筆者です
会社に勤めて仕事をしている時、何らかの理由でどうしても休みたい時がありますよね。
ただ、そんな時に自分の心情として仕事を休む連絡をすることで「相手に迷惑をかけたらどうしよう」、「休むと罪悪感が生まれるな…。」という思いが浮かぶことがありませんか?
今回は体調不良や用事などの何らかの理由で仕事を休みたい時に使える「相手に迷惑をかけない休みの連絡の仕方」と「罪悪感が残らない仕事を休む理由」を例文も合わせて紹介していきたいと思います。
この記事の目標としては、仕事を休むということに関しての「会社の人に迷惑がかかるんじゃないか」という不安と、「休むこと自体に罪悪感がある」といういたたまれない感覚を払拭・解消することです。
仕事を休もうと考えている読者の皆さんの役に立てることを祈ります。
この記事でわかること
・罪悪感を感じない仕事を休む理由
・休むことを伝える時に使える実際の例文
・相手に”迷惑”に思われないような連絡の仕方と対処
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文筆家
たくしん
takushin
プロフィール
- 野球歴13年 小学〜大学まで
- 主にキッチン、接客、フィットネスインストラクターのアルバイトを経験
- 吃音症歴20年
- オートローン会社(金融業界)に1年半在籍
- スーツ生地メーカーのオーダースーツ販売店に約4年在籍
- 百貨店販売員経験あり
- 読書を月10冊ほど
- 筋トレ歴約7年
- 文章を書く時に一番饒舌になるタイプの人間
仕事で”休む”のは職場に”迷惑”がかかる?
仕事で”休む”こと自体は基本的に”迷惑”になりません。
むしろ、身体的な体調不良だった場合、休まなければ仕事の質も同僚にうつしてしまうというリスクもあり、かえって仕事効率が落ちる結果しか見えないので、その場合は休んだ方が良いです。
今のは身体的な体調不良だった場合、の話をしましたが、精神的な体調不良も同様です。
精神的な体調不良だった場合、無理をしすぎると結果的に働けなくなってしまうというような最悪な結果も考えることができ、”休む”ことを推奨します。キツい中頑張って、最終的に仕事ができなくなってしまうのでは元もこもありませんからね。
以上のように仕事を”休む”こと自体は同僚に迷惑がかかることではありません。
ただし、中には仕事を休むことを「迷惑」だと感じてしまう人もいます。
休みを「迷惑」だと思われないようにするには「休む連絡」をする時にいくつかのポイントがあります。
次の項目で紹介する「会社の人に”迷惑”と思わせない休む連絡のポイント」を参考にしてみてください。
会社の人に”迷惑”と思わせない休む連絡のポイント
仕事を休む時、どうしても感じてしまうこととして「会社の人に”迷惑”と思われるんじゃないか?」という不安がありますよね。この不安を解消するには、会社の人に迷惑と思わせるような理由を潰していけば良いのです。
”迷惑”と感じる要因を潰していけば、相手に迷惑と感じられずに気持ちよく仕事を休むことができます。
以下のポイントを参考にして仕事の「休み連絡」をしてみてください。
・前日でも当日でも電話で連絡する
・可能な限り早く連絡する
・クッション言葉を使う
・今後どうするのか伝える
・重要な仕事があれば連携する
・謝罪を多めにする
前日でも当日でも電話で連絡する
仕事を休む連絡をするタイミングが”前日”でも”当日”でもメールで連絡するよりも”電話”で連絡すると良いです。
なぜ電話の方が良いのか、という理由は以下です。
・連絡が早い
・連絡が早ければその後の対処も迅速にできる
・声色で本気度が伝わる
・メールの返答を待つ苦しい時間がない
まず電話はメールよりも連絡が早いです。
もし急な体調不良で連絡が前日の深夜になってしまうということであれば、「深夜にメールで連絡」して、朝に「電話で連絡する」という二重の連絡手段を取ることで、相手に確実に休みの連絡をすることができます。
人身事故での出勤が不可能な場合も同様です。連絡が早ければ、読者の皆さんがいないことで生じる出来事に早めに対処することができます。
さらに、体調不良やトラブルだった場合、電話で連絡をすることで「どれだけ深刻か」「本当のことなのか」ということを言語とは別に伝えることができます。
また、会社のメールのやりとりで嫌なのが「なかなか返答がこない」というものです。休みの連絡をメールでしたにも関わらず、出勤時間近くになってもなかなか返答が来ないと「本当に休んで良いのかな?」と不安になりますよね。この不安を生じないようにする方法としてすぐに連絡をとることができる”電話”が良いのです。
