筆者です。
夏といえば、スイカと花火と「サマーウォーズ」ですね!
アニメ映画の「サマーウォーズ」は筆者の人生の中で最高の映画作品の一つです。なぜならば、本作品の中で筆者が大切にしたい価値観がびっしりと詰め込まれており、共感・学び・感動を感じられる作品だからです。
今回はそんな映画サマーウォーズの中の筆者が選ぶ「心揺さぶられる名言」をまとめてみました。
筆者はこの映画を何十回も観て、聖地巡礼もしているほど大ファンであり、マニアでもあります。そんな良作品の中の名言を紹介し、読者の皆さんの日々のモチベーションに繋がればこの上なく嬉しく、紹介したかいがあるってものです。
ぜひ、参考にしてみてください。
※なお、この記事は作品のネタバレを含みますのでお気をつけください。

本記事はサマーウォーズ劇中セリフを引用しています。
この記事でわかること
・劇中に登場する心揺さぶられる名言
・サマーウォーズをみた後に残しておきたい名言

文筆家
たくしん
takushin
プロフィール
- 野球歴13年 小学〜大学まで
- 主にキッチン、接客、フィットネスインストラクターのアルバイトを経験
- 吃音症歴20年
- オートローン会社(金融業界)に1年半在籍
- スーツ生地メーカーのオーダースーツ販売店に約4年在籍
- 百貨店販売員経験あり
- 読書を月10冊ほど
- 筋トレ歴約7年
- 文章を書く時に一番饒舌になるタイプの人間
心揺さぶられるサマーウォーズの名言
では早速、サマーウォーズに登場する各キャラクターの名言を”名言登場シーン”を「起承転結」に分けて、紹介していきたいと思います。
実際のシーンを想像しながら思い出してみてください。
起

「映画冒頭〜家族の夕飯」まで
うっすい人生だな、おい。薄くったって軽くったっていいよ。
健二と同じバイトをしている佐久間との劇中最初の会話の中のセリフです。
佐久間が「夏といえばスイカと花火と女」と意気揚々としているのに対し、健二は「スイカと花火だけで良い」と言った時の佐久間の返しに対して、健二が言うセリフです。
健二の「自分の価値観を曲げない」という部分で良いセリフだなと選びました。
このたびは90歳の誕生日、おめでとうございます。え!あ…私の母の誕生日なの。
健二が間違えて、万里子おばさんに向かって言ってしまったセリフと、万里子おばさんの返しです。
その後の健二の反応の描写はありませんが、現実でこれをやってしまうとなかなか気まずいですよね…。
何事も事前準備、特に多くの人と関わる場に行くのであれば、その前に自分でできるだけ情報収集をして第一印象を良く相手に伝えて、その後の人間関係を円滑にしていきたいですね。
そんな学びがあります。
健二さん、この子はわがままで世間知らずだけど、ちゃんと幸せにする自信はあるかい?覚悟はあるかいと聞いている。本当に?命に変えてもかい?
栄おばあちゃんと健二の最初のシーンです。夏希が栄おばあちゃんに「自分の婿になる人」というていで紹介しています。
まあ、これは健二が気の毒と言うほかありませんが、おばあちゃんの強い意志と誠実さが伝わるシーンです。
”結婚する”ということは、お互いが幸せになること、ですが、その幸せは待っていてはやってこない。まずは自分から相手を幸せにすることが必要です。その覚悟があるのか、おばあちゃんは健二の意志を確かめていました。
そして、世帯を持つことは一族を持つということ。夏希の家族である「陣内家」は室町時代からお墓がある旧家です。ここまで長く続いてきたというのは、「一族を守る」という”覚悟”と”意志”があってこそ。
そんな覚悟を健二は持っているのかということをおばあちゃんはみていました。
「結婚は墓場」「結婚は契約」なんてことを最近では耳にすることがありますが、本来結婚というのはそう軽いものではなく、一族を連綿と続けていく時を超えた結束のキッカケであることがこのセリフから分かります。
陣内家の人間に半端な男はいらない。じゃなきゃ家族や郷土を守れるものかい。
最初の家族での夕飯のシーンに、翔太がおばあちゃんに「ばあちゃんが健二のことを認めたって本当か?」と聞いた時の栄おばあちゃんの返答です。
やはりここからも、旧家たる所以がわかりますね。
これは決して家族や郷土だけの話ではないと筆者は感じました。
自分が大切にしている意志・取り組んでいること・実現したいことなどなど。何かを守ることというのは、中途半端な気持ちではいけないんだ。そんなことも感じ取れます。
承

「最初の家族の夕飯の最中に侘助が登場したところ〜OZの混乱を納めた後の夕飯のシーン」まで
あんた、ご飯食べたかい?
