  • 読書を月10冊ほど
  • 筋トレ歴約7年
  • “モノ”をあまり買わない・持たないタイプの人間
  • 文章を書く時に一番饒舌になるタイプの人間
目次

2025年9月に購入した本

9月に実際に購入した本は5冊。

オーディブルでダウンロードをして聴いた本が3冊だから、合計8冊の本を今回は紹介していく。

ちなみに、オーディブルに関しては筆者「オーディブル会員」(月1,500円)に入っているから、基本的に読み放題対象の本(無料)を読んでいる。このオーディブル会員は月会費を払うだけで約20万冊以上の読み放題対象本を無料で何冊も読むことができるからめっちゃおすすめ。

オーディブルのメリットデメリットに関しては別の記事でも解説してるから、もし気になったらその記事も参考にしてみてほしい。

基本的に新しいことに取り組むなら、色々と下調べ、ことわざでいう「石橋を叩いて渡る」方が良い。筆者はこの「石橋を叩いて渡る」ことができないから、失敗も多く、なおさら読者の方には筆者のような失敗はさせたくないから、色々と調べてから新しいことに取り組むのをおすすめする。

話は逸れたけど、以下で2025年9月の本を紹介していく。

図解 眠れなくなるほど面白い認知バイアス

著者は、高橋 昌一郎さん。

著者の高橋さんは、國學院大学の教授をしており、情報文化研究所の所長も務めている。青山学院大学、上智大学、多摩大学、東京大学などの数々の大学で講師を歴任されたこともあるらしい。専門は論理学、科学哲学。

本書と出会ったのは「セブンイレブン」いわゆる「コンビニ」。コンビニの書籍コーナーでふっと目を引いたという経緯で購入に至った。なぜ目を引いたのかというと、購入した時期にちょうど「心理学」について考えていた。特に認知バイアスのことについて考えていて、ちょうどそのヒントになりそうなのが本書だった。

なんで「心理学」のことについて考える機会があるねん、って突っ込まれそうだけど、これは新しい記事の裏付けが欲しいから考えていたっていう真面目な筆者のプロフェッショナリズムからきてる。(ドヤ)

本書は図解で認知バイアスや関連する心理的作用について論理的に解説されていて、見開き1ページで基本的に1項目が読み終わるからめちゃ読みやすい。

学術的なことだと難しいイメージがあるけど、その難しさを払拭して読みやすく、わかりやすくなっている本。

10分間ミステリー THE BEST『このミステリーがすごい!』大賞編集部編

ご覧の通り、数多くの著名作家達が書いた10分間で読める短編小説をまとめた小説。

まだ途中までしか読んでいないけど、控えめに言って面白い。

一つの短編小説が表紙の名前の通り、筆者だと10分〜15分くらいで読めるんだけど、短編だからか展開が早くて没入感がすごい。

気づいたら次の話次の話ってどんどん読み進めてしまうから時間があっという間に溶けてしまう。

長編小説に疲れた人や小説に抵抗がある人におすすめ。

図解 モチベーション大百科

著者は池田 貴将さん。池田さんはリーダーシップ・行動心理学の研究者で、株式会社オープンプラットフォームの代表取締役。

本書は主に、行動経済学や実験心理学を扱った国内外の文献から得たことを土台に、人の心理や行動に関する実験とその結果を裏付けとして説明し、そこに池田さん独自の解釈を加えて、”モチベーション”というのをなるべく実践で活用できる形で解説している本。

「人はどうやったら行動をするのか?」ということに焦点をあてて、徹底的にその問題について色々な実験を踏まえて解説しているから納得度が高い。

そして、「モチベーションってそういうわかせ方もあるんだ。」って新しい発見が多くできる。

筆者はビジネス書が大好きだから、こういうわかりやすく、裏付けもしっかりされている本は筆者の好みにブッ刺さる。

やる気が上がる8つのスイッチ コロンビア大学のモチベーションの科学

著者はハイディ・グラント・ハルバーソンさん。

ハイディさんは社会心理学者で、コロンビア大学モチベーション・サイエンス・センター副所長。さらに、コロンビア大学で博士号をとっている。

コロンビア大学は世界の大学の中で20位の学力で知られている。ちなみに、コロンビア大学はアメリカ国内の大学なのだが、アメリカ国内では13位(2025年現在)になっていることから、簡単にいうとめっちゃ頭良い大学。

本書は人間のタイプを8つに分けて、そのタイプ別にやる気を出す方法を論理的に説明している。至ってシンプルかつ読みやすい。内容的にも読みやすいが、物理的にも読みやすい。

本書はこんな薄い本だから物理的に読みやすいってこと。

これまた、「やる気」に悩んでいる人は読んでみると良い本だと思う。

モティベーションをまなぶ12の理論 ゼロからわかる「やる気の心理学」入門!