以上により、メールで連絡するよりも電話で連絡をする方が相手に迷惑と思われずに済むでしょう。
可能な限り早く連絡する
これは「電話で連絡する」というポイントとも重なってきますが、会社内の人に読者の皆さんが出社しないことで生じる物事に対してできるだけ早く対処するために必要なことです。
仕事の前日に休む出来事が生じた場合、その時点でメールや電話で連絡すること、仕事の当日に休まなければいけない出来事が生じた場合、その時点で迅速に連絡をすることで、会社の人も早めの対処ができます。
これが、出社ギリギリの連絡になってしまったり(休まなければいけない出来事が出社ギリギリに生じたのならしょうがない)、出社時間を過ぎてからの連絡になってしまうと会社の人も対処がごてごてになってしまい、”迷惑”と感じてしまう要因の一つとなってしまうでしょう。
可能な限り早く連絡することを意識してみてください。
クッション言葉を使う
休む連絡をする時には「クッション言葉」を活用してみてください。
クッション言葉というのは言葉の冒頭に「申し訳ございませんが」や「ご迷惑をおかけして恐縮ですが」などの、これから伝えることに申し訳ない感を与える言葉です。
クッション言葉があることで「しょうがないか」「大丈夫かな」と気を配ってもらえるきっかけとなります。クッション言葉がなく「今日休みます」では「何だ??」と相手に違和感を与えてしまい、これが”迷惑”というマイナス印象に転じてしまいます。
心を込めたクッション言葉をいれることで、「休んでしまってすみません」を暗に伝えることになります。
今後どうするのか伝える
休む連絡をすると同時に、「今後どうするのか」という休むことへの対処法を伝えることで相手に”迷惑”だと感じる要因を消すことができます。
相手が休んで”迷惑”だと感じてしまう要因として、「休んで休む理由に対してどう対処して解決するのか」というのが不明確なことが一つあげられます。
ですので「今回は風邪で休みますが、今後このようがないように毎日10時には寝ます!」というようなことではないです笑
「休んでどうするのか」ということは決して必ず必要な連絡ではありませんが、「休んで病院に行きます」というような「休んでどうするのか」ということを連絡すれば、会社の人も緊急な物事があっても連絡せず対処するというような配慮することができますし、「いったん休んで明日出勤するのかな?」「それだと治らないんじゃないか?」など不安に思うこともなくなるのです。
”迷惑”と感じるのは「休んでどうするのか」と言うのが不明確で今後出勤して仕事をしてくれるのかわからない時に感じてしまうことがあります。
休む連絡をする時には「休んで今後どうするのか」ということをプラスアルファで伝えてみると良いです。
重要な仕事があれば連携する
もし読者の皆さんが重要な仕事を任されているという状況であるのであれば、仕事を休む時にその抱えている仕事を休んでいる間は他の人に担当してもらう、という連携が必要になります。
仕事はどんなに慎重に、様々な対処法を練っても予期せぬ出来事が起こる場合があります。この出来事の発生がちょうど休みの日であったら大変です。仕事を休んでいるのですから、連絡が取れず、仕事が流れてしまうと言う最悪なことも起こりえます。
そのような最悪なシチュエーションも考え、自分が休みの間は別の人に任せることが取引先との安定した関係性にも重要です。
仕事を休む連絡をするときに、必要であれば今担当している仕事の引き継ぎもやっておいた方が職場内も安心します。安心することで”迷惑”という気持ちにはなりにくくなると言えます。
謝罪を多めにする
仕事を休む連絡をする時には、「謝罪の言葉を多めに言う」と相手に申し訳なさの印象を与えることができるので、「しょうがないな」と感じてもらうことに繋がり、”迷惑”だと思うことが少なくなります。
謝罪は
・申し訳ございません
・すみません
といった、思いつくことで大丈夫です。
より丁寧に伝えたいのであれば「申し訳ございません」の冒頭に「大変」や、「すみません」の冒頭に「本当に」という言葉を入れるとより申し訳ないという印象が強くなります。
また、「何に対して申し訳なく思っているのか」ということを明確にするために「直前のご連絡になってしまい」「自分の不手際で」など「何に対して?」と言う部分を明確にすることで相手に的確に伝えたいことが伝わります。