侘助が最初の夕飯の最中にいきなり家に帰ってくるシーンで栄おばあちゃんが侘助に言ったセリフです。
この時、侘助は音信不通の状態で何年も家を出て行っていた状態でした。ですが、そんな状態で突然帰ってきた家族に「あんた、ご飯食べたかい?」と思いやりのある言葉をかけます。
この後にも出てきますが、おばあちゃんの「これだけはいけない」という信条に則って、発しているセリフということが推測できます。
思いやりは大切ですね。
勝ち逃げは俺の信条
侘助と夏希が花札をやっているシーンで、侘助がカス3文でこいこいをせずに勝ち逃げする時に夏希に言ったセリフです。
真面目なシーンとは言いづらいですが、そんな時でも信条を忘れずに、実践していることは「自分が大切にしている意志・信条」を守っているということが分かります。
曲げない信条や意志を持ちたいですね。
何やってんだろう、俺。
侘助と夏希が花札をやっており、侘助が健二にバトンタッチしたにも関わらず、夏希は侘助にくっついてどこか言ってしまい、「自分は眼中にない」ということを思い知らされた後に、寝室で一人健二がつぶやいた一言です。
自分が蔑ろにされて「惨めさ」というものを感じてしまうことは普段の生活でもあります。
ですが、この後、健二の活躍で事は良い方向へ進みます。「惨め」に感じてしまってもその後の行動で変えられる。そんなことをこのセリフを思い出して心に刻んでおきたいです。
こ…こんないたずらして何がおもしろいんだよ、ネットの中だからって、何でもやっていいと思ったら大間違いだ!
健二がラブマシーンにアカウントを乗ったられて、仮アカウントでラブマシーンに言った言葉です。
この後ラブマシーンに殴られます。
これは現代でも言えます。匿名でネットだからといってなんでもしていいというわけではありませんよね。自戒も込めて選んだ名言です。
ニュースでやってること、あれ、ほんとにお前さん?私には何が起こって誰が困っているのやら、よく分からない。あの写真は間違いなく、お前さんなの?
ラブマシーンによる混乱を起こしたのは健二が犯人だと疑いをかけられ、警官の翔太に連行されようとしている時に栄おばあちゃんが健二に言ったセリフです。
”状況を知る”、物事の”本質を知る”という意識がある上のあのセリフなのではないかと考えます。
曖昧な情報だけで決断するのではなく、ちゃんと知った上で行動をとることが大切だと考えることができるセリフです。
ここに来れて、すごく楽しかったです。うちは父が単身赴任中ですし、母も仕事が忙しくて家ではたいてい1人です。大勢でご飯食べたり花札やったり、こんなに賑やかなのは初めてっていうか…嬉しくて…とにかくお世話になりました。
翔太に連行されてしまいそうな時に健二が栄おばあちゃんに言ったセリフです。
人といることの暖かさ、楽しさを感じることができるセリフです。もちろん、一人でいることも大切ですが、人といることにも良さはあるということを感じることができます。
これはあれだね、まるで敵に攻め込まれてるみたいじゃないか。下手をしたら、死人が出るかもだね。
栄おばあちゃんがOZの混乱のニュースをみて言うセリフです。
自ら状況を見て、自分で判断し、行動に移す。この「実際に自分の目で見て自分で判断する」という栄おばあちゃんの考えに通じるセリフだと感じます。
「自分で状況を見ること」「自分で判断すること」この大切さを感じることができます。
頼彦、くじけていないで1軒でも多くのお年寄りを訪問するんだ。いいね?
