こんにちは、筆者です。
新社会人になって、会社に入社した当時に行う手続きや、研修、様々な職場内部署の見学など、やることがたくさんあって大変だと思いますが、入社当時に特に大変なのが「同期との関係性構築」ではないでしょうか。
筆者も人見知りという特性を発揮して、入社当初は同期と、当たり障りのない話しかできずに、一時的に孤立したような形になり、昼休み中いつも大学の友達に電話をかけて過ごすような新社会人期間をおくっていました。
そんな、新入社員時期の「同期との関係性」において、ごく稀に「同期からハブられてしまった」などのショッキングな出来事に遭遇してしまうことが考えられます。
今回は、「会社の同期からハブられた時、どうすれば良いのか?」ということについて、筆者の考えをお話ししたいと思うのですが、まぁタイトルを見て分かる通り、ハブってくる同期なんてものは、筆者から言わせれば「同期」とは言えません。
なぜ、ハブってくる同期は同期とは言えないのか、今回は、この点に特に注目してお話ししていきます。
この記事でわかること
・ハブってくる同期が同期とは言えない理由
・会社の同期からハブられている時のマインド
・同期からハブられたら気をつけること

文筆家
たくしん
takushin
プロフィール
- 野球歴13年 小学〜大学まで
- 主にキッチン、接客、フィットネスインストラクターのアルバイトを経験
- 吃音症歴20年
- オートローン会社(金融業界)に1年半在籍
- スーツ生地メーカーのオーダースーツ販売店に約4年在籍
- 百貨店販売員経験あり
- 読書を月10冊ほど
- 筋トレ歴約7年
- 文章を書く時に一番饒舌になるタイプの人間
会社の同期からハブられるのはどういうことか

会社の同期から”ハブられる”というのは、どういうことなのか?ということについてですが、これは分かりやすくいうと、「仲間はずれ」や「無視」、「情報の共有をしてくれない」などの”輪から意図的に外してくる”行為のことをいいます。
筆者も幼少期の頃に、ふざけてだと思いますが、友達からハブられた経験があります。
たとえ、おふざけであったとしても、あのなんともやるせない、苦笑いで「やめろよ〜」と言う嫌な空間を思い出すと、いたたまれない気持ちになります。
しかもこれを、会社に入って社会人として働く、”良い大人”がやっているわけですから、嫌な気持ちも数倍に膨れ上がってしまうでしょう。
会社の同期からハブられるのは辛い

会社の同期からハブられるのはシンプルに辛いです。
前項でも書いていますが、筆者の経験から、あれほど一時的であっても嫌な気持ちをしてしまう行為は、大人になってから受けるとなおさらインパクトが強く、心に大きな傷を負ってしまう出来事になってしまうかもしれません。
幼少期にふざけてハブにされた記憶があると前項ではお伝えしましたが、実は、筆者、新社会人になってからも一瞬だけ、ハブではありませんが、1人でいざるを得ない環境にいたことがあります。
筆者のもつ、”人見知り”というパワプロ君でいう「赤特殊能力」のせいで、同期とコミュニケーションがとれず、1人で昼食を食べたり、休みの時間もずっと1人でいることが、入社仕立ての頃は多かったです。
この時は、決して意図的に周囲の同期がハブってくるとかではありませんでしたが、それでも中々その場にいずらかったですし、早く退社したかったです。
ハブられていない純粋なひとりぼっちでさえ、これほど疎外感を感じ、寂しさを感じるのですから、意図的なハブは、もっと辛い思いをしてしまうと考えられます。
ハブってくる同期は同期じゃない理由