自分に罪悪感を残さない仕事を休む理由の例

相手に”迷惑”と思われないような連絡の仕方を知っていただけたかと思います。次に「仕事を休む」と連絡をした時に生じる”罪悪感”を解消する方法をお伝えしたいと思います。
仕事を休むこと自体は理由にもよりますが、問題はありません。ですが、どうしても”罪悪感”を感じてしまうと言うことがあると思いますが、これは「自分に嘘をつく」というのが原因の一つと考えられます。
「自分に嘘をつく」ということをなるべく無くせば”罪悪感”を感じることが少なくなります。「自分に嘘をつく」ということをなくす方法の一つとして、「仕事を休む理由を明確にして、休む理由と自分の状態を合致させていく」というものがあります。
つまり、「仕事を休む理由」と「自分の状態」が同じであれば仕事を休むのは妥当であり、「仕事を休んでいる」状態に違和感を持たないことにより罪悪感を抱かなくなる。ということです。
ここでは「仕事を休む理由」を明確にしていきたいと思います。自分の状態と照らし合わせてみてください。
・身体的の不良
・精神的の不良
・健康診断
・療養のため
・出席停止となる感染症
・通勤中・プライベートでのトラブル
・忌引
・葬儀
・役所での手続き
・友人の結婚式
・資格取得のための試験
・プライベートでどうしても外せない用事がある
身体的な不良
身体的な不良は自分でも身内でも仕事を休む理由に該当します。
身体的な不良は
・風邪
・熱
・頭痛
・体が重すぎる
・お腹がくだり過ぎている
などなど
人によって度合いや症状は変わりますが、仕事に取り組むことが体の不調で困難である状態が言えます。このような場合がもし自分自身に生じているのであれば、仕事をすることが困難になるので休むことは何ら問題ないでしょう。
また、自分自身ではなくとも、身内がこのような場合に陥っている時も原因がわからない状態であれば看護するために休むのも問題ないです。
身内が子供だった場合はむしろ看護をしなければ不安であり、休むことが推奨されます。

精神的な不良
精神的な不良は目に見えないものであり、自分自身でしか度合いがわかりません。
この場合も問題なく休む理由になります。
精神的な不良でも無理に仕事に行き、仕事することで、より悪化し結果仕事ができなくなってしまっては一時的に休むことよりも仕事・会社に大打撃を与えてしまいます。であるならば、しっかりと休み療養することが長く働くためには重要です。
ただ、どうしても会社には色々な人がいるので、自分の価値観で判断してしまう人も中にはいます。そう言う人は「精神的な不調が理由で休む感覚がわからない」と思ってしまうかもしれません。
ですが、精神的なことは自分でしかわかりません。あくまでも自分の尺度で判断するしかないものであり、他人がとやかく言う筋合いはありません。
「仕事をこなす」ということが会社として社員に求めていることであり、それができないのであれば、できるようにするために休むべきです。労働者の権利として”有給”があるのですから。
健康診断
健康診断は会社が健康に労働をするために従業員に義務付けている体のメンテナンスの場です。
また、もとを辿れば健康診断は「労働安全衛生法」で事業者に義務付けられているものです。ですので、「やらない」という選択肢はないのです。
そして、「健康診断に行ってくるので午前中休みます」などの理由を拒否することはできません。
以上により健康診断で休みをもらうのは適切だと言えます。
参考文献:厚生労働省 「労働安全衛生法に基づく健康診断を実施しましょう」
療養のため
体調不良の時に療養をするために休みをもらうというのも正当な理由と言えます。
上記でお伝えした内容と同様に、体を壊してでも仕事をしていたらいつまでたっても本調子がでません。本調子がでなければ、仕事の質も上がらず、会社的にもましてや、部署内でも痛い目を見ることになります。
仕事に精をだせるようにすることが第一優先と言えるので、休みの理由として十分でしょう。
出席停止となる感染症
これは各企業にもよりますが、小学校などで「出席停止」となるような感染症、「インフルエンザ」などですね、であれば十分に休む理由になります。
参考までに表も載せておきます。
参考文献:出席停止となる感染症一覧表
このような感染力がある疾患の場合は、無理に仕事に行っても、まともに仕事ができないどころか、同僚にもうつしてしまい、最悪業務ができなくなってしまうことにもなりかねません。
社内規則で書かれている会社もありますので、気になる方は人事部などの担当部署に聞いてみると良いでしょう。
