社会人になって、初めての人付き合いの相手は、同じ時期に一緒に入社した”同期”ですよね。
同期との人付き合いでこんなこと思ったりしませんか?
「同期とノリが合わなくて仲良くしたほうが良いかわからない…」
「そもそも同期と仲良くする必要あるの?」
「会社は仕事をするところなんだから同期と仲良くなる必要なんてないでしょ」
私も社会人1年目の頃に同期とノリが合わず、孤立していたことがあります。
今回の記事では「同期と仲良くなったほうが良いのか?」ということを同期と仲良くするメリット・デメリットを含め解説していきたいと思います。
この記事が同期と仲良くなる必要性を知るキッカケになれば幸いです。
・同期と仲良くしたほうが良いのか
・同期と仲良くするメリット、デメリット
・実際に同期と仲良くなって経験したこと
内向型人間
たくしん
takushin
詳しいプロフィール
インキャ、インドアという2つの”イン”を持つ者。
バリバリ金融営業➡北海道転勤➡第二新卒で転職➡関西居住➡地元に戻る。というムーブをかました5年目社会人。
今まで無事に生きられたのは周囲の”人”のおかげだと本気で思っているので、”人”に関係する悩みが多い社会人(特に新入社員や転職した人)に向けた、自分の経験から”人”に関係する悩みを解決する発信をしてます。
同期と仲良くなったほうが良い
結論からお伝えすると、「同期と仲良くなったほうが何かと良い」です。
理由としては、「同期と仲良くなったほうが社会人生活がし易い」からということが言えます。
「同期と仲良くなったほうが社会人生活がし易い」という部分に関しては、「同期と仲良くするメリット・デメリット」で詳しく解説していきたいと思います。
ただし、ここで重要なポイントは”必ずしも仲良くなるべきとは言えない”ということです。あくまでも、同期と仲良くするのは”自分の人生”をしっかりと歩むため。ということを念頭に置いておいてください。
同期と仲良くなるならないが問題なんじゃないってことだな
なぜ同期と仲良くなった方が良いのか
一番大切なのは、社会人生活を心身を壊さずに乗り越え、自分のやりたいことや夢、なりたい人物像などといった”自分の人生”を歩むことです。
”自分の人生”を歩むための助けの1つとなるのが「同期との関係」です。
同期と仲良くすることで、自分の心身を守ることができる他、所属している会社の情報収集や、モチベーションの向上につながり、結果として”自分の人生”を歩むことができます。
なので、「同期と仲良くなる、ならない」ということ自体は問題ではないのです。
一番は心身ともに健康に”自分の人生”を歩めるかどうか。
「同期と仲良くなったほうが自分の人生を歩める!」と言うのであれば、同期と仲良くなったほうが良いし、「同期と仲良くならないほうが自分の人生を歩める!」というのであれば仲良くならなくても良いです。
次に解説する同期と仲良くなるメリットとデメリットを知り、仲良くなるか、ならないかを判断するヒントにしてみてください。
同期と仲良くなるメリット
同期と仲良くなるメリットは8つあります。
同期と仲良くなるメリット
心の支えになる
社会人、特に1年目は新しい未知な物事に取り組むことが多く、心身的にしんどい時期です。
そんな時に同期と仲が良ければ、仕事のカバーをしてもらったり、愚痴をこぼしたりと精神的に助け合うことができます。
相手を気遣ったり、相手の助けになろうと思うのは良好な関係性が土台となるので必然的に同期と仲良くなることが大切になります。
新しい環境に飛び込む時は一人より二人のほうが心強いよね
仕事が円滑に進む
仕事に慣れた時期から同期と仲良くなって良かったと実感が湧くことがあります。
それは”仕事が円滑に進んだとき”です。
お互いのことを知っているからこそ、どういうふうに仕事を頼めばスムーズに取り組んでくれるかわかり、円滑な仕事の進行をすることができます。
例えば、根回しが必要な仕事は同期を経由させることで上手く仕事が進むということもあります。
スムーズに仕事が終わることで他の仕事ができ、自分の実力も経験値も上げることができるので、”自分の人生”を歩むことにも繋がります。
仕事の悩みを溜めることが少なくなる
仕事に取り組んでいる最中に生じる悩みは、先輩や上司に相談しにくいものがでてきます。
そんな悩みを先輩・上司以外に相談できるのは共通の仕事に取り組んでいる同期です。
先輩や上司に相談しにくい悩みを自分のうちに溜め込んでいると心身ともに疲弊してしまい、仕事の質も私生活にも影響してしまいます。
心身の健康のために悩みを溜め込まない方法は「同期に打ち明ける」ことも一つになります。
会社内の情報収集ができる
会社内の情報に興味がない人はあまりメリットに感じないかもしれません。
仲の良い同期がいることで、会社内の情報(異動、イベントなど)を知ることができ、話題作りになります。
話題を持っていると、上司や先輩などの同僚とコミュニケーションがとることができ、働きやすさに繋がります。
上司や先輩と二人っきりになった時に気まずくならないように
1つの人脈になる
「同期と現金な関係でいたくない」
「利用するみたいで嫌だ」
と思う人もいるかも知れません。そのような心配があればこのメリットは無視して良いです。
例えば、もし転職し、別業界・業種へ就いたとして、それまでの同期は他業種の人脈になります。ただし、ここで注意したいのは「会社のことは部外には漏らせない」ため企業情報などを知るための人脈ではないということ。
あくまでも他業種間で人材を紹介し合ったり、仕事の協力関係を得たり、第三者からアドバイスをもらったりと、より良い仕事をするための人脈になるということです。
人によってはストレスを発散することができる
同期とフィーリングが合い、仲良くなれたのち、同期と遊ぶことで日々のストレス発散をすることができます。
私もゲーム好きの同期と仲良くなり、休みの日は一緒にオンラインゲームをしてストレスを発散しあったことがあります。
