学生から社会人になり、新しい出会い、新しい出来事と忙しい日々をおくる中で、ふっと不安になることはありませんか?
その漠然とした不安の1つに「仕事の上で同期に置いていかれないか」というものがあります。
同期は育ってきた環境が全く違うことから、自分にない視点であったり、得意なことがあり、思わず自分と比べてしまい、「自分は仕事についていけるのか?」と不安になってしまうことがあります。
そうした中で、この不安を払拭する方法があります。
その方法とは、休日を上手く活用することです。
今回は、私が過去、法人営業(BtoB)に勤めていた際に取引先の社長から教わった「将来大きな結果に繋がる休日の過ごし方」を紹介したいと思います。
- 結果に繋がる休日の過ごし方
- その過ごし方をしてどうなったのか
- 休日の過ごし方のポイント
内向型人間
たくしん
takushin
詳しいプロフィール
インキャ、インドアという2つの”イン”を持つ者。
バリバリ金融営業➡北海道転勤➡第二新卒で転職➡関西居住➡地元に戻る。というムーブをかました5年目社会人。
今まで無事に生きられたのは周囲の”人”のおかげだと本気で思っているので、”人”に関係する悩みが多い社会人(特に新入社員や転職した人)に向けた、自分の経験から”人”に関係する悩みを解決する発信をしてます。
誰に教わったか
今回紹介する「将来大きな結果に繋がる新入社員の休日の過ごし方」は、私が働いていた会社の取引先の社長から教わったことです。
社長に教わった休日の過ごし方は今でも大切にして、実践しています。
実際に社長から教わったことを地道に実践している感想としては、「やっていて良かったな」と強く感じています。
今現在、漠然と将来に不安を抱えている新入社員の方には、きっとヒントになるのではないかなと思い今回紹介していきたいと思いました。
将来大きな差が生まれる休日の過ごし方
私が教わった、将来大きな差が生まれる休日の過ごし方は「読書をする」「人に会う」「旅に出る」「自己投資をする」の4つです。1つずつ解説していきます。
読書をする
社長は読書の重要性を教えてくれました。
読書は「知識が得られる」「視野が広がる」「悩みを解決するヒントを得ることができる」「価値観がアップデートされる」「言語能力が上がる」と色々なメリットがあることを教わりました。
私が実際に読書を本気で始めてみて変わったなと実感したことが、”読書をしている人と親密になりやすくなった”ということです。
個人的な感想として、読書をしている人は自分の中に目標を持っていたり、向上心が強い人に多いというのを感じます。
そんな人たちと”読書”という共通点によって仲良くなりやすいのです。
自分の中に目標を持っている人、向上心が強い人には、エネルギーがあり、そのエネルギーを感じることで、モチベーションが上がり、仕事などへの意欲が高まりました。
”読書”の効果はすぐに現れるものではありませんが、何か変化があることは間違いありません。
将来大きな結果に繋がる休日の過ごし方の1つだといえます。
ただ、注意点として、社長が言っていましたが、”読む”だけでなく、実践することが大事とのことです。
人に会う
人に会うことの重要性は、この記事を書いていることからも実感します。
休日の過ごし方を教えていただいた社長に会うことができなければ、この記事を皆さんにお届けすることができなかったのですから。
”人に会う”ということは、「様々な人を知ること」ができます。
人には良い人もいれば悪い人もいます。
しかし、それは実際に会ってみないとわかりません。
様々な人を知ることで、「この人は自分に合わないな」「こういう人はこういう話し方をしたほうが良いな」「この人には同意できないな」と判断することができます。
あまり大きな声では言えませんが、”悪いことを考えている人”も実際に会わなければわかりません。
私も営業職で実際に会ってみないと分からないという感覚を知りました。
そして、人に会うということは、自分の人生を変えるような出会いもあります。
私も、社長にあって自分の人生が変わったなということを振り返ると感じます。