通勤中・プライベートでのトラブル
通勤中やプライベートでのトラブルに遭ってしまった時も正当な休みの理由になります。
この場合は、焦る気持ちがあるかもしれませんが、落ち着いて状況と休むことの旨を伝えることが大切です。

忌引
忌引きとは近親者が亡くなってしまった際にもに服するために仕事を休むことです。
忌引きでは会社が特別休暇として有給休暇を使わずに休むことができる制度があるところもあります。この場合も休みの連絡を入れる際は聞いてみると良いでしょう。
大切な人を悼むのはその人との思い出を振り返り、感謝をするために大切なことです。躊躇なく休みましょう。
また、近親者だけではなく、ペットが亡くなった場合も同様です。ペットが亡くなって悼む時も上司などに相談の上休むと良いです。
葬儀
近親者や友人の葬儀がある場合も仕事を休むことは全くおかしくないです。
葬儀は自分の大切な人との最後の時間です。”仕事”よりも優先すべきことです。仕事なんていつでもできます。ですが、「人との別れ」は限られています。
仕事なんて優先しなくても良いのです。それよりも大切なものがあります。素直に葬儀で休むことを伝えれば上司も気持ちを察してくれ、受理してくれるでしょう。
役所での手続き
役所は基本的に平日しかやっていません。しかし、仕事も平日しかやっていません。仕事に行けば役所での手続きができません。
それではいつまで経っても「住所変更」「各種税金の手続き」などができません。居住の問題やお金の問題にも繋がります。
ですので、役所へ行くというという理由で休むとして全くおかしくないでしょう。
友人の結婚式
友人の結婚式も人生に一度です。
その友人と仲が良ければ良いほど祝いに行きたいですよね。ただそんな時に「大事な仕事があるんだからそっちを優先しろ」と言われたら無視すると良いです。
何度も同じことを言いますが、「たかが仕事」です。生きていればいつでもできます。そして、自分以外の人でもできます。そんな仕事を優先して人生で一度きりであろう結婚式に行けなくなるなんて「なぜ働いているのか?」という疑問にぶち当たることになります。
貴重な瞬間であるからこそ結婚式で休みをもらうことは全く問題ありません。
資格取得のための試験
資格取得は今後会社の利益に繋がることです。
資格を得てできることが増えれば仕事の質が上がり、結果、会社の売り上げにも直結します。このように長い目でみるとリターンが大きい資格取得を理由として休みをとるのは会社としても推奨することでしょう。
ただ、この理由の場合は早めに上司に休むことを伝えた方が良いです。
仕事がシフト制であれば事前に配慮された出勤のシフトを組んでくれる場合があります。
プライベートでどうしても外せない用事がある
どうしても外せない用事というのは生きていれば生じるものです。
・近親者のお見舞い
・身内にトラブル
・その日しか会えない人と会う
・その日しか見れない特別な放送がある
などなど
他人がみても重要なもの、他人が見ると重要ではなくても人によっては重要なものなど様々な「どうしても外せない用事」があります。
・近親者のお見舞い
・身内のトラブル
などの「他人がみても重要なもの」であれば休む理由として全く問題ありません。
ですが
・その日しか会えない人と会う
・その日しか見れない特別な放送がある
などの「人によっては重要なもの」であると素直に容認してもらうことは難しいかもしれません。筆者は仕事で重要な案件がなければ問題ないと思いますが。
この場合は、ここでしか言えませんが、何かうまい理由を代わりに伝えるか、上司や同僚と良好な関係性を作っておくことです。
もちろん嘘は「背徳感」に繋がってしまうので良くありませんので、どちらかと言うと周囲と「良好な関係を築いておくこと」が良い方法です。
基本的にはプライベートのどうしても外せない用事で休むことは問題ないと言えます。
実際に連絡する時の各理由の例文

では次に、紹介した理由を実際に使う時の例文を紹介していきたいと思います。
これらの例文を参考にしてみて、自分の言葉で休む連絡を入れてみてください。
身体的不良
当日
おはようございます。昨夜から体調を崩しており、今朝も回復の見込みが立たないため、本日はお休みをいただきたくご連絡いたしました。
本日、病院に行き検査をしたのち、結果をお知らせして明日以降の出勤についてはご相談させていただければと思います。
ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いいたします。