著者は鹿毛 雅治(かげ まさはる)さん。

この本が発行された年月(2012年)時点では、鹿毛さんは慶應義塾大学教職課程センター教授・慶應義塾大学院社会学研究科委員というすごい経歴。

内容的には「またかよ…」って思われそうだけど、また”モチベーション””やる気”についての本。

最近「人のモチベーション」について考えていることが多くて、どうしてもその関連の本を読まずにいられないからモチベーション関連の本を3冊買った。本書は3冊目。

内容的には数ある研究を裏付けとして「モティベーション」を学ぶ感じ。

本書は他のモチベーション関連の本よりも若干読みにくい。本を読みなれていない人だと結構きついと思う。人によっては多分読み始めたらすぐに眠くなってしまうタイプの本。文字が細かく詳しい内容がビッシリと書かれている学術的論文に近い。

本格的に「モチベーション」について学びたい!っていう人にはおすすめ。

GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代

ここから「オーディブル」で筆者が2025年9月に聴いた本を紹介していく。

まずはこちら「GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代」。

本書は「ギバー(与える人)」「マッチャー(与えることと受け取ることのバランスを保つ人)」「テイカー(自己利益を優先する人)」の3タイプの人間に分けて解説している本。

表紙のとおり、「ギバーが成功しやすいよ」っていうのを実在する人物の経験などから解説してる。

紙の媒体だと300ページ後半になってちょっと長めの本だから、まずは耳で聴いてから読んだ方が理解がしやすいと思ってオーディブルで聴いた。

筆者もどちらかというと「ギバー」や「マッチャー」寄りだったから本書の内容の中で共感することが多かった。「最近ギバーかも」っていう人は読んでみると新しい視点を得られて良いと思う。

幸せへのセンサー

著者は吉本ばななさん、小説家だ。

本書を聴いた感じ、全体を通しての感想なんだが、「人の人生を俯瞰した視点で見ることができる」本だと思う。

そう思うと、筆者としては1哲学書的な感じもしたし、もちろん、本書に載っている内容が正解ではないんだけど、本質をついているような、本質なんだけど、角度によっては違和感を感じる人もいるかもしれないっていうような、読み手の解釈次第で印象が変わる内容だと思う。

筆者は非常に面白かった。

人間生きるのが大変だからこそ、”他者の思考”じゃなくて”自分の思考”で生きることの大切さを改めて実感したと思う。

北欧時間 世界一幸せな国の人たちが教えてくれたこと

著者は日暮いんこさん。

日暮さんは早稲田大学卒業後、大手企業に入社したけど、なかなかうまくいかずに会社を辞め、思い切って北欧に移住した行動力がすごい人。

本書はそんな日暮さんの北欧での暮らしから得た北欧の人たちの価値観をもとに、現代の息苦しい日本社会とを比べた日暮さんの気づきを知ることができる本。

筆者は本書を読んで、まさに北欧の方の価値観っていうのは、日本も取り入れていくべきだと思うものばかりだった。正直筆者は現代の日本社会の息苦しさに辟易している社会不適合者だ。

なんでもかんでも本音と建前で本音を隠して、それをよしとする世の中。人材に対して高望みをしてそれが叶えられないからと言って、能力がないと人にレッテルを貼って「頑張らないとダメだよ」って空気感を作る大人たち。たいして会社で人の教育をしようとしないのに人に求めることが多すぎる人々。

たぶん、このままでは現代の日本社会は抜本的に思考を変えないと、真面目な人たちが潰れてしまう社会になってしまうんじゃないかと本書を読んで思った。

おわりに

以上8冊の紹介だった。

今回も面白そうな本をたくさん手中に収めることができた。

ただ、本を買うことばかりに夢中になって本を読めないなんてことにならないように気をつけながら、今月も本を読み進めて、インプットを増やしていきたいと思う。

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著者

「20代のバックアップ」をテーマにしたブログを運営する執筆家。主に”処世術”と”ビジネスグッズ”を中心に書いているけど、筆者自身あまりモノを持たない人。(いわゆるミニマリスト的な)記事は全て自分の手で書いてる。読んでくれている読者の皆さんに感謝する毎日。

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