OZの混乱の最中、栄おばあちゃんが陣内万作の息子の救急救命士の頼彦に電話をして言うセリフです。
これを自分に置き換えて栄おばあちゃんに言われていると想像すると、「大変だけどくじけることなく頑張りなさい」と励ましの言葉に感じられます。
闘志が湧いてくるようなセリフです。
邦彦へこたれんじゃないよ、意地を見せな
こちらも同様、混乱の最中に万作の息子、消防士の邦彦に言ったセリフです。
こちらも「おっしがんばるぞ!」と元気が湧いてくるようなセリフです。
いいかい克彦これは戦だよ私もなんとかしてみるから。
またまた同様、万作の息子の一人、レスキュー隊の克彦に言ったセリフです。
エールを送るだけではなく、「自らもなんとかする」という「言うだけではなく、行動もする」という説得力や頼もしさを感じるセリフですし、リーダーのように頼れる印象も受けます。
もし、今リーダーや先輩という立場の方は、口だけではなく、行動でも示した方が周囲を引っ張ることができる。そんな気づきを得ることができます。
飯富さん?大事なのは昔のように人と人とが声を掛け合って、コミュニケーションを取ること。それを一番分かってるのはあんたじゃないか。
栄おばあちゃんがOZの混乱の最中に関係各所に電話をかけているシーンの一つのセリフです。
世の中が混乱している中、大切なのは利便性が高いツールや、知力だけではなく、人と人がコミュニケーションを取ること。
そんなコミュニケーションの重要性を栄おばあちゃんのセリフから感じ取ることができます。
千さん、あんたの決断にかかってるんだ。そりゃ確かに人手はかかる。けど人の命には代えられないだろ。
OZの混乱の最中、栄おばあちゃんが千さんに電話をかけて言ったセリフです。
人手でも、労力、お金が多くかかってしまうと考えた時に、どうしてもそのような「大変さ」に目が行きがちでついつい尻込みしてしまいます。ですが、栄おばあちゃんは、そんなことよりも「人命」が大切だと混乱の最中諭します。
常に「何が一番大切か」ということを考え、物事を進めていきたいと思えるセリフです。
何千、何万って人が困ってる。ここで頑張らないでいつ頑張るんだい!
これもOZの混乱の最中、栄おばあちゃんが関係各所に電話をして言ったセリフです。
「ここが正念場」ということを伝え、相手の迷いを消し、背中を押してくれるような言葉です。
このセリフも普段心に留めておき、「確かに、ここでやらないといつやるんだ」と栄おばあちゃんが背中を押してくれていると思いたいです。
諦めなさんな。諦めないことが肝心だよ。
こちらも混乱の最中に言ったセリフです。
諦めないことの大切さを栄おばあちゃんがエールとして伝えています。
後々、諦めずに戦った健二が諦めないことの大切さを身をもって示していることから、「諦めないことの大切さ」はこのセリフを覚えておきたいですね。
これは、あんたにしかできないことなんだ
これまた、栄おばあちゃんのエールです。
このセリフを心に刻んでおくことで、自分が決めたことに取り組んでいる最中に、諦めてしまいそうな時、「これは、あんたにしかできないことなんだ」と栄おばあちゃんが言っていると思い出すだけで、活力が湧いてきそうです。
あんたなら出来る!出来るって!そうだよ。その意気だよ。
サマーウォーズと言えばこのセリフと言っても過言ではないほど有名なセリフですが、これもOZの混乱の最中、栄おばあちゃんが関係各所に電話をして言っているセリフです。
人はいつでも応援されると心に火が宿ります。それは、窮地に瀕している最中であればより力になります。そして、そんな時に自己肯定の言葉を他者から向けられる事はどんなにありがたいことか。
もし自分が大変な時、このセリフを思い出して、また元気に取り組めるようにすると良いのではないでしょうか。
耳が遠くなったって?すっとぼけんじゃないよ、あんたこそちゃんと入れ歯はめてるかい?年寄り扱いするんじゃないよ!