前日
夜分遅くに失礼いたします。今朝から体調を崩しており、一日経っても回復しないため、大変申し訳ございませんが、明日はお休みをいただきたくご連絡いたしました。
明日病院に行かせていただき、その結果を再度ご連絡させていただき今後どうするか相談させていただきます。よろしくお願いいたします。
精神的不良
当日
おはようございます。当日のご連絡で大変申し訳ございませんが、心身の調子が優れず、業務に十分なパフォーマンスが出せないと判断し、本日はお休みをいただければと思います。
ご迷惑をおかけし恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします。
前日
お疲れ様です。お忙しい中失礼いたします。本日、業務に支障をきたすほど心身の調子が優れず、念の為明日もお休みをいただければと思います。
ご迷惑をおかけし大変恐縮ではございますが、何卒よろしくお願いいたします。
健康診断
なるべく事前に
お疲れ様です。◯月◯日に定期健康診断を予約しました。大変恐縮ではありますが、◯月〇日はお休みをいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
療養のため
病院の検査結果が出て
お疲れ様です。本日病院に行ってまいりました。その結果、医師より引き続き安静が必要との診断を受けましたので、大変申し訳ございませんが、明日も療養のためお休みさせていただきたいと思います。
ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
出席停止となる感染症
病院の検査結果が出て
お疲れ様です。今朝(or昨日)は休暇を受理していただきありがとうございます。先ほど病院の検査の結果、医師より〇〇(インフルエンザ等)と診断され、出勤停止の指示を受けてしまいました。
大変ご迷惑をおかけしますが、完治までの間はお休みをいただきたいと思います。申し訳ございませんがよろしくお願いいたします。
通勤中・プライベートでのトラブル
当日
おはようございます。本日、通勤中にトラブル(全く電車が動かない、事故等)が発生し、出勤が難しい状況です。
ご迷惑をおかけし申し訳ございませんが、本日はお休みさせていただければと思います。よろしくお願いいたします。
忌引
当日
おはようございます。突然ではございますが、親族に不幸があり、〇日から〇日まで忌引にてお休みをいただきたく思います。
急なご連絡となり申し訳ございません、何卒よろしくお願いいたします。
葬儀
当日
おはようございます。突然ではございますが、本日、親族の葬儀に参列することになり、お休みをいただきたく思います。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
事前に言う
お疲れ様です。大変申し訳ございませんが、◯月◯日に親族の葬儀がありまして、その日はお休みをいただきたく思います。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
役所での手続き
事前に言う
お疲れ様です。私用で大変申し訳ございませんが、役所での手続きのため、〇日はお休みをいただけないでしょうか。大変恐縮ではございますが、よろしくお願いいたします。
友人の結婚式
事前に言う
お疲れ様です。私事で恐縮ですが、以前より予定していた友人の結婚式に出席するため、〇日はお休みをいただければ幸いです。ご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。
→予定を入れられないようになるべく早いうちに言っておくのが良い。
資格取得のための試験
事前に言う
お疲れ様です。わたくしごとで大変恐縮ではありますが、資格取得のため、〇日に試験を受験する予定があり、お休みをいただければと思います。予定のご確認のほどよろしくお願いできますでしょうか。
プライベートでどうしても外せない用事がある
当日
おはようございます。当日のご連絡で大変申し訳ございませんが、私用でどうしても行かなければ行けない用事があり、大変申し訳ございませんが、本日お休みをいただくことは可能でしょうか。
ご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。
事前に言う
お疲れ様です。私用で大変恐縮ですが、どうしても外せない用件があり、〇日はお休みをいただけないでしょうか?
