社会人になって、周囲から「趣味は何?」と聞かれる機会が増えます。
もし、”趣味”が共通していたら、そこから会話が広がり、親睦を深めることができるという意図があり、会社の同僚や取引先から聞かれることが増えるのです。
しかし、その時に「趣味って必要なの?」と趣味の必要性を考えてしまうことがあります。
私も新社会人の頃は趣味を聞かれてもなんて答えたら良いのか分かりませんでした。
今回は、趣味の「メリット・デメリット」を中心に解説し、趣味の必要性を判断するヒントとなるような記事をお届けします。
新社会人になり、趣味がなく困っているという人はぜひ、参考にしてみてください。
- 趣味のメリット・デメリット
- 社会人で趣味を作る際のポイント
- 趣味の例
内向型人間
たくしん
takushin
詳しいプロフィール
インキャ、インドアという2つの”イン”を持つ者。
バリバリ金融営業➡北海道転勤➡第二新卒で転職➡関西居住➡地元に戻る。というムーブをかました5年目社会人。
今まで無事に生きられたのは周囲の”人”のおかげだと本気で思っているので、”人”に関係する悩みが多い社会人(特に新入社員や転職した人)に向けた、自分の経験から”人”に関係する悩みを解決する発信をしてます。
社会人になって趣味は必要なのか?
社会人になると、「趣味は?(あるのか)」といった質問をされる機会が増えます。
理由としては、その人の人柄を知るためであったり、共通点を見つけて話題を作るため、良い人間関係を作るため、と考えられます。
その中で今までこれっといった趣味がない場合、「本当に趣味って必要なのかな?」と考えることはありませんか?
結論からお伝えすると、社会人になったら趣味は”あったほうが何かと良いことがある”といえます。
なぜ趣味は”あったほうが良い”といえるか、趣味のデメリット・メリットから詳しく解説していきたいと思います。
趣味を作ることのデメリット
趣味を作ることのデメリットをお伝えします。
デメリットやメリットを知ることで、「必要か必要ではないか」を判断することのヒントになります。
趣味の必要性を見極める時に参考になります。
趣味を作ることのデメリット
- お金がかかる
- 時間を要する
- ハマりすぎると仕事に影響する
お金がかかる
趣味によっては、お金がかかるものがあります。
社会人の最初の方だと自由に使えるお金は多くありません。
その限られたお金の中で趣味をやることは、他にお金を掛ける部分(家賃、光熱費等)などにも影響する可能性があります。
時間を要する
趣味に取り組むにはお金以外にかかるものがあります。
それは”時間”です。
趣味に取り組む時間を休日と限定して考えてみましょう。
社会人は基本休日が週2日であり、時間に換算すると48時間しかありません。
睡眠時間を8時間で計算すると、32時間です。
その残された時間に食事・入浴等、日々やることの時間を引くと、残る時間は少ないのが分かります。
趣味に時間を使うことで、その他のやりたいことができなくなるというマイナスな面があります。
ハマりすぎると仕事に影響する
趣味にハマりすぎると、仕事に悪影響を及ぼす可能性があります。
趣味にハマりすぎて、睡眠時間を削ってしまって寝不足になり仕事のパフォーマンスが落ちたり、仕事中でも趣味のことで頭がいっぱいになり、仕事に手がつかなかったりと、良くない影響が生じる可能性があります。
ハマり過ぎには注意をしなくてはいけません。
趣味を作ることのメリット
趣味を作ることで、様々なメリットがあります。
趣味のメリットを知ることで、趣味を見つけることに意欲的になることができ、自分にあった趣味を見つけるヒントになります。
「趣味がほしいな」と思っている人は参考にしてみてください。
趣味を作ることのメリット
- オンとオフを切り替えることができる
- 心身ともに休養することができる
- 日々のモチベーションに繋がる
- 自己成長に繋がる
- 充実感を感じられる
オンとオフを切り替えることができる
休日に趣味を楽しむことで、気持ちのオンとオフを切り替えることができます。
仕事で覚えることがあったり、何かミスをしてしまうと、家に帰っても常に頭の中でその事を考えてしまい、気持ちを休めることができません。
趣味を作ることは、仕事から趣味へと視点を変えることができ、仕事のモヤモヤを取り除いてくれる効果があると言えます。
心身ともに休養することができる
趣味によっては、心と身体を休めることができます。
趣味に取り組むことで、趣味に意識がいくため仕事への意識が薄まります。
そうすることで仕事関連の悩みに思い詰めることがなくなり、思い詰めることがなくなることで、俯瞰してみることができ気持ちが軽くなり、メンタルがリフレッシュします。