混乱の最中、栄おばあちゃんの電話のやりとりの中で聞こえたセリフですが、相手に「耳が遠くなったね」と言われたのでしょうか、それも聞き間違えたのでしょうか、わかりませんが、90歳になっても「年寄り扱いするんじゃないよ!」と言えるほど、気を強く持ちたいと思えるそんなセリフです。

転

「侘助がラブマシーンの開発者だったことが判明したところ〜ラブマシーンと佳主馬たちの戦いを描いたところ」まで
侘助!今ここで死ね!
侘助が「ラブマシーンを作ったのは俺だ」と告白するシーンにて、「ばあちゃんの金のおかげ」ということを栄おばあちゃんに伝え、おばあちゃんが激昂するシーンで言ったセリフです。
過ちを犯したのがたとえ身内だとしても厳しく対処する。誠実さを体現しているシーンですね。
そのくらい清く正しい行いをすることを大切にしていたことが分かります。
いいかお前たち、身内がしでかした間違いはみんなでカタをつけるよ!
侘助に激昂した後、侘助が家を出て行き、栄おばあちゃんが家族に言うセリフです。
身内が犯した責任は家族総出でカバーしていく。決して一人のせいにしない、辛く悲しい時さえも家族で乗り越えていく。そんな”家族”の覚悟と強さを感じることができるセリフです。
家族力合わせて難題に挑んでいく、そのような家族の在り方に気づかせてくれるセリフです。
夏希をよろしく頼むよ。僕は…まだ僕は自分に…自信が持てません。あんたならできるよ。あ…あ…”やってみます”としか今は言えません。
侘助に激昂した後に、健二が栄おばあちゃんをおばあちゃんの自室に連れていき、その時、花札勝負を栄おばあちゃんから挑まれ、栄が勝ったら「夏希をよろしく頼む」と言われての健二と栄のやりとりのセリフです。
健二は「数学オリンピックの日本代表になりそこねた」という事実が自身の自信のなさを産んでいると考えられ、その自信のなさから栄おばあちゃんからの要望にハッキリと答えることができません。
ですが、栄おばあちゃんは「あんたならできるよ」とそっと背中を押してくれます。
人は一度の失敗、うまくいかない体験で己を信じられなくなってしまい、萎縮してしまいます。ですが、本当はもっとできるのです。まだまだ自分が知らない自分自身の力に気がついていないだけで。
栄おばあちゃんはそのことを「あんたならできる」という一言で引き出す力があります。
止めて。涙。
栄おばあちゃんが狭心症で亡くなってしまい、その悲しみに暮れている夏希と健二のシーンです。
夏希の悲しみの涙を止めてほしいという要望を健二が受けます。その時に夏希が健二に言ったセリフです。
大切な人の涙をそっと受け入れられる、そんな強い人間になりたいと思わせてくれるセリフです。
陣内家は代々どんなときにも旗揚げできたんだぞ!戦ってこそ弔いじゃねえのか!?
万助が家族に大して、栄おばあちゃんが亡くなってしまった原因であるOZの混乱に立ち向かおうと鼓舞するセリフです。
陣内家は負け戦であろうが旗を掲げて戦ってきました。どんな困難にも立ち向かう家柄なのです。
このセリフを聞いて、引いてはいけない場面では決して尻込みせず戦わないといけないんだということを思い出させるセリフです。
あの…僕も賛成です。今までOZでの出来事が人の命に関わるなんて、思ってもみませんでした。やつは危険です。昨日や今朝のようなことが今後どこかで起こってもおかしくありません。せめて僕らだけでもやつを止めないと。
万助の言ったことに対して健二が賛成する時に言ったセリフです。
トラブルに対して見て見ぬふりをするのではなく、他者を守るために自分たちができることをする。そんな思いやりの精神が感じられるセリフです。
「自分には関係ない」ということではなく、他者を助けるために行動することができる。そんな優しい強い人になりたいと思わせてくれるセリフです。
いや、君の意見は正しい。人を守ってこそ、己を守れる。
理一が健二の意見に賛同するシーンです。
太助に「自衛隊のモットー?」と聞かれた時に「”7人の侍”のセリフ」と言っています。
7人の侍のこのセリフのフルを見てみましょう。