そんな人生の分岐点となるような”人に会う”という行動は、将来大きな結果に繋がる休日の過ごし方と言えるのではないでしょうか。
旅に出る
旅にでることも、「人に会う」同様に、新しい気づきや知識を得ることができます。
ニュースやネットなどで日本中、世界中をみることはできますが、やはり、実際にその場に行ってみないと気づかないことはたくさんあります。
旅には「こんな雰囲気なんだ」「こんな価値観なんだ」と今までにない感覚や考え方に気づかせてくれる力があります。
私も社会人になり、行ったことがない場所に行くことが増えました。
その経験で得たものは、決して間接的には感じることができないことばかりでした。
1日休みなどでは旅に出ることは難しいですが、連休に今まで行ったことがない地に行ってみると新しい気づきが得ることができるかもしれません。
その気付きはあなたの成長の糧になります。
自己投資をする
社長には何回も教えてもらったことです。
”自己投資をしなさい”と。
今まで紹介した「読書」「人に会う」「旅に出る」ということも自己投資です。
”投資”と聞いたら「お金がかかるのか…」と思ってしまうかもしれません。
”投資”という言葉を聞いて警戒したぞ
ですが、社長に教わったのは、「自分の時間を自己投資しなさい」ということでした。
何かを体験するのも自己投資、勉強をするのも自己投資、怒られることだって自己投資です。
自己投資が将来の大きな結果へとつながると、教えていただきました。
今もし、将来やってみたいことがある人は、その目標を実現するために、休日の時間を使ってみてはいかがでしょうか。
教わった休日の過ごし方を実践した結果
社長から教わった休日の過ごし方を実際にやってみました。その結果をお伝えし、休日の日の過ごし方の参考になれば幸いです。
教わった休日の過ごし方を実践した結果、「上司との話題が見つかった」「仕事の成績が向上した」「自分のやりたいことを見つけることができた」「土地の良さに気がついた」「仲の良い友人ができた」という5つのことに気が付きました。
上司との話題が見つかった
これは休日に”読書”をする習慣を取り入れた際に起こったことです。
上司と二人で営業周りに行くことになった際に、話題に困りました。
その時に、「休日は何をするのか」という話になり、”読書をする”ことを上司に打ち明けたところ、上司も読書が好きだと分かりました。
その後、お互いに読んでいる本の話題だったり、本を紹介し合ったりと、会話が弾んだのを覚えています。
お互いに共通する好きなことがあることで、良好な人間関係を築くことができましたし、読書から得た知識を上司から教えてもらい、さらに学びに繋がりました。
”読書”をしていると、このような新しい発見と、良好な人間関係を構築するキッカケになるんだなと感じたのです。
仕事の成績が向上した
これは、”自己投資”をした時の話です。
社長から「ちゃんとした身なりで営業しなさい」「オーダースーツを着てみると良い」とアドバイスをいただいたので、後日、初めてオーダースーツを購入しました。
オーダースーツを着用し始めてからというものの、第一印象が良くなったのか、初めて訪問した会社と新規契約に至る回数が激増し、営業成績が向上したのです。
今回は”お金”と少しの”時間”を投資した形でしたが、自己投資の大切さを知った経験でした。
ちなみに、私が初めて購入したオーダースーツはこちらです。
⬇
初回、55,000円とお手頃なのがポイントです。
自分のやりたいことを見つけることができた
”読書”や”人に会う”ことで、「自分のやりたいことを見つけること」ができました。
”読書”の中で偉人の伝記の本と出会い、その本の中に書いてある、偉人の人生を読むにつれて、「自分のやりたいことって何だろうか」と考える瞬間が増えました。
さらに、営業先の何人もの社長と会い、社長になった経緯をきくことで、その思いは更に強くなり、次第に「やりたいことを見つけよう」と言う意識になりました。
そして、読書や人との出会いを通して、自分がやりたいことを見つけることができたのです。
休日は自分自身と対話する良い時間といえます。
