皆さんは仕事のランチ時間、どんな食事をしているだろうか?
筆者はもっぱら外食派ではあるが、そうそう外食ができるもんじゃない。お金の消費が激しいからだ。
ただし、外食をすると多くのメリットがあると、筆者自身、考えているが、上記で言った通り、外食はお金がかかるため、経済的にみると”あまり良くない”と言える。
ただ、それでもやはり、外食をすることでのメリットは確かにあると思う。そのことについて今回の記事では詳しく説明していきたいと思い、「仕事で外食をすることのメリット」について綴っていこうと思う。
仕事で本当に外食って良いのか?と疑問に思っている方にこそみてほしい記事だ。
この記事でわかること
・ランチを外食にするメリット・デメリット

文筆家
たくしん
takushin
プロフィール
- 野球歴13年 小学〜大学まで
- 主にキッチン、接客、フィットネスインストラクターのアルバイトを経験
- 吃音症歴20年
- オートローン会社(金融業界)に1年半在籍
- スーツ生地メーカーのオーダースーツ販売店に約4年在籍
- 百貨店販売員経験あり
- 読書を月10冊ほど
- 筋トレ歴約7年
- 文章を書く時に一番饒舌になるタイプの人間
仕事でのランチを外食にするデメリット

「外食にはメリットがある!」と豪語している人が、外食のメリットをつらつらと語ったところで、良いことしか言わない説得力が0マンになってしまうから、冷静に、まずは外食をすることで生じる”デメリット”を分析し、明らかにしていきたいと思う。
仕事中のランチを外食にするデメリット
・お金がかかる
・余分な時間がかかる
・店を探す手間がある
・メニューを選ぶという思考の負担がある
一つ一つみていこう。
お金がかかる
”外食”というキーワードが耳に入っただけで、”お金がかかる”と瞬時に思い浮かびはしないだろうか?でも、ここでよく考えてみよう。はたして、外食には本当にかかるのだろうか?
計算してみた
ランチの時間、特に平日では”ワンコインランチ”たるコスパ抜群、お財布に優しい最強ランチも中にはあるが、基本的には1,000円を超えるかその手前の価格帯のランチメニューが多い。
ざっと計算してみると、平均的なランチにかかるお金を1,000円として、ここに出勤日数をかける。出勤日数は1ヶ月最大31日から、週2回休みとして、休日日数8日を引くと、「23日」となる。
すると、単純計算で月にかかるランチ代は2万3,000円となる。
自炊もみてみよう。
これは筆者の実体験ベースの計算になってしまうがご了承してください。例えば、「親子丼」を作って出勤の時に毎回持っていくとする。
親子丼は大体800〜900円のトータル食材費用で作ることができる。鳥もも肉や玉ねぎ、卵を使うと言っても、全て使うわけではないから、実質かかる費用として考えられるのは300〜400円ほどだと予想する。
そうなると、1日400円ほどでランチ代を賄えることになる。そして、これを出勤時に毎回持っていくとなると、月のかかるお金としては「9,200円」になる。
外食:2万3,000円
自炊:9,200円
で、圧倒的に自炊のが安い。
ということで、外食は「お金がかかる」のはあながち間違いではないことがわかった。
余分な時間がかかる
外食には余分な時間がかかる。
どんな余分な時間かというと、店までに行く際にかかる時間、料理を注文してから料理が出来上がり手元に届くまでの時間、職場に戻るまでの時間など、所々で時間がかかってしまうことがわかる。
時間がかかると何が良くないかっていうと、休憩時間が減ってしまうという点だ。
仕事でのランチタイムは会社という組織の束縛から解放される至福の時間なのだ。そんな貴重な時間を少しでも無駄にしたくないという人にとっては、外食によって生じる時間喪失というのは、かなり大きなデメリットになるのではないだろうか。
店を探す手間がある
仕事中のランチを外食にすると決めると、まずは”店”を探すところから始まる。
インターネットを駆使して自力で探す方法もあれば、実際に自分の足を使って探すという方法もある。