では、本題に入ります。
えー、そうやってハブってくる同期は同期ではありません。
結構なパワーワードですが、これは本当にそう思います。
筆者の同期はありがたいことに、皆さん良い方で、ハブってくる人はいませんでした。それゆえ、なおさら、意図的にハブってくる同期は”同期ではない”。そう思うのです。
具体的に、なぜハブってくる同期は同期ではないのか?その理由を書いていきます。
同期は助け合える関係性だから
同期は一番お互いのことを理解できる存在です。
なぜならば、同じ時期に”就職活動”という大変な職場探しを経験し、何回も面接を受けて、やっとの思いで入社したという辛い経験を直接ではなくとも、間接的に共有しているからです。
例えば、小学校や中学校、高校で、同じクラスメイトの人たちと仲良くなりやすいのは、同じ空間で”勉強”という苦行を行い、乗り越えているから親近感が増し、仲良くなりやすいことがあると思います。
また、きつい部活動でも、きつい活動を一緒に乗り越えた仲間とは、教室で勉強時間を共にするクラスメイトとはまた違った強固な絆が生まれると思います。
まぁ筆者は高校の時、辛い部活動を一緒に乗り越えた部活仲間とは片手で数えられるかられないかの人としか仲良くなれませんでしたが。
このように、辛い経験を共有していることで、同期とは「お互い支え助け合える関係性」になるのです。
ですが、同期の輪からハブることで、もともと芽生えていた「助け合える関係性」を反故にしてしまっているため、「同期のつながり」を断ち切ることになってしまうので、同期ではなくなってしまうということになるのです。
簡単にいうと、同期は助け合える存在だったのに、後足で泥をぶっかけて、その大切な繋がりを断ち切った。ということです。残念ながらそんな人は同期ではないです。
同期は戦友だから
同期は「助け合える関係性」でもありますが、同時に「戦友」にもなる存在なのです。
会社に入ると、多くの会社内では「競争」があります。この「競争」というのは色々な形で会社内に存在しています。
・出世競争
・成績競争
・社内賞競争
など
会社内にある競争の中で、もっともライバル視しやすいのが「同期」であり、同時に、お互いを高め会える好敵手になりやすいのです。
ですが、これも前項で言った通り、同期をハブる行為をとることで、同期の結びつきを断ち切り、良好な関係性である「戦友」という関係性をも断ち切ってしまうことになるのです。
これも同期とは言えなくなります。
最も信頼関係を築ける関係性だから
これまでに同期というのは、「助け合える関係性」「お互い高め合える関係性」であるという視点で見ていきましたが、このような良好な関係性があることを踏まえると、「最も信頼関係を築ける関係性」なのが”同期”というものなんじゃないかと思うわけです。
・同期だから話せること
・同期にしか吐露できない悩み
・同期同士のノリ
など
「助け合える関係性」「お互い高め合える関係性」以外にも、年齢的な距離も、入社するまでの経緯の類似性からしても、一番、会社という組織の中で信頼関係を築ける関係性というのが”同期”と考えられます。
それにもかかわらず、この信頼関係を全く無に記すような「ハブり」行為を行ってしまうことで、同期という関係性に終焉を迎えてしまうのです。
ハブってきて嫌な思いをさせてくる人に対して、「信頼」なんてものは抱けないですからね。
残念ながら同期という良好な人間関係を作るアドバンテージはなくなってしまいます。
ハブにするのは陰湿で悪意のある行為だから
そもそも、人を輪の中から外す行為である「ハブり」は、陰湿で悪意のある行為です。
嫌なことがあったら、面と向かって正直に話すことが良い関係性を築くことで重要です。それをしないで、自分の嫌な気持ちだけを前面に出して、人の輪から外すことで遠回しに自分の気持ちを押し付ける行為はなんとも陰湿な行為と筆者は考えます。
そして、その行為は、「自分の嫌な気持ちを一方的に押し付ける」という極めて悪意のある行為だと言えるんじゃないでしょうか。
そのような陰湿で、悪意のある行為をしてくる人とは、とても仲良くすることは難しく、同期として力を合わせて行こうなんてことは思いません。
よって、そんな人は同期じゃありませんね。
ハブにすることで”敵対関係”に変わってしまうから
同期の輪からハブにすることで、その同期とは”敵対関係”に変わってしまいます。
同期の輪からハブられること自体、とても嫌な気持ちになり、場合によっては会社に出社することが難しい心理状況に陥ってしまうこともあると考えられます。
このように、自分に対して、心身的に攻撃をしてくる人に対しては、「敵対心」を抱くことになってしまい、敵対関係に発展してしまうことが考えられます。
そもそも、敵対心を抱かせる人は、本来であれば「良好な人間関係」を作れるはずの同期とは、ほど遠く、敵対心を抱かせてくる人は同期とはみなせないといえます。
”組織”として重要なことに欠けてしまうから
会社は、色々な性格・価値観・技術・能力などをもつ様々な人の集まり、つまり、”組織”です。
この様々な人がいる組織の中で、全員が会社の目指すところに向かって日々仕事をしていく中で大切になるのが、”力をあわせること”です。
この”力をあわせる”には、コミュニケーションをとったり、会社の同僚同士仲良くすることが必要です。
しかし、同期をハブにして、仲良くなるどころか、関係性を悪化させる行為をしてくる人は、この組織運営の中で大切な「人と人とのつながり」とは真逆のことをやっていることに等しく、会社運営に悪影響を及ぼしてしまうことが考えられます。
そのような人とは同期との関係性を続けることが難しくなるどころか、組織として一緒に働いていくことすら難しくなってしまう、と考えます。
会社の同期からハブられている時のマインド