友人として付き合うことができれば、お互いが好きな趣味を一緒に行うことでストレス発散に繋がります。
もちろん、一人で発散できる人は無理して仲良くならなくても大丈夫です。
お互いの好きなことを一緒にやると距離が縮まるニャ
モチベーションが上がる
同期と気持ちを鼓舞し合うことで、仕事に対するモチベーションが上がります。
仲良くなった同期とは一緒に夢を追うのでも良いですし、仕事の成績を良くするのでも、なんとか仕事を乗り越えるのでも良いです。
仲の良い同期と一緒の目標に向かうことでモチベーションの向上が期待できます。
人として深みが出る
会社には色々な価値観を持っている人がいます。それは同期も同じです。
同期にも穏やかで優しい人、情熱的でフレキシブルな人など色々な性質・価値観を持った人がいます。
その中で様々な性質・価値観を持った同期と仲良くなることで自分の中に新たな価値観や「こういう人もいるんだ」といったものがストックされていき人として深みがでます。
・「この人は優しい口調で話したほうが良い」
・「この人はフランクに話したほうが良いな」
といった人への対応力が上がり、人から受けるストレスを流す能力の向上にも繋がります。
同期と仲良くなるデメリット
同期と仲良くなるメリットをお伝えしてきましたが、デメリットもあります。
同期と仲良くなることでのデメリットは3つ。
1.対人関係のストレスになる可能性がある
2.情報漏れをしてしまうかもしれない
3.自分と同期を比較し心の疲弊に繋がるかもしれない
解説していきます。
対人関係のストレスになる可能性がある
同期の中では、最初は仲良くしていたのに次第に関係性が薄れていってしまうことがあります。
そんな時に
・「どうやって話せば良いんだろう」
・「頼みたい仕事があるんだけど、どんなテンションで話せばよいだろう」
と相手の気持やテンションを図ろうと気を配らないといけなくなってしまいます。
同期と接する時にこのようなストレスを感じながらだと、心身に負担をかけてしまい、気分が落ち込むなど良くない方向に向かってしまうおそれがあります。
ここから、同期とは手広くみんなと仲良くするのではなく、本当に自分と合う人と仲良くすることが長期的な関係性を築いていくうえで大切だと分かります。
情報漏れをしてしまうかもしれない
会社は情報が回るのが早いです。
情報の出どころは色々ありますが、同期に話してから話しが広まったということもあります。
プライベートなことはあまり会社に知られたくないという思いがある場合、たとえ同期でも情報漏れのおそれがあります。
情報漏れがこわいのであれば、同期には「絶対に言わないでほしい」ことを伝えたほうが良いでしょう。
比較し心の疲弊に繋がるかもしれない
同期と仲良くするメリットで「モチベーションが上がる」というふうにお伝えしましたが、モチベーションが上がる反面、”同期と自分を比較してしまう”ということが起こりかねません。
比較してしまうことで、落ち込んだり、嫉妬や妬んだりと負の感情に苛まれてしまい、やる気も失ってしまいます。
あくまでも比較するとしたら過去の自分自身と今の自分を比較してできている部分に目を向けることがモチベーションを保つ秘訣です。
同期に助けられたこと
私自身、実際に同期に助けられたことが何度もあります。
すでに転職して前の会社との同期とは頻繁に会うことはなくなりましたが、たまに連絡をとったり付き合いは続いています。
自分が実際に同期と仲良くなった経験から「同期と仲良くなって受けた恩恵」を紹介していきます。
遠方配属になった時に応援してくれた
自分一人だけ遠方に配属になった際に同期から心配するLINEやご飯行こうと言ってくれる人がいました。
お陰で周囲に知り合いが全くいない遠方の配属でも頑張って仕事に取り組むことができたのです。
また、仕事中も電話で連絡をとりあって、仕事へのモチベーションを維持していました。
転職を応援してくれた
転職を考えている時に「転職しようかと思うわ」と同期に伝えたところ、応援の言葉をもらい、やる気と勇気が湧いたのを覚えています。
私は物理的にも同期に助けてもらったことを覚えていますが、精神面で支えになっていたということを今振り返ると思います。
社会人生活を乗り越えるために
ここまで「同期と仲良くすることで生じること」について解説してきましたが、社会人生活を乗り越えるためには「同期と仲良くする」という方法1つだけではありません。
同じ志や考え方を持っている人と友人になることで、精神的に安定する場合もあります。
同じ志や考え方をもつ友人というのは同い年でなくても年上でも年下でも存在します。
フィーリングが合う人を見つけるためには積極的に話す必要はありませんが、自分のことを周囲に開示したり、適度なコミュニケーションが必要になります。
一人で考え込んでしまい、心身的に辛くなる傾向にある。という人は会社の中で同じ考えの人と接点を持つということも”自分の人生を歩む”ということの助けとなることを念頭に置いてみてください。
まとめ
今回は「同期と仲良くしたほうが良いのか?」ということについて解説していきました。
まとめると
・大事なのは”自分の人生”を心身を壊さずに歩むこと
・同期は仲良くなったほうが社会人生活で心身ともに助けとなり”自分の人生”を歩みやすくなる
・”自分の人生”を歩みやすくするのは「同期と仲良くする」ことだけではない。
・大事な部分をおさえておけば、必ずしも同期と仲良くなる必要はない
です。
社会には様々な人がいることから壁となる出来事がたくさんあります。
その中でも心身を壊さずに”自分の人生”を歩めるよう筆者は応援します。
そんな筆者を知りたい人は「たくしんのラジオ」もチェックしてみてください。
以上
たくしんでした
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