さらに、ヨガや散歩などの身体を休めることができる趣味であれば、デスクワークや営業による身体の疲れを癒やす効果もあります。
日々のモチベーションに繋がる
趣味は頑張る目的になります。趣味という自分の”楽しみ”、”没頭できるもの”を作ることで、「趣味のために頑張ろう」という頑張る理由を作ることができ、仕事が大変であっても”趣味”という頑張る理由がモチベーションに繋がるのです。
「週末、趣味に没頭するぞ」という気持ちを持つことで、仕事で忙しいときでも乗り越える力が湧いてきます。
自己成長に繋がる
趣味は楽しめるだけではなく、自己成長に繋がります。
例えば、”読書”は、様々な分野の知識、価値観や言語などを知ることができます。
読書で得たことは、日々の生活や仕事でも役に立つものです。
また、スポーツ系の趣味であれば、”人”に出会うことができます。
人に出会うことは、繋がりができる可能性があるだけでなく、人それぞれの考え方に触れる機会でもあります。
趣味を通して自己成長のヒントとなることを得ることができます。
自己成長が得られる”趣味”は別記事でも紹介していますので、参考にしてみてください。
充実感を感じられる
何か自分でその日やることを決めて、実行することは1日の充実感を得ることができます。
ここでいう”何か”にあてはまるのが”趣味”です。
自分で決めた趣味を行うことで、その日の終わりに充実感を得ることができます。
充実感を得ることは、「自分で決めたことをできた」という自己肯定感にも繋がり、日々の生活でも良い影響が出ると考えられます。
社会人で趣味を作る際のポイント
社会人で趣味を作る際におさえておくと良いポイントがあります。
このポイントをおさえておくことで、自分にあった趣味を見つけることができます。
社会人で趣味を作る際のポイント
- 自分のすきなこと・ものを洗い出してみる
- 興味のあることはまずやってみる
- 友達と同じ趣味をしてみる
- 予算を考える
自分の好きなこと・ものを洗い出してみる
自分の好きなこと・ものを洗い出してみることで、自分に合った趣味を見つけることができます。
例えば、運動が好きで、運動の中でも球技系が好きだけど、チームスポーツよりかは個人競技をやってみたい。
と好きなものを洗い出すことで、「自分が何に興味があるのか」というのが分かり、趣味を見つけやすくなります。
その中で、「自分はどういう事をしたら心身ともに休まるのか」と思考を巡らせるのも大切です。
趣味には”心身ともに休養できる”というメリットがあることから、自分の身体の健康を目的に置き、趣味をみつけるのも良いでしょう。
興味のあることはまずやってみる
興味がある物事に片っ端からチャレンジしてみると、新たな発見があります。
つまらなかった、すごく面白かった、もう少しやってみたい。
など、何かしらの発見をすることができ、その発見が趣味へと発展するキッカケになります。
興味があることは何でも大丈夫だよ
筆記具に興味があるのであれば、専門店に行ってみる。
料理に興味があるのであれば、レシピ本やネットなどを活用して料理に精を出してみる。
もしも、一人ではチャレンジしにくいというのであれば、友達などを誘ってやってみるのも良いでしょう。
友達と同じ趣味をしてみる
友達と同じ趣味をやってみて、その趣味にハマることができれば、趣味を”楽しく”、”継続”させることができます。
一人でやる趣味も良いですが、友達と同じ趣味であれば、会話が弾んだり、一緒に趣味をやりに出かけに行くこともできます。
友達とのコミュニケーションが深まり、さらに親密になれるというメリットがあります。
趣味づくりに困っているのであれば、身近な友達の趣味を聞いてみるのは良い方法と言えます。
予算を考える
社会人といえども、使えるお金は限られています。
家計に大きな影響がないように趣味を行わなければ、逆に日々の生活の質を落としてしまうことになります。
趣味を見つけて日々の生活を更に良くしていくというのに、それでは本末転倒ですよね。
自分のお財布事情と相談して趣味を見つけることが、日々の生活を更に良くしていく趣味を見つけるために大切な視点と言えます。
社会人の趣味例
社会人の趣味の例を紹介していきたいと思います。
趣味をどうしようかお悩みの方は参考にしてみてください。
ここでは、インドア派とアウトドア派の趣味を紹介していきます。
インドア派におすすめ趣味
筋トレ
筋トレは「身体が変化する」「自信がつく」という2つのメリットがあります。
また、奥が深いことが特徴であり、長くできる趣味といえます。
読書
読書は色々な知識などを得ることができます。
仕事での悩み、プライベートでの悩みを解決できるヒントを知ることができます。