ご迷惑をおかけし大変申し訳ありませんが、何卒よろしくお願いいたします。
罪悪感を抱きやすい仕事を休む理由

仕事を休む時の理由の例をみていきましたが状況に合う理由の例はありましたでしょうか?
これまでは「罪悪感を抱かないような自分の状態と一致する理由」を紹介していきましたが、ここでは「罪悪感を抱きやすい仕事を休む理由」を紹介したいと思います。
自分の状態と一致しない理由も罪悪感を抱いてしまう要因の一つですが、理由そのものに罪悪感を抱いてしまうものがあります。
それを知っておくことは「休むことに罪悪感を抱かないように」するのに役に立つでしょう。
新作ゲームの発売日
ゲーマーの筆者ならすぐに思い浮かびますが、そうじゃない人にはピンと来ないかもしれません。

例えば、ゲームでなくても良いです。新作のiPhoneとか。
人気の新作品はすぐに無くなって、なかなか手に入らなくなってしまいがちです。ですので、できるだけ当日に手にしたいところ。
ですが、その日がちょうど仕事の日であると行くことができません。そんな時に「用事があるから休む」と言う理由で休むことで、「ずるいことをしているんじゃないか」という思いにかられ、罪悪感を抱いてしまうことになります。
「休む理由と言動が一致しなくても罪悪感を抱かないよ」と言う人は上手い理由をつけて上手く休む必要があります。ただ、この理由そのものは罪悪感を抱きやすいです。
夜ふかしが原因の寝不足
夜ふかしが原因の寝不足で、なかなか起き上がることができなく、体がだるく、仕事に行きたくないと思い、これが理由で休んでしまうと、「自己管理不足」という事実を自分の中で認識していることから、罪悪感を抱いてしまうことになります。
また、社会人になると最初の研修などで、「自己管理も仕事のうちです」のような文言を言われることもあり、この言葉が背徳感に拍車をかけます。
「夜ふかしをして寝不足で体調がよくないので休みます」と言う理由はなかなか良い辛いですし、「自分のせいじゃん」とツッコまれないか心配ですよね。
自己管理不足の体調不良
夜ふかしをしてしまったり、雨の中傘を刺さないでずぶ濡れになって帰宅したり、「自己管理が完璧だとは良い辛い」出来事があった時、不幸にもそのまま体調不良になり、仕事に行けなかったりすると、前項で紹介した「”体調不良”は休む理由になる」ということもニュアンスが変わってきます。
普段自己管理をしてでの、体調不良が理由の休みでは”自分の状態”と”理由”が一致していることから罪悪感を抱きにくいですが、その”自分の状態”が明確に自分が原因でなってしまっていたら、「自分のせいでこうなったんだけど……。」と、この理由自体に罪悪感を抱いてしまうことになります。
理由のない”ただ休みたいだけ”のための嘘の理由
理由のないただの休みたいという気持ちがあって、ただ「休みたいので休みます」で休んでも罪悪感を感じてしまう可能性があります。
もちろん、「ただ休みたい」の裏には、心身的な疲労が隠れているので、安直には言えませんが、本当にただ単に「休みたい」という理由だけでは「休んじゃって大丈夫かな」と不安な気持ちにも繋がります。
筆者もそうでしたが、会社に入りたての新社会人の時期にこの気持ちが発生することが多いと思います。
新社会人ですから、学生から社会人になりたてで、社会人の生活にまだ慣れていない、まだ重要な仕事も任せられていない時点では、生活に慣れず、「とりあえず休みたい」と言う気持ちになってしまいます。
ただ、ちょうどそのタイミングで社会人研修などもあり、「会社では簡単に休めないんじゃないか」という認識が芽生えていたら、「ただ休みたい」という理由で仕事を休むことに罪悪感を抱きやすいといえます。
休むときに罪悪感を抱いてしまう場面


また、罪悪感が生じるのは、休む”理由”が原因なだけではありません。
休むときに、どんな”場面”なのかによっても罪悪感を感じることになります。
後輩のマネジメントを任せられている時
例えば、現在後輩が入ってきたばかりで、後輩のマネジメントを任せれれている状態で休むことは、「後輩のマネジメントを任せられているのに自分が不在になって申し訳ない」という”後輩の不憫さ”に背徳感を抱いてしまう場合があります。
