こんちは筆者です。
連休、特に大型連休明けの仕事は身体的にも精神的にもめちゃくちゃしんどいですよね。
大型連休だと、頭も体も休みモードになっているわけですから、急に働けなんて言われても難しいです。
そんな状態で仕事に臨むと、ついつい、いつもはしないミスであったり、思わぬ失敗を引き起こしてしまうことがあります。
今回は連休明けの仕事の失敗原因から紐解いて、連休明けの仕事で失敗をしないようにするために気をつけた方が良いことを、紹介していきたいと思います。
頭も体も休みモードで臨む連休明けの仕事に安心して臨めるような、そんな記事をお届けします。
この記事でわかること
・連休明けの仕事でミスが起こる原因
・連休明けの仕事で失敗しないようにするために気をつけること
・連休明けの仕事に臨む時のマインド

文筆家
たくしん
takushin
プロフィール
- 野球歴13年 小学〜大学まで
- 主にキッチン、接客、フィットネスインストラクターのアルバイトを経験
- 吃音症歴20年
- オートローン会社(金融業界)に1年半在籍
- スーツ生地メーカーのオーダースーツ販売店に約4年在籍
- 百貨店販売員経験あり
- 読書を月10冊ほど
- 筋トレ歴約7年
- 文章を書く時に一番饒舌になるタイプの人間
連休明けは仕事でミスが発生しやすい
連休明けの仕事ではミスが起きやすいです。
なぜミスが起きやすいのかというのを以下でまとめてみました。
ミスが起きやすい原因を知っておけば、連休明けの仕事でミスが起きないように対処することができますし、本記事で紹介する「気をつけること」もすんなり頭に入れることができます。
以下の原因を参考にしてみてください。
頭の切り替えがしにくいから
連休は仕事関連の出来事が一切起きなければ頭は完全に”休み”モードになってしまいますよね。そういう時は、いざ仕事が始まってもなかなか頭の休みモードからの、仕事モードへの切り替えが難しいです。
特に大型連休であればなおさら頭の休みモードの定着率は高いです。筆者も連休中は頭が完全に休みモードに入っており、連休明けの仕事へ臨む時に休みモードのまま出社することが多かったです。
連休により頭の「休みモード」が定着しているからこそ、頭を仕事モードに切り替えることが難しく、その結果、仕事でミスを引き起こしてしまうということが起こります。
連休前のことを失念しているから
もし、連休前に受けた「取引先から何か頼まれていた」「上司からお願いされていた仕事があった」「先輩から注意を受けたことがあった」などの”頼まれ事”や”アドバイス”、”注意”の外部からの出来事は連休に入るとついつい忘れてしまいがちです。
なぜならば、休日は体や頭を休める日であり、それを良くわかっていることで、頭が休みモードに入るからです。
このように連休前にあった仕事上での出来事を連休に入ると、忘れてしまうということから連休明けの仕事で失敗を引き起こしてしまうことが考えられます。
気力が湧きにくいから
これは筆者もすごく共感することです。
連休前は普段の仕事をしていますから、特に金曜日は月曜日から木曜日の連勤による勤労への体の慣れで心も体も仕事モードであり気力もあることで、連休明けほどしんどくはないです。ですが、連休中はもちろん、仕事モードではなくなるので、心も体もオフの状態であり、気力もゼロの状態です。
この状態から連休明けの仕事に臨む時、仕事への気力はゼロであり、そこから気力を上げなければいけないという、かなり労力がかかる状態なのです。
動いていないものを押して動かすよりも、元々動いているものを押す方が力が必要ないという物理的なことと同じように、連休中ゼロになった気力をまた1から湧かせるのには相当な労力が必要であり、時間がかかります。
気力がゼロの状態だと仕事での視野や集中に労力を注ぎにくく、これが”失敗”を引き起こしてしまう原因となるのです。
連休明け仕事で失敗しないように気をつけること
では、連休明けの仕事で失敗を発生させないように気をつけた方が良いことはなんなのでしょうか。
これは以下の5つに気をつけてみると、仕事の失敗の発生の確率低下に繋がります。
①逆に多くのToDoを作る
②いつもよりも二重チェックに労力をかける
③事前準備を怠らない
④出社時に1日のやることを整理する時間を少し多く設ける
⑤重要な仕事とそうでない仕事を明確に分けておく
①逆に多くのToDoを作る
連休明けの仕事で、気分が乗らないということ、わかります。
普通は気分が乗らないからこそ、仕事の失敗の確率が高いゆえに、あまり仕事量を詰め込みすぎない方が良い。そんな風に考えるのが自然ではありませんでしょうか?