会社の同期からハブられている時、何度も言いますが、すごく辛いですよね。
人の輪から外れた疎外感、そこからくる、その場にいられない気まずさ、嫌な気持ち。
このような、会社の同期からハブられてしまっている時に、自分の中の黒いモヤがかった気持ちを守るためのマインドセットを紹介していきたいと思います。
筆者はよく、団体の中で1人になってしまうことがあり、そういう時に考えていることなので、結構実践的だと思います。
一生付き合うわけじゃない
会社の同期と言っても、一生付き合うわけではありませんし、24時間ずっと一緒にいるわけではありません。
もちろん、例外はあると思います。
最近見た「沈黙の艦隊」で潜水艦で移動する時は、1週間とか平気で同じ人とずっと潜水艦ないで暮らすという描写をみて気づきました。これは例外ですね。
ただ、たいていの場合、同期とは一生付き合うわけではありません。
そんな今だけの関係の同期なんかに心身が病んでしまうほどのストレスをさくほうがもったいないです。
会社を辞めたらもうその同期とは一生会うこともない可能性が高いです。一生つるむわけじゃないんだから勝手にやってろと思えば、少しは気分が楽になります。
人の振り見て我が振り直せ
人の振り見て我が振り直せ、まさに、同期をハブってくる同期を見て、「自分は絶対に他の人にやらない」というふうに、逆に学びを得た方が、今後の人生に役に立ちます。
その学びはきっと役に立ちますし、将来後輩ができた時に、教えることもできます。
筆者も過去のハブられた経験(ふざけてですが)をもとにしてこうした記事を書いているわけですから、学びの機会を得れましたありがたやっていうような考えをすると、少しはモヤがかった気持ちも晴れると思います。
哀れに思う
同期の輪からハブられて嫌な気持ちになってしまったら、そのハブってきた同期を哀れに思うと気持ちが落ち着きます。
だって、自分の嫌な気持ちをそうやって、人に押し付けることでしか示せない、さらに、その行為を見た別の人は、ハブったその同期に対して、悪い印象を受けて、その後の仕事がやりにくくなってしまうという未来もあるかもしれません。
このように考えると、ハブった同期は、一時の快楽のために、色々なものを犠牲にしてしまっているのですから、なんとも哀れに思わざるを得ません。
というように、考えることで、気持ちが軽くなります。
同期からハブられたら気をつけること

同期からハブられたらすごく辛いことはわかります。
ただ、この傷心している時こそ、色々なことに気をつけなければいけません。
今一度、下記の気をつけることをみてみてください。
気に病んでミスをしない
同期にハブられたからといって、気に病んでしまい、仕事でミスをしないことです。
気持ちが落ち込んでいたり、悩みの種があるとどうしても意識が自分に向いてしまい、自分の外の世界で自分の意識が向かないために、ミスが起きやすくなってしまいます。
同期にハブられてしまったら、もう一度、気を取り直すことで、仕事のミスを防ぐことをいしきしてみてはいかがでしょうか。
過度に気を遣って心身疲労しない
同期からハブられたら、過度に同期に気を遣ってしまう恐れがあります。
確かに、同期からハブられてしまって、ハブられた原因がわからなければ、自分ができる最良の気遣いで、どうにかその状況を改善してしまいがち。
ですが、そのような、過度な気遣いは知らず知らずのうちに、自分の心身を疲弊させてしまいます。
同期からハブられてしまったら、過度に気を遣わないでいることが、心身疲労を防ぐポイントと考えられます。
また、心身疲労の回復も忘れないと良いでしょう。その詳しい記事は下記の記事で書いてます。

さいごに
会社の同期にハブられてしまったら、その同期は同期ではない。というなんともパワーワードのようなテーマで記事を書いていきました。
「あいつ仲間はずれにしようぜ」
「無視しようぜ」
このような思考や行動は社会人になったらあり得ない行為です。
なぜなら、会社というのは人とのつながりでできており、その結果、お金を手にすることができ、日々の生活の安定につながるからです。
人の輪からのハブりなんてものは、幼稚で、社会人がやることではないのです。
もし、会社でハブられてしまうようなことがあれば、この記事を思い出してみて、「ハブってくるやっかいな同期」対策をしてみてください。
この記事も役立つかも
コメントする