”読書”や”人に会うこと”は、自分自身と対話する際の重要なテーマを与えてくれます。
土地の良さに気がついた
様々な土地に足を運ぶことで、各地域の特徴を肌で感じることができました。
ニュースや動画などの間接的に触れることでは味わえない感覚を味わうことができたのです。
新しい土地を踏み歩くことは、発見と気づきを得ることができ、それぞれの土地の良さを感じるだけではなく、自分の中に人に話せるような血の通った知識、情報を得ることができると分かりました。
土地を旅して得た知識や情報は、会話する時の話題にもなります。
仲の良い友人ができた
”読書”を通じて、「他人に合わせる必要はない」ということを学びました。
人と無理に合わせて、本当の自分を出せずに接していると、「心を許せる友人関係」は作ることができません。
読書で学んだ”他人に合わせる必要はない”ということは、周りに合わせて取り繕い、周囲の空気に変な影響を与えないように接するのではなく、「自分をさらけだす」ことで本当の友人ができると改めて気づかせてくれました。
これにより、暗い感じに伝わるかなと思った「休日は読書をしている」ということも上司に打ち明けることができ、恐縮ではありますが、良好な関係を作れたと一方的に思っています。
私はたまたま「他人に合わせることはない」という学びを読書から得ました。
今なにかに悩んでいる人は休日に読書をしてみて、本から悩みの解決のヒントを見つけてみてはいかがでしょうか。
休日の過ごし方の重要性
休日を上手く過ごすことによって、様々な恩恵を受けることができます。
新入社員であれば、学生から急に社会人になり、一日8時間労働をし、新しいことをたくさん覚えなければいけないという忙しい日々を過ごす中で溜まった疲労を回復できます。
また、”学び”などの自己投資に時間を割くことができ、将来の収入やキャリアなどの不明瞭な不安を払拭することができます。
このように、休日は現状の自分自身のため、もしくは、未来の自分自身のために時間を割くことができ、それによって、自分に良い出来事が起こることに繋がります。
休日の過ごし方を考えてみることは、自分を管理するうえで重要だといえます。
その他の新卒の休日の過ごし方
その他に私自身が実際にやってみて良かった新卒の時の休日の過ごし方を紹介したいと思います。
仕事の勉強
仕事をする上でわからないこと、疑問に思ったことについて、休日の時間を使い振り返りや勉強をしていました。
仕事関連の勉強をすることで、取引先からの質問や、ちょっとした仕事上のアクシデントに適切に対処することができるようになり、仕事の不安やストレスから開放されました。
仕事にも自信がつき、取引先からの信頼を得ることにも繋がったのは、休日の時間を仕事の勉強にあてて良かったなと感じた1つです。
取引先の野球に参加する
取引先が草野球チームを運営しており、私は10年以上野球をやっていたことから、入部することになりました。
その野球チームのメンバーは様々な業界で仕事をして、他業種交流のような場だったのです。
他業種の人たちと交流することは、1つの業界しか知らない私にとって多くの価値観に触れる機会でもありました。
また、ありがたいことに、繋がりもでき、引っ越しなどの困った際に力になっていただけるということもありました。
休日に取引先の野球チームに参加することは私の人生の中で、大きな糧になっていることは間違いありません。
筋トレ
筋トレは体をつくる効果があるだけではありません。
筋トレは体の変化が目に見えてわかるということは、自分の頑張りが目に見えてわかるということと同義であり、自分が頑張って結果を出していることになり、自信がつくことに繋がります。
健康の維持だけではなく、日々の仕事の中でも自信を持って取り組み、成果につなげるという効果が期待できます。
ただ、筋トレは継続することが大切なので、継続しやすいように、できるだけ近場のジムに行くことをおすすめします。
最近では、ちょこっとついでにトレーニングができるジムも増えてきたので、うまく利用してみるのも良いかもしれません。