「人を守ってこそ、己を守れる。己のことばかり考えるやつは、己をも滅ぼすやつだ。」
他者を守ってこそ、己も守れる。というのは大事にしたい考えです。どうしても「自分が自分が」となってしまう時はあります。ですが、そんな時にこのセリフを思い出して、他者を助ける。
それが互助互助に繋がり、もっと良い社会ができるのではないでしょうか。
でも、なんで急に?健二くんさっき万里子おばさんたちに向かって堂々としてたでしょ、きっと佳主馬も見直したんじゃないかな。うちはどっちかっていうと女系家族だから男が弱くてさ。
太助は最初ラブマシーンと戦うことに対して前向きとは言えませんでした。ですが、健二の行動をみて鼓舞されたんだとこのシーンから分かります。
「他者を助ける」という情として正しいと思っている信念を持って行動する姿は周囲の人の心をうつことがこのシーンからわかります。
自分が信じることを持ち行動する、その大切さをこのセリフから感じることができます。
昔から人の役に立てってばあちゃんに言われてきたもんでさ。
万作から「大人しくしてろよ」と栄の葬儀の準備をしている時に言われたことに対して克彦が言うセリフです。
栄おばあちゃんは昔から「人の役に立て」ということを言っており、その言葉通り、陣内家は警官や医者、消防士などの公務員の人がいます。
筆者も「人の役に立つ」ということを忘れずにこれからも行動していきたいと思い、その途中で振り返りたいセリフだと思いました。
師匠、ん?勝てるかな?お前は大人だ、お前の勝負はお前次第だ。
万助と佳主馬が少林寺拳法を行っているシーンでの二人の会話です。
勝負には勝ち負けがありますが、どう転ぶかはわかりません。ここで、曖昧に「勝てるよ」と言うのではなく、「お前次第だ」と言えるのは万助の責任感の強さ、意志の強さを汲み取ることができます。
生活の上で勝負する時があったとき、たとえ負けてしまってもそれを環境や他者のせいにするのではなく、”己の責任”ということを認めることが”大人”になるということなのかもしれません。
しまっていこう。
佳主馬がラブマシーンとの戦いの前に言ったセリフ。
何かに取り組む時に思い出したいセリフです。
野球でも言いますよね。
ゲーム歴30年の俺たちをなめるなよ!
頼彦、邦彦、克彦の3人がラブマシーンを水責めする時に言ったセリフです。
何か長い間取り組んでいるものがあれば、それを自分の自信にすることができる。そんなことに気が付けるセリフです。
まだ負けてない。負けたじゃん。負けてないよ。負けたんだよ!だから、まだ負けてないですって。何かまだ手があるはずです。絶対に。なんだよ手って、数学とは違うんだよ。同じです。諦めたら解けない。答えは出ないままです。
健二と佳主馬と翔太のやりとりのセリフです。
佳主馬がラブマシーンに負けてしまいましたが、勝負はまだ続いているということを健二が諭すシーンです。
ここで、翔太から「数学とは違う」と言われていますが、それに対して「数学と同じ、諦めたら答えは出ない」と反論しています。
この「諦めない」という部分は栄おばあちゃんもOZの混乱の最中、関係各所に言っていたことですよね。
「諦めたら答えは出ない」これは何でも言えます。物事に取り組んでいたら諦めてしまいそうな時が現れます。ここで諦めてしまったら「難しかった」ということだけが残りますが、諦めないことで時間は要しますが答えは出ます。
その諦めないこと、粘り強く取り組むことの大切さを思い出させてくれるセリフです。
結

「栄おばあちゃんの遺言を家族の前で読むシーン〜ラストシーン」まで
まあまずは落ち着きなさい。人間落ち着きが肝心だよ。
栄おばあちゃんの遺言に書いてある一文です。
まずは落ち着くことで正常な判断をすることができる。ということが分かります。
焦ってしまうような出来事があった時に思い出したいセリフですね。

財産は何も残してやしないけど、古くからの知り合いの皆さんがきっと力になってくれるだろうから、心配は要らない。
人と人との繋がりを大切にしている栄おばあちゃんだからこその”遺産”と言って良いでしょう。
