こんにちは、筆者です。
仕事やプライベートで、上司や先輩などといった「目上の人」と、ご飯や遊びに行った後に、目上の人から「今日は来てくれてありがとう」などといった、「お礼のメール」が当日の深夜にくることってありませんか?
そんなとき、時間も時間ですので、ついつい「こんな深夜に目上の人にメールを返信して良いものなのか?」と考えて、迷ってしまいます。
今回は、このように仕事やプライベート上で、目上の人から深夜に”お礼メール”がきた時に、どう対処したら良いのか?ということについて解説していきたいと思います。
目上の人に失礼に思われたくない方は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事からわかること
・深夜に目上の人からメールが来た時の適切な対処法
・目上の人に失礼に思われないお礼メールへの返信の仕方

文筆家
たくしん
takushin
プロフィール
- 野球歴13年 小学〜大学まで
- 主にキッチン、接客、フィットネスインストラクターのアルバイトを経験
- 吃音症歴20年
- オートローン会社(金融業界)に1年半在籍
- スーツ生地メーカーのオーダースーツ販売店に約4年在籍
- 百貨店販売員経験あり
- 読書を月10冊ほど
- 筋トレ歴約7年
- 文章を書く時に一番饒舌になるタイプの人間
深夜に目上の人からお礼のメールがきたら?

仕事やプライベートで、深夜に目上の人から、その日の”お礼メール”がきたら、どう対処すれば良いのか?という部分について触れていきたいと思うのですが、結論からお伝えすると、
「お礼がきた当日に、メールを即返信する」
ということが、適切だといえます。
それは、たとえ”深夜”であってもです。
「深夜なんだから上司も寝てるだろうし、返信した時のスマホの通知音をうるさく感じられないか心配だよ!」
そう思うかもしれませんが、これには、ちゃんとした理由があります。
次の項目では、「なぜ深夜にきたお礼メールに即返信をした方が良いのか?」という疑問について深掘りをしていきたいと思います。
メールがきたら即返信が良い理由

お礼メールが、目上の人とのイベントの当日深夜に、目上の人からきた場合、深夜であっても「即返信」が良い、ということを前項でお伝えしましたが、これにはちゃんと理由があります。
当日の深夜にきた、目上の人からのお礼メールに即返信した方が良い理由は以下の4つになります。
①返信を忘れない
②その日のテンションで文章を書ける
③お礼の鮮度が高い
④「明日返信しなきゃ」という頭の中に余計な気遣いを残さないで寝れる
一つずつ詳しくみていきたいと思います。
①返信を忘れない
上司や先輩などの目上の人からの、当日深夜のお礼メールを受け取ったら、「返信を忘れない」ということがとても大切になります。
深夜だからといって、目上の人に気を遣ったり、自分自身の気疲れや体の疲れで、お礼メール自体に返信することが億劫になっていたりすると、即日に返信することをやめてしまい、「翌日にしよう」としてしまいがちです。
ただ、これをやることで、「返信忘れ」を引き起こす可能性があるのです。
シンプルに返信を後回しにしてしまうことで起こる「忘れ」と、次の日に出勤時間ギリギリに起きてしまい、焦っている時に生じる「忘れ」の2つの「忘れてしまうリスク」が生じることになってしまいます。
しかし、返信をお礼メールがきた「即日」にすることで、この「忘れ」を防ぐことができ、翌日、目上の人と顔を合わせる時に気まずさなく会うことができます。
返信を”忘れる”ことによって生じる「やっちまった感」を感じるのは、とても辛いです。
次の日に目上の人と、後腐れなく顔を合わせるには、目上の人からメールがきた即日に返信することが大事なのです。
②その日のテンションで文章を書ける
お礼のメールを送ってきてくれた目上の人は、おそらく「この日の、この感謝の気持ちを忘れないうちにメールを送っておこう」というふうに思って、イベントがあったその日の、たとえ深夜のうちにもメールを送ろうという行為を決定した可能性があります。
確かに、これはとても理にかなっているんです。
その時の気持ちでしか書くことができない文章があるからであり、その気持ちをもって書いた文章には、ちゃんと気持ちが伝わるという力があります。
これは返信する方も同様で、お礼のメールを貰った時に感じる気持ちというのは、寝てしまうと失ってしまうことが多いです。
失ってしまう前に、お礼メールを目上の人から貰った時点で返信を書くことで、その時に、その日に感じた気持ちを、テンションが高いまま文章に残すことができ、目上の人にも失礼のない、むしろ、想いのこもったメールを送ることができ、良い印象を与えることにも繋がります。
お礼のメールを目上の人から貰った時点で感じたこと、その日のイベントで感じたことなどを書けば、気持ちが伝わる良い返信メールを書くことができます。
③お礼の鮮度が高い
目上の人からお礼のメールがきた時に、たとえ深夜であっても返信を即日返すことで、「お礼メールに対するお礼」の鮮度を高く相手に伝えることができます。
「お礼の鮮度」というのは、例えば、お礼のメールを貰った時に、忙しいこともありメールが来た時点で3日後に返信をすると、相手は「ん?なんのことだっけ?」と一瞬戸惑ってしまう可能性があります。この違和感を感じてしまう原因がお礼の鮮度が低いからというわけです。
もちろん、常時対面する目上の人であれば、メールができなかったら対面でお礼を言えば良いということになるのですが、これが、常時対面しない目上の人であれば、上記のようなことが起きやすいといえます。
さらに、時間が経ってお礼メールに対する、お礼の返信を返したところで、目上の人が書いた、その日に感じた「ありがとう」というあなたへの気持ちを込めたメールと比べると、「ありがとう」という気持ちの熱量が収まってしまっている可能性が高く、目上の人の心に響きにくい、お礼返信となってしまうのです。
つまりは、目上の人の好意と同等の返信をすることができない。ということです。
これを「お礼の鮮度」と表現しました。
「お礼の鮮度」を高いまま、上司や先輩といった目上の人に伝えることが、お礼メールを送ってくれたという行為への礼儀となるのです。
④「明日返信しなきゃ」という頭の中に余計な気遣いを残さないで寝れる
上司や先輩といった目上の人とイベントを過ごした後の、当日深夜に目上の人からお礼メールがきた時に、「これ、返信した方が良いのかな?」という疑問の他に、「どうやって返信すれば相手に失礼なく、良い印象を与えられるかな?」と感じてしまいます。
これが目上の人への「気遣い」となり、睡眠を阻害してしまう、頭の中の突っかかりになってしまうのです。
睡眠というのは心身を回復させる大事な行為ですので、頭の中に余計な悩み事を置かないで臨みたいものです。
目上の人からの、当日深夜にきたお礼メールに対して、即返信することで、頭の中の悶々とした事柄を取り除いて、気持ちよく眠りにつくことができるのです。
気持ちよく眠るためにも、深夜にお礼メールがきても、即返信することが良いのではないでしょうか?
深夜にきたお礼メールに即返信しなくても大丈夫