ですが、逆です。連休明けの仕事でこそ、多くのToDoを作る方が良いのです。
多くのToDoを作ることにより、「やらなきゃいけない」という状況と、「自分の中の仕事へのダルさ」の気持ちと向き合わないようにする状況を作ることができるからです。
これは筆者も実際にやっている手法で、多くのToDoを作ってそれに取り組んでいると、いつの間にかいつものように仕事ができており、仕事への集中もしていることに気がつきます。すると、自然と仕事で失敗をしてしまうという状況の防止となるのです。
連休明けの仕事になかなか活力が入らないという時こそ、1日に多くの仕事をやる状況を作ってみてください。
②いつもよりも二重チェックに労力をかける
仕事において、仕事上のミスを防ぐために、書類や作業の”二重チェック”を行うことがあります。
この動作を連休明けの仕事ではいつも以上に気を遣ってみてください。なぜならば、連休明けの仕事では、前項でもいったように、「気力がゼロ」の状態であり、仕事へ身が入っていない状況であり、仕事のミスの発生率がかなり高くなっています。
ですので、連休明けの仕事では、特にミスが許されない作業を行う時は、ミス発生を防止する二重チェックにいつも以上に労力をかけてみてください。
③事前準備を怠らない
普段の仕事でミスをしてしまう原因として、「事前準備不足」というものがあります。
事前準備ができていないため、先方に提出する書類を忘れてしまったり、上司に提出する報告書の作成を忘れてしまったりと、様々な業務上の失念やミスに繋がります。
この事前準備不足は、連休明けのまだ頭が休みモードの時にも発生しやすいです。
事前準備は仕事の中において重要な業務ですが、誰かに強要されてやることではありませんし、会社から与えられた仕事でもない、「自分自身で行う業務」です。ですので、自分の意志でコントロールする必要があります。
連休明けに頭が休みモードだと、この「自分自身でコントロールする業務」に気を配ることが難しく、ついつい忘れてしまうことがあります。
連休明けこそ、この「事前準備」をしっかりやるということを頭に入れといた方が良いでしょう。
④出社時に1日のやることを整理する時間を少し多く設ける
連休明けの仕事に臨む時の朝の出勤時に、その日1日の中で取り組む仕事を整理する時間を、普段からとっている人はいつもよりも多く、普段からとっていない人はとるようにするというのも連休明けの仕事で失敗しないようにする気をつけることの一つです。
1日の始まりはその日を無事に乗り切るために進むべき道を描ける時間です。
1日を乗り切るために進むべき道を明確にすることで、「何をしたら良いかわからないからめんどくさい」という心の中の怠惰な気持ちを払拭して、「これをやったら1日終わるから頑張ろう」という少し前向きにすることができます。
少しでも気持ちが前向きになれば、仕事上で発生する失敗を防ぐことができます。
仕事上の失敗を防ぐためにも、その日取り組むことを整理するための時間を朝一に設けてみるのはいかがでしょうか。
⑤重要な仕事とそうでない仕事を明確に分けておく
連休明けの、どうしても気力のなさや、気だるさを感じてしまう時に大切なのは、「仕事でやるべきことを明確にしておくこと」です。
これは前項でもいいましたね。
これにはもう一つポイントがあります。それは、「重要な仕事」と「そうではない仕事」を明確に分けるというポイントです。
連休中は頭が休みモードであるため、仕事に対してかける労力も低下しています。そんな状態のまま、連休明けに仕事に臨むと、普段普通にできている仕事をするための労力がなく、普段しないような仕事上の失敗を引き起こしてしまう可能性があります。
これは休み中に仕事へ使う労力をセーブしているので、無理もありません。
何が言いたいのかと言いますと、連休明けの仕事では、使える労力というのは限られているということです。
この”労力”というのは、頭を使うことであったり、体を使うことであったりです。この労力がうまく使えなければ、仕事上の失敗に繋がってしまいます。ですので、この持っている労力を効率的に分ければ、仕事上の失敗の発生を防げるのではないかということです。
ここで大切なのが、失敗ができない「重要な仕事」と、失敗してもなんとかなる「そうでない仕事」を明確にしておき、自分が持っている労力を可能な限り「重要な仕事」にさくことで、仕事上、メンタルが傷ついてしまったり、カバーに労力がかかる「重要な仕事」での失敗を防ぐということです。
連休明けの仕事のミスの発生を防ぐ為のマインド
連休明けの仕事に臨む時にミスの発生を防ぐのは、実際の対策だけではありません。
仕事に臨む時の「マインド」つまり、”心構え”でも失敗を防ぐことができます。
以下のマインドを参考にしてみてください。
・やるしかない
・ゲーム感覚で仕事をしよう
やるしかない
連休明けの仕事だろうが、連勤中の仕事だろうが、「やるしかない」そんな心構えで仕事に臨むと、「やるしかない状況」を自分で作ることができ、その状況で仕事に取り組んでいれば、次第に心も体も温まってきて、自然と「仕事モード」に入ることができます。