ここでも互助互助の大切さが感じ取れます。
人の世の中だからこそ、”人との繋がり”こそが何世代にもわたって続いていくものということですね。
家族同士手を離さぬように、人生に負けないように、もし辛い時や苦しい時があっても、いつもと変わらず家族みんな揃ってご飯を食べること。一番いけないのはお腹が空いていることと、一人でいることだから。
栄おばあちゃんの遺書の一節です。
悩み苦しんでいる時、一人でいるとどうしようもなくなってしまう時があります。そんな時、家族や友達、集まりなど様々な人との繋がりによって乗り越えることができます。
家族は”無償の愛”が生まれやすい人の集まりです。
その無償の愛を互いに持ち、力を合わせていくことで、人生という荒波を超えて行ける。そんなことを感じ取ることができます。
慶長20年の大阪夏の陣じゃ徳川15万の大軍勢に打って出た。でも、負けたんじゃ?こういうのは勝ちそうだから戦うとか、負けそうだから戦わないとかじゃないんだよ。負け戦だって戦うんだうちはな。それも毎回。
栄おばあちゃんの遺言を聞いた後に、家族でご飯を食べます。その時に頼彦、万作、克彦の妻由美3人の掛け合いです。
やはり、「ここは勝負しなければいけない」という時はどんなに不利だろうが、負けそうだろうが、勝負に出る。そんな心意気が大切だと感じられるセリフです。
勝て!ナツキ!世界の運命はお前にかかっている!
万助がラブマシーンに挑む夏希に向かって言うセリフです。
何かに挑戦する時に思い出し、自分を鼓舞したいセリフです。
アカウントをナツキに預けます。わたしたちの大切な家族を、どうか守って下さい。
ラブマシーンとのこいこい勝負で隙を突かれ、掛け金が足りずにピンチにおちった場面で海外のアカウントが夏希に送ったメッセージです。
これまた全世界の”人と人の繋がり”を感じられる感動的なシーンです。
協力し合うことの大切さも感じられます。
こいこい!
ラブマシーンと夏希の花札勝負で、夏希が言うセリフです。
勢い良く発せられる「こいこい!」の一言は何かこう、闘志が湧くような、そんな力強さを感じることができます。
ぶちかませ!
夏希が最後の一手の時に侘助が言うセリフです。
何かに挑戦する時に思い出したい、そんなセリフです。
しゃんとしろ!俺たちがついてる!
翔太が健二の背中を押すために言うセリフです。
一人で挑むよりも、「みんながいる」と感じることで心の火が大きくなります。
何かに挑戦しようとしている時、かけてもらいたいセリフですね。
クソっもう一度解きます!
健二が数式を解くシーンです。ラブマシーンに何度もセキュリティを初期化されますが、何度もくらいつきます。
ここでも「諦めないことの大切さ」を感じることができます。
(万助)行ってこい!(佳主馬)師匠!
万助アカウントがラブマシーン撃退のために出向く佳主馬アカウントの手を引くシーンでの一節です。
人の背中を押す、そんな存在があると心強いですよね。
邪魔するなぁぁぁぁぁあっ!
佳主馬がラブマシーン撃退時に言い放つセリフです。
自分がこうと決めたことを他者に邪魔された時、心の中で強く思いたいセリフです。
もちろん、良くないことをしようとしたらやめなければいけませんが、そうではなく、何かを実現しようとか、挑戦しようとか、自らの道を良い方向に切り開いていくとき、そんな時はやめさせようとする周囲の声や行動はノイズです。
自分が決めた道を突き進むために覚えておきたいセリフです。
さいごに
今回は「心揺さぶられるサマーウォーズの名言」をまとめてみました。
サマーウォーズは筆者が大好きな映画の一つです。
人の”思い”の大切さを学べる映画だと思います。それは、劇中のセリフから感じ取ることができます。
今回の名言を見て見て、作品を見て感動するだけではなく、現実でも役に立てれば、サマーウォーズファンとして嬉しいです。
特に本サイトの主なユーザーである20代の社会人の皆さんにとって、良き参考になれば幸いです。
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