社会人初めての晴れ舞台である”入社式”、どんなことをするのか不安になることがありますよね。
入社式ですることをあらかじめ分かっていれば心の準備ができ、安心して堂々とした姿で入社式に参加することができますよね。
ということで、今回は「入社式ですること」について実際に私の経験を交えて解説していきたいと思います。
私は一度、第二新卒で転職をしており、入社式は2回参加したことがあります。
なので、2社の比較ができるので少しでも参考になれば幸いです。
この記事でわかること
・入社式に何をするのかわかる
・集合時間の何分前に行けば良いかわかる
・入社式の実体験が知れる
・入社式で持っていったほうが安心なものがわかる
内向型人間
たくしん
takushin
詳しいプロフィール
インキャ、インドアという2つの”イン”を持つ者。
バリバリ金融営業➡北海道転勤➡第二新卒で転職➡関西居住➡地元に戻る。というムーブをかました5年目社会人。
今まで無事に生きられたのは周囲の”人”のおかげだと本気で思っているので、”人”に関係する悩みが多い社会人(特に新入社員や転職した人)に向けた、自分の経験から”人”に関係する悩みを解決する発信をしてます。
入社式ですること
さっそく入社式ですることについて解説していきたいと思います。
多くの企業が入社式で行うことは以下になると言えます。
入社式ですること基本
開式の言葉
入社式の開始の挨拶を社員代表者が行います。
人事部の人がやることが多いです。
内容としては、「これから入社式を始めます」といった簡単な内容になります。
お辞儀を周囲と同じ角度でやることで、周囲からはきれいにみえ、変に目立つことがありません。
新入社員の挨拶
大体が「新入社員代表」として新入社員の中から一人抜擢されスピーチを行います。
抜擢される時期については入社式数ヶ月前から人事の人から声がかかることが多いです。
スピーチの内容としては「入社できたことへの感謝の意」「決意表明」「今後の抱負」などが適切です。
企業によっては一人一人名前を呼ばれて、軽い自己紹介と今後の抱負などを話す場合もあるので、あらかじめ準備をしておくと気持ちに余裕が生まれます。
入社辞令の授与
入社辞令の証書がもらえます。
これは企業と労働契約を結んだ証であり、社会人初めての辞令です。
受け取るのは新入社員代表1名が代表で受け取る場合もありますし、一人一人呼ばれて、受け取る場合もあります。
授与を行うのは社長であるため、学生の頃に卒業証書などをもらったことを思い出し、同様の所作で受け取るときれいに受け取ることができます。
社長からの挨拶
社長からの挨拶として「企業の方針」「今後の展望」「企業理念」など社員としての指針や決まり事を社長の口から聴くことができます。
さらに、「新入社員へ期待すること」「新入社員に対しての感謝」といった新入社員に対しての激励の言葉も聴くことができます。
閉式の言葉
開式の言葉同様、簡単な内容になります。
閉式後はガイダンスや懇親会、記念撮影などといったやることがたくさんあります。
入社式後の案内も閉式の言葉の最後で行われる場合もあります。
記念撮影
入社式の記念撮影をします。
企業の中には入社式の集合写真を社外掲示板で掲載することがあります。
基本は社長や役員が真ん中に位置して周囲に集まると思います。
集合写真では遠慮しがちでなかなか立ち位置を決められないということがあります。
ここでササっと行動できると後の予定の時間がおさず早く帰宅することができるので、素早い行動が吉と言えるでしょう。
ガイダンス
ここで行われるのは
「就業規則の確認、読み合わせ」
「福利厚生の説明」
「福利厚生の登録」
「社員番号等の確認」
「社内PCログインの確認」
「社内の見学」
「公共交通機関の定期の申請」
「給与振込口座の申請」
「今後の研修の流れの案内」
「懇親会の説明」
など、企業によって様々ですが、事務登録や規律の確認といった社内的な案内が基本な内容になります。
説明をプリントしてくれる企業であれば良いですが、説明の用紙をもらえなかった場合はしっかりとメモを取ることが大切になります。
懇親会
懇親会は人事の方、役員の方、その他社員の方と初めて深く交流する場です。
飲食店の座席ごとに分かれて行う場合、立食パーティーのように行う場合など開催方法は様々ですが、交流することが目的なので軽い自己紹介や話題を考えておくと緊張せずに食事も楽しめて懇親会に望めます。
集合時間の何分前に行けば良いか
上記で説明した通り、入社式には行うことがある程度決まっており、流れも決まっています。
流れが決まっているということは、決まっている流れ通りに事が進まなければ行けないということです。
そのため、入社式の前は”リハーサル”や”会場設営”などの準備があると予想できます。
入社式の準備が遅れてしまうことは、入社式のスケジュールが押してしまったり、帰宅時間が遅くなってしまう原因にも繋がります。
会社によっては余裕をもった集合時間にはしている所もありますが、念の為なるべく早く会社に着いておくことが大事です。
さらに、当日もし電車などの公共交通機関を利用する場合は、遅延などの予期せぬトラブルに見舞われてしまうこともあります。
このことからも余裕をもって出発することが好ましいと言えるでしょう。
よって、集合時間の20分前には着くように家を出発すると安心です。
それでも遅刻が怖いという方は、集合時間の1時間前には会社の最寄りに到着しておいて、近場のカフェなどで待機している方法もあります。
自分に合った方で出発してみてください。
実際に入社式で何をしたか
実際に私が実際に経験した入社式を2社分紹介していきたいと思います。