担当する予定だった仕事がある日
担当する予定だった仕事がある日に、体調不良で休まざるを得ない時にも、「せっかく任せられた仕事にも関わらず最後までできない」という”自分が担当する予定を約束を守れない”ということに罪悪感を抱いてしまいます。
取引先との約束があった日
取引先様やお客様と約束があった日に休まざるを得なくなってしまい、休んだ時も理由にかかわらず罪悪感を抱いてしまいます。
これは”取引先様とお客様との約束を守れなかった”ことに対する罪悪感だと考えられます。
上司との面談日
上司との定期面談や、評価面談がある予定があった日に休まざるを得なくなってしまった時も”上司との約束を守れなかったこと”と”上司の時間を奪ってしまうこと”に対して罪悪感を抱いてしまうことが考えられます。
連休明けの休み
連休明けに休みをもらうことも罪悪感が湧いてしまうでしょう。
なぜならば、連休を過ごしたにもかかわらず、”追加で休みをもらう”という「何か悪いことをしているんじゃないか」という思いから、罪悪感を抱きやすいからです。
理由によっては連休明けでの休みも問題はないのですが、「決まった休みを過ごした上での休み」にはいけないことをしている感じがあるのか、罪悪感が湧きやすいです。
他の人は働いているという現実
自分が休みをもらっても、自分以外の同僚が働いているという事実に「自分だけ楽をしている」=「悪いことなんじゃないか」という思考から、罪悪感を抱きやすいです。
相手が不快に思ってしまうような仕事を休む際の行動


罪悪感は「自分の状態と理由の不一致」「理由の妥当性」「状況」という要因で発生すると考えられることはわかっていただけたかと思います。
ではここで、これだけはやらない方が良いよ!という仕事を休む際の行動を紹介します。
これらの行動を避けることで、相手の不快感や”迷惑”と感じられてしまうことを防ぐことができます。
ぜひ参考にしてみてください。
連絡をしない
仕事を休む時に「休む連絡をしない」と上司や同僚に「何かあったんじゃないか?」と不安を与えてしまいます。
たとえ連絡が遅くなってしまっても、休む連絡は必ずやっておいた方が、今後の良好な人間関係のためにも良いです。
連絡をしないことで不安感を与え、相手に不快感や不信感を抱かれてしまうと、その後の仕事がやりづらくなったりしてしまいます。
休む理由がない
これは「休みたいだけの理由」でお伝えしたものと同様ですが、やはり何かしらの理由は用意しておきたいところ。
休むにしても理由がなければ、上司や同僚に「なんでだろう?」という不信感を抱かさせてしまうことになるからです。
「〇〇なので休ませていただきます」という〇〇が埋まるように休む時は理由を考えてみてはいかがでしょうか。
”嘘”の理由
”嘘”の理由は「罪悪感」にも繋がることを記事の前半でお伝えしましたが、それ以外にも”嘘”の理由は必ずボロが出てきます。
例えば休み明けの上司や同僚との会話の中でついついボロが出てきてしまうと、それが不信感のキッカケになってしまい、それが嘘だと判明した時、相手に不快感を与えてしまいます。
基本的には嘘の理由は使わない方が良いです。
会社近辺で遊ぶ
例えば外せない用事があるという理由で休んで、会社の近辺で遊んでいる姿をみられてしまったら不信感になってしまいます。
用事が終わったとしても、上司や同僚に合わないような場所にいた方が変な勘違いもされずに安心です。
今後の対応が未定・コロコロ変わる
休みの理由を伝える時に「今後の対応」を伝えると良いと紹介しましたが、この対応がコロコロ変わってしまうと「本当のところどうなんだ?」と不安感を抱かせてしまいます。
「2日後には復帰します!」と言っていたにもかかわらず、その後「やはり4日後に復帰にさせてください」と連絡をしたり、一回ならまだしも「やっぱ3日で大丈夫です!」と何度も今後の対応・予定を変えてしまうと、「決まったら教えてくれよ!」と不快感を抱かせてしまいます。