ここまで、目上の人から当日の深夜にきたお礼メールに対しては「即返信」することが良いといってきましたが、実際は、深夜にきたお礼メールに即返信しなくても大丈夫です。
これは次のことが考えられるからです。
・すでに目上の人は寝てしまった可能性が高い
・翌日でも忘れなければ、誠実さは失われない
・目上の人からきたお礼メールの中に「返信不要」が入っているかもしれないから
これらの可能性があるので、一概に「即返信」が正しいわけではないということです。
ですので、ここまでいって大変申し訳ないんですが、臨機応変に「即返信」か「翌日返信」かを判断することが良いということです。
ただ、「即返信」するのであれば、前項でお伝えしたメリットと合わせて、後で紹介する、「目上の人からのお礼メールがきた時の返信に入れると良い文言」をおさえておくと、相手に良好な印象を与えることができると考えられるので、ぜひ参考にしてみてください。
翌日返信するなら出勤する前の時間

そして、もし、目上の人からのお礼メールに対する返信を「翌日」に行おうとしているのであれば、翌日の「出勤する前の時間」にメールをすると良いでしょう。
その時間であれば、相手が常時顔を合わせる目上の人だった場合、昨日からまだ、その人と顔を合わせていない状態ですので、お礼メールに対する返信を違和感なく相手に伝えることができます。
ただし、常時顔を合わせる相手であれば、翌日の出勤する前の時間であっても、スマホをみていない可能性が多いにあるので、出勤したら対面でもお礼メールに対するお礼と、忘れずに昨夜のイベントのお礼も伝えると、相手に誠実さが伝わり、良い印象を抱かせることができるでしょう。
常時顔を合わせる人でなくても、出来るだけ早い返信を心掛けることが、「お礼の鮮度」を損なわずに、相手に気持ちを伝えることができるポイントです。
目上の人からのお礼メールがきた時の返信に入れると良い文言

もし、目上の人からのお礼メールがきた時に、そのメールへ返信する際に、入れといた方が、相手に良い印象を与えることができると考える文言を紹介します。
それがこちらの3つの文言です。
・「こちらこそ、ありがとうございました」
・「ぜひまた、ご都合が合えば、ご飯ご一緒させていただければ嬉しいです」
・「こちらからのご連絡が遅くなってしまい、誠に申し訳ございません」
「こちらこそ、ありがとうございました」
上司や先輩などの目上の人とイベントを一緒にした時は、なるべく自分からお礼のメールを送った方が、相手に誠実さを与えることができるので、良いのですが、もし、目上の人からお礼のメールを貰った時、「本来は自分からお礼メールを送るべきなのに、すみません」という気持ちを込めて、「こちらこそ、ありがとうございました」という文言で、お礼を返すと良いです。
あとは、「本来こちらから、ご連絡すべきでした、申し訳ございません」という文言も含めれば、なお誠実さを込めることができ、相手に良好な印象を与えることができると考えます。
「ぜひまた、ご都合が合えば、ご飯ご一緒させていただければ嬉しいです」
この文言を入れることで、「目上の人とのご飯楽しかったです。」という愛嬌を相手に与えることができます。
愛嬌がある人からは、良い印象を感じることが多いです。
良い印象を与えることができれば、その後の関係にも良い影響を与えることができます。
この文言を使う時には、必ず、心からそう感じているという状態を作って、文言にしてみてください。そうすれば、狡猾さや卑しさなどの下心を感じられずに、相手に受け取ってもらうことができます。
「こちらからのご連絡が遅くなってしまい、誠に申し訳ございません」
これは、一番最初にお伝えした「こちらこそ、ありがとうございました」という文言の背景にある気持ちを言語化したものです。
こちらからのお礼の連絡をすることを失念してしまったということを素直に伝える文言になります。
もし、目上の人が「なんでお礼のメールしないんだろう?」という違和感を思っていた時に、このように文言にして素直に謝ることで、違和感の払拭と、良い印象を与えることに繋がります。
まとめ
今回は、上司や先輩などの目上の人から、当日深夜にお礼メールがきた時の対処法をお伝えしました。
まとめると
・「即返信」をした方がメリットは多いけど、「翌日返信」でも問題ない
・「翌日返信」をするなら、なるべく早く連絡する、対面でも忘れずに
・返信の文面に気をつけてみる
主に仕事での目上の人との良好な関係性を作るために役立ててみてください。
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