筆者もあまりこういうことを言われるのは分かっているので嫌ですが、仕事でお給料を貰っている以上、「やる」しかありません。嫌ですよね、筆者も嫌なので分かります。
ただ、気持ちだけ「やるしかないよなぁ」と思っておけば、連休明けの仕事でも、自然と取り組むことができるようになるので、気持ちだけでもこの考えにしておくのはおすすめです。
このように割り切ってしまえば、「仕事で失敗をしないように行動をすること」もできるようになります。
ゲーム感覚で仕事をしよう
ゲーム感覚で連休明けの仕事に臨むのも、連休明けの仕事で失敗を発生させないようにする為のマインドになります。
筆者もこれはよく使うマインドです。
朝イチでその日のToDoリストを作って、そのリスト通りに全ての仕事をこなすにはどうしたら良いのか?を考え、完了した仕事には完了済みのチェックを入れていく、どれだけ早く一つ一つの仕事を終わらせれば良いか、タイムアタックのように実行していく、このように自分なりにゲーム感覚で仕事に取り組みます。
このようにすれば、「仕事」というどうしても真面目に捉えてしまうものも、軽く捉えることができ、「仕事」という生活上嫌でもやらなきゃいけないと思ってしまう「億劫さ」を軽減することができ、少しでも仕事に対してやる気を出すことができます。
やる気が出れば、仕事上の失敗の発生率を抑えることにつながります。
ゲーム好きな人はぜひ、このようなマインドを参考に、連休明けの仕事に取り組んでみてください。
連休明け1日目の出社時にやっとくと良いこと
連休明け1日目の仕事はかなりしんどいですよね。なんせ、休みモードになっていた頭と体を無理くり活動させたのですから。
休みモードの頭と体を動かす方法は上記でお伝えしたとおりですが、それでも、仕事というものは大変です。色々なストレスを感じてしまいますからね。
そこで、連休明け1日目の出社時に、その後の連勤を出来るだけ楽にするために備えてやっておくと良いことを3つあげたいと思います。
・生活リズムを戻す
・夜ふかしをしない
・次の日の準備をしておく
生活リズムを戻す
連休だと、夜中までゲームをしたり、遊んだり、なんでもできる日だからこそ、いつもの生活リズムが狂いやすいですよね。
生活リズムが崩れてしまうと、寝不足の状態で仕事をしないといけなかったり、日中なんだか体が重い…など予期せぬ不調をきたしてしまいます。
連休明け1日目の仕事が終わったら、できるだけいつもの生活リズムに戻し、次の日の仕事に楽に臨めるようにすることが大切です。
ただ、これは”言うは易し行うは難し”であり、「絶対生活リズムを戻すんだ」という”強い意志”が必要になります。
夜更かしをしない
夜更かしをしないと言うことも、生活リズムを戻すために必要です。
仕事の日は「自分時間」がとれません。特に連休明けともなると、連休で自分時間をたくさん取れていた分、連休の日よりも自分時間が取れない仕事の日と比較してしまい、仕事の日はついつい夜更かしをして、1日の充実感を取り戻そうとしてしまいがちです。
ですが、これは次の日の仕事へ行くためのやる気を阻害する要因になり、仕事の失敗の発生を誘発する原因となります。
ただ、これも言うは易し行うは難しです。
あまり、「早く寝なきゃ」と自分を追い込むのも毒になってしまいますので、このことを頭の片隅においておいて、無理せぬ範囲で行うのが良いです。
次の日の準備をしておく
連休明け1日目の仕事の後に、次の日の仕事の準備をしておくと、次の日の仕事への労力を減らすことができ、その分心身に負担をかけることがないので、「仕事のミスを防ぐ」ということに自分の余った労力をかけることができます。
また、やることが明確になって入れば、「やる気はないけど、とりあえずこの仕事だけやれば良いか」という余裕が生まれます。
次の日にやることを紙に書き出して会社のデスクの引き出しの中なり、自分の目につくところにおいておくと良いでしょう。
まとめ
今回は「連休明けの仕事で失敗しないようにする時に気をつけること」について紹介していきました。
連休明けというのはどうも仕事への意欲が湧きませんよね。これはすごく分かります。ただ、そんな状態でも、会社に属して給与を貰っている以上、やらなければならないものです。
こういう時に、少しでも今回の記事がお役に立てば幸いです。
最後に今回の内容をまとめると、以下のようになります。
連休明けの仕事で気をつけること
①逆に多くのToDoを作る
②いつもよりも二重チェックに労力をかける
③事前準備を怠らない
④出社時に1日のやることを整理する時間を少し多く設ける
⑤重要な仕事とそうでない仕事を明確に分けておく
筆者も休み明けの仕事辛いですが、読者の皆さんが頑張っているということを思い出して頑張りたいと思います。
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