アニメ、映画、ドラマ鑑賞
自分で楽しめるだけではなく、日常の話題にもなり、プライベートや仕事上でのコミュニケーションの円滑化も期待できます。
コーヒーに凝る
コーヒー1つとっても「どこ産なのか、苦みの具合は?酸味の具合は?」など、様々な点において考え抜くことができます。
自分の最高の一杯を見つけてみてはいかがでしょうか。
靴磨き
靴を手入れすることで靴がきれいになるだけではなく、気持ちがスッキリする感覚を得たり、取引先やお客様の信頼を得ることにも繋がります。
美術館めぐり
絵画からは感動を得ることができます。
日々の忙しさから感動がほしいと感じている人にはぴったりな趣味と言えます。
アウトドア派におすすめ趣味
ドライブ
ドライブは普段触れないような景色をみることができたり、徒歩ではいけないところまで行けたりと、メリットがあり、色々な景観や雰囲気も楽しめて良い気分転換になります。
ピクニック
晴れている日は、どこか自然豊かな場所に行き、ピクニックを楽しむことは、良い気分転換になります。
ピクニックで色々なところに行ってみるというのも楽しめるポイントといえるでしょう。
宅配バイト
自転車で宅配を行うことで、運動不足解消ができ、かつ、お金も稼げるという一石二鳥な過ごし方といえます。
ただし、属している会社が副業禁止だと会社からの許可が必要であったり、そもそも、就業規則違反となってしまう場合があるので注意が必要です。
スパルタンレースに参加する
スパルタンレースとは世界最大級の障害物レースです。
体力に自信があって、「競技に出場したい!」と思っている人は、是非参加していただきたいレースです。
モノ作り体験
ロクロや箸作り、藍染など、日本には様々なモノ作りがあります。
世界に1つだけのモノで身の回りを固めるという楽しみがあります。
また、モノ作りから得られる”感動”もモノ作り体験の素晴らしい部分です。
取引先からおすすめされた店に行ってみる
取引先からおすすめされた飲食店などに行ってみることで、取引先との話題作りにもなります。
それだけではなく、取引先から「教えたことはすぐやる人」と好感を抱いてもらえる可能性があり、取引先と良好な関係性を築くキッカケになるかもしれません。
筆者が社会人になってハマった趣味
私が実際に社会人になってハマった趣味を紹介したいと思います。
何の趣味をやればよいか分からないという方は参考にしてみてください。
筆者が社会人になってハマった趣味
- ダーツ
- 読書
- スイーツ巡り
ダーツ
私は「集中」「試行錯誤」「競技」が好きです。
その3つが当てはまったのが”ダーツ”でした。
ダーツは小さな的に手のひらサイズの矢を投げ入れるというスポーツです。
小さな的にいれるのは難易度が高く、高い集中力を要します。
どうやってコントロールして投げ入れるのかというのは、自分の感覚の精度を試行錯誤して高めなければいけません。
さらに、競技性も高く、定期的に大会が開催され、技術向上に精がでてとても面白い競技です。
読書
読書には、前項で説明した通り、学びがあります。
その学びのお陰で、色々な人に会えたり、感動をえることができました。
休日には、カフェや図書館、自室などの静かな場所で読書をすることで、ゆったりとした時間と充実感を得られます。
スイーツ巡り
スイーツ大好きな筆者は、特に「パンケーキ」や「ワッフル」が好きです。
中でも「イチゴ」を使ったスイーツが大好きです。
気になるお店を探して、実際に行ってみて、スイーツを堪能する。
心も味覚も大満足します。
スイーツが好きな人は、休日に気になるお店に足を運んでみるのはいかがでしょうか。
まとめ
今回は「新入社員は趣味を持つべきなのか?」という疑問を筆者の体験から解説していきました。
結論を再度お伝えしますと、「趣味はあったほうが便利」といえます。
趣味はあったほうが便利という理由としては
オンとオフを切り替えることができる
心身ともに休養することができる
日々のモチベーションに繋がる
自己成長に繋がる
充実感を感じられる
という理由をあげることができます。
趣味を作ることは「お金がかかる」「時間を要する」「ハマりすぎると仕事に支障が出る」などのデメリットもありますが、それ以上にメリットが多いといえます。
趣味を作ろうか悩んでいる新社会人の方に今回の記事が役に立てば幸いです。
また、転勤で周囲に知り合いがいない時の休日の過ごし方を「転勤で地方配属に!休みの日におすすめな過ごし方61選」で紹介しています。
こちらも参考にしてみてください。
以上
たくしんでした
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