もし体調不良であるのであれば万全な状態になるまで休むことが良いです。焦らなくても良いので、余裕を持った予定を相手に伝えることが一番良いです。
休み明けの仕事の姿勢


無事に休みをもらって復帰した後、周囲に良い印象を与える”姿勢”を最後にお伝えして行きたいと思います。
休み明けとくに、出社した時はそれまで罪悪感がなかったにもかかわらず、会社に行くと「休んでしまった」という気持ちが湧いてくるものです。
そんな時にそんな罪悪感を払拭するような姿勢をとれれば、自分の中の気持ちも晴れますし、周囲にも良い印象を与えることができます。
まず休みをもらったことに対してお礼
まずは休みをもらったことに対して上司、周囲の同僚にお礼を伝えることが、周囲に良い印象を与えます。
休みは了承しているという事実があることで、「許可を受けているけどお礼をする」という律儀な姿勢をとることが周囲に良い印象を与えるのです。
言われた周囲も「万全な状態になって良かったな」と思ってもらえるかもしれません。
引き継ぎがあったなら引き継いでくれた人にお礼
もし休みの間に引き継ぎの仕事があって、引き継いでくれた人がいる場合、その人に直接お礼を言うことが礼儀です。
「〇〇さんのおかげで万全な状態になりました」
と「〇〇さんのおかげ」という相手に明確に感謝をする言葉を付け加えることで、良い印象を与えることができます。
また、名前を呼ぶことで心理的作用でも親密度をあげる時によしとされているので相手の名前を意識して呼ぶことはポイントです。


取引先との予定をリスケしたなら謝罪電話とアポイント
もし自分が休みの時に取引先との予定をリスケ(リスケジュール)したのであれば、できるだけ朝早くに謝罪の連絡をすることが、相手への誠意の見せ方です。
連絡方法は電話の方が良いです。
謝罪と同時に、再度アポイントを取ることで約束をなあなあにさせないということを暗に伝えるのもポイントです。
仕事の進捗度合いを再確認
仕事は一日以上休むとかなり進行している場合があります。
仕事が進行することによって「何をしたら良いのかわからない」という迷子にならないように、朝出勤をしたら「どこまで仕事が進んでいるのか」を確認することが必要です。
せっかく万全な状態になり戻ってきたにもかかわらず、仕事ができなくなってしまっては本末転倒です。
また積極的に周囲の同僚に仕事の進捗を聞くことが周囲にやる気を見せるポイントです。
”ダルさ”をみせない
休み明けはどうしても出勤および仕事にダルさを感じがちです。
ですが、ここではダルさを見せない方が良いです。
休んでいる間に代わりに仕事をしてくれた人がいるかもしれません。そんな時に休み明けなのにダルさをみせながら仕事をしていたら、代わりに仕事をやってくれた人はどう思うでしょうか。
決して良い気分ではないはずです。
休み明けはできるだけダルさをみせないように働くことが大切です。
普段よりも1段階テキパキと仕事に取り組む
普段よりも1段階テキパキと仕事に取り組んでみてください。
普段よりもテキパキ動いていれば、「ちゃんと休めたんだな」と周囲は安心しますし、やる気をみせることができます。
休み明けにテキパキ動くことで、次の休みも相手に”迷惑”に思われずに了承してもらえることにも繋がります。
休み明けのスタートのきり方が周囲に良い印象を与えるために重要になります。意識してみて下さい。
まとめ
長くなりましたが、今回は仕事を休む時の理由を周囲に迷惑と思われない方法と、自分自身に罪悪感を感じない方法とを合わせて紹介していきました。
最後に仕事を休む時の理由を今一度振り返ってみましょう。
・身体的の不良
・精神的の不良
・健康診断
・療養のため
・出席停止となる感染症
・通勤中・プライベートでのトラブル
・忌引
・葬儀
・役所での手続き
・友人の結婚式
・資格取得のための試験
・プライベートでどうしても外せない用事がある
もう一度理由とその具体例をみたい方はこちらにリンクを貼っておきますので飛んでみてください。
今回の記事が仕事を休む時に役に立つよう祈っています。
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