筆者は仕事中のランチ時間では、どちらかというと外食をしたい派であるため、ランチに行く時の候補となる店探しという手間に関しては、一つの楽しみというふうにみている。
ただ、外食派ではない人からみたら、これが面倒くさいと感じてしまう人はいるのではないだろうか。
これを側から見た時だと、ランチ場所を探していることに関して「サボっている」というふうなみられ方をされてしまう可能性もある。
また、自分の足を使って、「店を探す」という行為も時間がかかったり、店を選ぶという思考の労力を必要としてしまい、疲れの原因にもなることが考えられる。
このように、ランチをする店と出会うまでのプロセスを手間だと考え、これが外食のデメリットだということができるのではないだろうか。
メニューを選ぶという思考の負担がある
外食では、店を選ぶという行為に対して、”思考の負担”があると前項で述べたが、この部分を深掘りしてみると、「店を選ぶ」という思考の負担とは別に、「メニューを選ぶ」という行為にも思考の負担がかかることが考えられる。
筆者が知っている話で、「スティーブ・ジョブズは重要な決断に労力をかけられるように、日々の決断を節約している。だから、毎回同じ服を着ている」という話があったのを覚えている。
この話からわかることは、「決断」に労力がかかるということ。つまり、店を選ぶ決断、メニューを選ぶ決断という決断の回数が多いことによって、脳の疲労につながっているのではないだろうか。
大袈裟かもしれないが、スティーブ・ジョブズさんの話からすると、ランチに外食へ行った時に生じる、店選びの思考・メニュー選びの思考による、脳の労力は、仕事の重大な場面での決断ミスにつながってしまう可能性がある。
仕事でのランチを外食にするメリット

仕事でのランチを外食にするデメリットについては、あらかた説明した。では、次に仕事でのランチを外食にする”メリット”について話していきたいと思う。
仕事中のランチを外食にするメリット
・”自分”の時間を確保できる
・ランチ時間がモチベーションになる
・栄養をしっかりとることができる
・会社で「飲食店に詳しい人」というポジションを得ることができる
・リフレッシュできる
”自分”の時間を確保できる
仕事中のランチに外食をすることで、”自分”の時間を確保することができる。というのも、外食先では、所属している会社の同僚などがそのランチの店にいる可能性が低いからだ。
もちろん、全く店に同僚がいる可能性がないかと言ったら、そうではない。昼の12時ちょうどにランチに行くと、会社の同僚がいる可能性が高い。
だが、外食先は基本、来店した順番で席に案内される。だから、同じ席になることはないし、近くの席になることもあまりない。たとえ、自分の席の近くにたまたま居たとしても別々にランチを食べることができるので、そこまで気にする必要もない。
仕事のランチ時間に外食に行くことで、他者からの干渉を防ぎつつ、煩わしい人間関係を気にすることなくランチに集中することができるのだ。
たとえば、ランチの時間、仲の良い同期や同僚であれば、たとえランチを一緒に食べることになったとしても苦になることはすくないかもしれないが、そうではなく、日々気を遣わなくてはならない同僚や上司であれば、ランチの時間だけは気を遣わずに過ごしたいもの。
これを自炊や買い弁にして、社内でランチ時間を過ごすことになると、同僚と話さないにしても、一緒の空間にいるだけで、「何か喋らないと」「気まずい沈黙だな」と気になったりしてしまう。
仕事中のランチのタイミングで外食に行くことは、誰にも邪魔されない時間を作ることができるのだ。
ランチ時間がモチベーションになる
美味しいものを食べると幸せな気分になる。
幸せな気分というのは、世のしがらみから解放されて、気分が晴れやかになるような感覚にしてくれる。そんな感覚は何度も味わいたくなるものであり、その気分に浸るために意欲が湧いてくることがある。
美味しい料理には、幸せな気分にしてくれる力がある。そして、「美味しいものを食べるぞ」ということを決めると、人によっては、自分の内側から活力が湧いてくることがある。