2社に関しては全くの別業界なので、比較することができます。
つまり、これで同じないようであれば入社式で何をするのかという傾向がわかります。
1社目
①入場
②開式の言葉
③新入社員紹介
④先輩社員代表の挨拶
⑤入社辞令授与
⑥社長祝辞
➆記念撮影
⑧ガイダンス
⑨懇親会
学校の卒業式のように会場入口から一人ずつゆっくり登場しました。
座る時は全員で合わせて同時に座りました。
体育会系みたいだったな…
人事の人が「これから入社式を始めます」という簡単な言葉を言ってから始まりました。
一人ずつ呼ばれて返事をして立ち、お辞儀をするといった、なんとも体育会系のような紹介が行われました。
人事の人が体育会系上がりで入社式の前にお辞儀などの予行練習も行い、インキャの私には苦痛でした。
先輩社員(入社2年目の人)が1名代表して、新入社員への激励の言葉を贈るといった内容でした。
内容的には簡潔であったため、集中して聴くことができました。
新入社員一人目は、社長が入社辞令書の内容をフルで読み上げます。
その後は一人ずつ呼ばれて壇上に上がり、社長から名前を呼ばれ入社辞令書を渡されると言った流れでした。
社長からの歓迎の言葉と新入社員に期待すること、企業の価値観の話が祝辞の内容でした。
入社式のプログラムの中では一番濃い内容だったのを覚えています。
入社式も終盤なので眠らないように注意が必要でした。
入社式後に記念撮影を行いました。30名近く新入社員がいたため、わちゃわちゃしたことを覚えています。
記念撮影の写真はその後、社外のブログや就活サイトなどにも掲載されていたので、撮影前に身嗜みを整える大切さを感じました。
「社内規則・福利厚生」「社内案内」「今後の研修内容」「今後の懇親会の案内」が主な内容でした。
入社式後に行うため、ガイダンス前に小休憩があるので、懇親会までの準備をここで終えたいところです。
懇親会は立食形式で行われました。
1テーブル5〜6人のグループで分けられて、役員や人事、他社員がローテーションでテーブルを回ってくるといった形で懇親会が行われました。
話題は面接の時の後日談など、今後やっておいたほうが良いことと言った話題を持っていれば困りません。
ご飯は美味しいだろうけど緊張で味わうどころじゃないにゃ
2社目
①開式の言葉
②配属先の発表(配属先辞令書授与)
③社長祝辞
④記念撮影
⑤ガイダンス
1社目と同様、人事部の方が「これから入社式を始めます」と言う簡単な一言を言い、入社式が始まりました。
1社目の場合は研修後に配属先が発表されたのに対し、2社目の企業では入社式の段階で配属先辞令が出ました。
内容については、1社目と同様社長に呼ばれ、授与証をもらうような形でした。
内容は「新入社員の歓迎」「企業のこれから」「新入社員に期待すること」の3つでした。
内容の濃さも1社目と同様だったので、基本的にどこの企業も内容は変わらないのではないかと感じました。
1社目と同様、社長が真ん中で記念撮影をしました。
1社目ほど人が多くなかったのでスムーズに記念撮影を行うことができました。
ガイダンスの内容は「自己紹介」「交通定期申請」「今後の流れ」といったものでした。
大体2時間行い、終了したのは16時半ほどでした。ですので、入社式当日は早く帰宅することができました。
入社式に準備しておけば安心なもの
入社式でもう一つ不安なことは「何を持っていけば安心か」ということです。
入社式に準備しておけば安心であるものを簡単に解説していきたいと思います。
また、第二新卒で別の会社に入社し、その会社で入社式がある場合の準備しておけば安心なものを解説します。
入社式に準備しておけば安心なもの
◯印鑑
◯銀行印
◯口座番号がわかるもの(通帳・カード)
◯授与証を入れるファイルorクリアケース
◯筆記用具
◯メモ帳
◯免許証
◯マイナンバーカード
◯卒業証明書
◯成績証明書
◯年金手帳
◯ビジネスバッグ
第2新卒採用の場合
◯印鑑
◯銀行印
◯口座番号がわかるもの(通帳・カード)
◯授与証を入れるファイル
◯筆記具
◯メモ帳
◯免許証
◯マイナンバーカード
◯退職証明書
◯源泉徴収票
◯雇用保険被保険者証
◯年金手帳
入社式は何時間やるのか
入社式は一体何時間やるのか気になる方はいませんか?
私は当時、「何時に終わるかな?」と終わる時間が気になっていたほどです。
そんな気になる入社式の終了時間について解説しますと、入社式は会社にもよりますが、大体1時間〜1時間半ほどです。
入社式自体は終わるのが早いですが、その他の集合をしたり、準備をしたりという時間を含めると半日は経過します。
さらに、入社式後に懇親会がある場合は夜8時〜9時という遅い時間での解散になることが予想されます。
実体験
私の場合、1社目の入社式は半日で終わり、その後の懇親会があり、夜8時頃に終わりました。
中にはその後2次会に行ったりしている同期もいました。
2社目では懇親会はなく、ガイダンスが終了したらその日は終了で16時半には帰宅することができました。
入社式Q&A
まとめ
新社会人初めての晴れ舞台である”入社式”、社会人初めての行事だからこそ何をするか不安になり、当日緊張してしまい、予想打にしないことが起こってしまうということがあると思います。
そんな心配を今回の記事で払拭できれば幸いです。
今回の記事を簡単にまとめますと
◯入社式は型がある程度決まっている
→開式の言葉
→新入社員代表の言葉
→先輩社員の祝辞
→辞令授与
→社長の祝辞
→閉式の言葉
◯持ち物や簡単な自己紹介を準備しておけば気持ちに余裕が生まれる
◯懇親会があればほぼ1日かかる
他にも入社式を攻略する記事を書いています。そちらも参考にしてみてください。
以上
たくしんでした
コメントする