「継続することが難しい…」という人は、「継続しなければいけない」環境を作るという方法が効果的です。
行ったことのないお店に行ってみる
休日に、これまでの人生の中で行ったことのないお店に行くことを意識して行っていました。
「オーダースーツの店」「ご当地グルメ」「商業施設」など、これまで行ったことのない店に行くことで、新しい気づきや人に話せる情報を得ることができました。
自分で実際に現地へ足を運んでみることで、ネットや人づてに聞くことでは分からない空気感や仕組みなどが分かり、それが自分の知識に繋がり、人から興味を持ってもらえる要素になるのではないでしょうか。
例えば、休日を使って、同僚や取引先からおすすめされた店に行くことは、知識が溜まるキッカケになる一方で、同僚や取引先と次に会った時の話題にもなり、同僚や取引先に好感を抱いてもらえる要素になります。
休日の過ごし方として自分のためになる過ごし方です。
休日の過ごし方のポイント
休日の過ごし方のポイントを解説していきたいと思います。
休日の過ごし方として大切なのは、「寝すぎない」「予定を立ててみる」「午前中から予定を入れてみる」「興味を持ったらやってみる」「自分のペースで過ごす」の5つです。
1つずつ解説していきます。
寝すぎない
寝すぎてしまうと、その後の活動が制限されてしまいます。
起きるのが遅くなり、その後、やりたいことに取り組んでも時間が限られてしまうことで、不完全燃焼に陥ってしまい、折角の休日に物足りなさを感じてしまいます。
普段、出社する時間と同様に起きる必要はありませんが、なるべく午前中のうちに起きることで、その日の充実度が変わっていきます。
予定を立ててみる
休日の予定を前日などに立ててみることで、実行できる確率が上がります。
仕事でのTODOリストと同様に、休みの日に取り組みたいことに取り組みやすくなるのです。
やりたいこと、時間、移動手段などガチガチに予定を立てる必要はありません。
何となく、やりたいことを列挙するだけでも、自分が何をしたいのか可視化され明確になるので、実行に移しやすくなります。
午前中から予定を入れてみる
もし、「予定を考えたけど、寝すぎてできなかった…」とお悩みの人は、”午前中から予定を入れてみる”という対処法を試してみてはいかがでしょうか。
午前中から、必ずやらなければいけない予定をいれることで、予定に送れないように起きなくてはいけなくなり、必然的に起きている時間が増えます。
午前中の予定が終われば、以降は他の自分がやりたいことに時間を割くことができます。
強制的に起きる環境を作るのは寝すぎてしまうという悩みの解決に繋がります。
ただし、寝不足になってしまう可能性もあるので、前日は少し早めに寝ると良いです。
興味を持ったらやってみる
何事にも興味を持った時点で、取り組んでみると得るものがあります。
得るものとは「やらなきゃよかった」「やってよかった」などの良くない気付き、良い気付き両方経験することができます。
その気付きは今後の人生においても役に立つことがあります。
もしかすると、その興味で取り組んでみたことが自分の人生の分岐点になることもあります。
休日は、この興味のあることに取り組んでみるのも大切だといえます。
自分のペースで過ごす
ここまで、休日の過ごし方を紹介してきましたが、結局は”無理をしない”ことが大切です。
休日に前向きな気持ちで今回紹介した過ごし方に取り組むことは良いことですが、無理をして取り組むことではありません。
心身ともに疲労が溜まっているのであれば、自分のペースで”休む”ことが大切です。
無理せず、良い休日を過ごしてください。
まとめ
今回は「社長に教わった将来大きな差になる休日の過ごし方」を紹介してみました。
皆さんの悩みのヒントになれば幸いです。
今回の記事のまとめとしては
- 読書をする
- 人に会う
- 旅に出る
- 自己投資をする
- 休日の過ごし方で大きな結果に繋がる
です。
学生から社会人になって、将来への漠然とした不安を抱えている人が、休日を活用することで、その不安を少しでも解消できるという最高の結果に繋がることを祈っています。
以上
たくしんでした
コメントする