その点、”外食”というのは、高確率で美味しい料理にありつくことができ、「ランチが美味しいと噂のあの店に行こう」と思うだけで、仕事に対してのモチベーションが上がり、仕事へ精が出る。
栄養をしっかりとることができる
外食のメニューにもよるが、外食に行くと栄養をしっかりと摂ることができる可能性が高い。
買い弁であれば、菓子パンやカップラーメン、おにぎり、サンドウィッチなど色々とあるが、基本的にはコンビニの商品が中心になってしまい、筆者個人的な感覚として、コンビニでの買い弁ではあまりバランスの良い栄養を摂ることが難しいのではないかと思う。
例えば、鮭おにぎりであれば、ごはん・のり・鮭(少し)の栄養しか摂れないわけです。外食であれば、ランチメニューとして、サラダ等、主食以外のものも食べることができることが多い。
まぁここに関しては、自炊して弁当を作れば同じように栄養を摂れるのではないかというツッコミが入ってしまうとメリットとして適切ではないのではないかと思うかもしれないが、自炊の手間と材料費等を考えると、外食の方が栄養の摂り方が安易な分メリットになり得るのではないかと考える。
会社で「飲食店に詳しい人」というポジションを得ることができる
会社では何かしらの”役割”をもっていると、人間関係が上手くいく場合がある。
また、「この仕事は〇〇に詳しい〇〇さんに任せよう」というように、仕事を任せられる機会が増えやすい。
では、その会社においての役割を得るにはどうしたら良いのか、ということだが、一つの方法は「頼まれたことを着々とこなしていき、信頼を積み上げていくこと」が挙げられる。
また、もう一つの方法として「何か突出した趣味をもっている人」が機会を与えられやすいと考えることができる。
この時に、「ランチを外食にする」がこの”突出した趣味”になりえるということだ。
しかも、この「ランチを外食にする」ということは簡単に実行することができ、気軽に会社内における”役割”を得ることができると考える。
「ランチを外食にする」ことで、「会社近辺の飲食店に詳しい人」というポジションを得ることができ、このポジションに就くことで、「飲み会はどこでやるのが良いか」「おすすめのランチ店はどこか」などの相談を受ける立場になることができる。
このような飲食店のエキスパートになることで、周囲からの信頼を得ることができ、良好な人間関係を築けたり、新しい仕事へと繋がる可能性がある。
リフレッシュできる
ランチを外食にすることで、気分をリフレッシュすることができる。
1人で外食をすることで、周囲の目や同僚への気遣いをする必要がなくなるため、精神的に楽な状態でいることができるということがまず一つ。
もう一つが美味しい食べ物に集中し、楽しむことができ気分がリフレッシュされるというものだ。
ランチ時間に外食に行くことで、精神的にも肉体的にも休むことができ、全体的なリフレッシュに繋がり、午後の仕事の質向上を期待することができる。
ランチを外食にするのはバランスが大切
ランチを外食にするのは、今回紹介してように、メリットがあるが、一方でデメリットも存在する。
結論、出勤日の全てでランチを外食にする必要はないと筆者は思う。
実際、筆者は一度、勤めていた部署の勤務体制により、ランチを外食にしなければならない環境で働いていたが、体重は増えるは、金は体重の増加に反比例して減るわで、大変だったことがある。
しかも、筆者はなかなか太れない体質にも関わらず、体重が増加した。これはおそらく外食が要因かもしれないが、他の要因もあるかもしれないというなんとも自信がない主張ではあるが、事実、体重は増えた。
この実体験から、ランチを外食にするかは、読者の皆さんのお財布事情だったり、体調と相談して決めるのが一番良い方法と言える。
これだけ外食のメリット・デメリットを語っておいて、結論は外食を自炊を両立するのが良いよという、どっちつかずの結論になってしまった。
今回のメリット・デメリットを参考にしていただいて決めてもらうのが良いと思う。
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