筆者だ。
社会人1年目で、夏のボーナスが出なかったという人でも、会社によってではありますが、冬ボーナスは貰える!という方は多いはず。
勤務日数と評価日数が夏ボーナス時よりも多く、貰える金額も冬ボーナスの方が多い傾向にあります。
ただ、社会人になって初めてのしっかりとしたボーナス。これをどう使ったら良いのか、いざ貰うとなると迷いますよね。
今回は、筆者が実際に社会人1年目の冬のボーナスで購入して良かったもの・買えば良かったと後から思ったものを紹介し、冬ボーナスの使い道の例をお伝えしたいと思います。
初めての冬ボーナス、ぜひ有意義に使ってみてはいかがでしょうか。

文筆家
たくしん
takushin
プロフィール
- 野球歴13年 小学〜大学まで
- 主にキッチン、接客、フィットネスインストラクターのアルバイトを経験
- 吃音症歴20年
- オートローン会社に1年半在籍
- スーツ生地メーカーのオーダースーツ販売店に約4年在籍
- 読書を月10冊ほど
- 筋トレ歴約7年
- 文章を書く時に一番饒舌になるタイプの人間
筆者の社会人1年目の冬ボーナスはどれくらい貰えたか?
まず、筆者の実際の社会人1年目の冬ボーナスはどれくらいだったのかをお伝えします。
ただ、実際の金額を伝えるのは会社にとっても世の中的にもあまり適切ではないんじゃないかと思うので、大体の金額にしますね。
筆者がもらった社会人1年目の冬ボーナスは「アメフトのオフェンスタックルの背番号」くらいです。
筆者アメフトが好きなので例えさせてもらいました。
検索してみてください。
ちなみに、厚生労働省が発表している業界別のボーナス支給率をみると、大体月給料の2倍の金額が多いです。
筆者は初冬ボーナスを転職により2回経験しており、体感で冬ボーナスの金額を考えると、約30〜50万円ほどになるんじゃないかなと思います。
今回紹介するものは、筆者が実際に初冬ボーナスで買ったものを紹介しますので金額はあくまでも目安にしてください。
参考元:厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/jittai/09/kekka06.html
社会人1年目の冬ボーナスで買ってよかったもの
それでは、実際に筆者が社会人1年目の冬ボーナスで買ったものを紹介します。
参考にしてみてください。
・オーダースーツ
・ビジネスバッグ
・PS4
・デスク
・ハンモック
・長く使える革財布
・本
・家族の好きなもの
オーダースーツ

会社人にとってスーツは戦闘服。
筆者は毎日スーツを着る仕事だったので、実用性もあり購入しました。
別記事でも書いてありますが、オーダースーツを買ったおかげで、営業成績が向上したことからスーツにハマってしまい、冬ボーナスでも買ってしまいました。
やはり、体に合っているスーツは見た目も良いですし、着心地も良いので仕事の質が格段に上がります。
「身だしなみ」に興味を持つキッカケにもなり、社会人になって初期の段階で「身だしなみ」について勉強できて良かったと思います。
この経験のおかげで、その後、転職、様々なフォーマルな場などなど、色々な経験に繋がりました。
筆者が選ぶオーダースーツ店は別記事で紹介していますので、そちらも参考にしてみてください。

ビジネスバッグ

ビジネスバッグは特におすすめしたいものの一つです。
筆者は社会人1年目の頃、外回りの営業をしていました。
営業の際の商談時に、「自立しないバッグ」だと、どうしても書類を出す手際が悪くなったり、見栄えが悪くなったりしていました。
おそらく営業をしている人ならわかってもらえると思いますが、商談の時自分の”タイミング”や”ペース”が大事になってくるんです。
例えば、「書類を出すタイミング」だったり「書類をしまうタイミング」「会話を止めないで自然に書類を出す」とかですね。
「自立しないバッグ」だと、書類を出すのに手こずったりして、この”タイミング”と”会話のペース”が崩れてしまうんです。
人によってはこれを「準備できてないな」と捉えかねない。
こうなることを防ぐために「自立するバッグ」は超重要なんです。
筆者が実際に購入したのは「ダレスバッグ」というものです。
・自立する
・見た目がかっこいい
・堅牢
という良さを兼ね備えているバッグです。

PS4

筆者はもともと生粋のゲーマーです。
社会人1年目の頃は北海道配属になり、初めての一人暮らしをしていたため、ゲームも何もありませんでした。
新天地しかも、一人、右も左も分からない社会人1年目兼営業1年目ですからそれなりにストレスも溜まっていたんです。
さすがにこの溜め込んでいるストレスを発散しないとまずいなと思い購入。
毎日の楽しみになりました。
今だとPS5ですね。
ちなみに筆者はゲオで中古で買いました。
デスク

社会人1年目は右も左も分からないまま仕事をしていたので、取引先に間違った情報を流してしまったり、作業業務を忘れてしまったり、仕事の中でできることを把握していないことで機会損失したりと様々な失敗をしていました。
さすがにこれではまずいなと思い、褒められたことではないと思いますが、家でも勉強することになったのです。
ただ、勉強をする場所がないとなかなか手がつかないのが筆者の性分だったので、勉強する場所を作るという目的で作業用の”デスク”を買いました。
おかげさまで、勉強する環境が整い、仕事の勉強のみならず読書などもできたのでとても良い買い物だったなと思います。

ハンモック

当時筆者が観ていて超ハマっていた「この恋あたためますか」というドラマ内で中村倫也さんが使っていた”ハンモック”を目にしたとき、心底欲しいと思い購入しました。
ハンモックの良さはなんといっても「最高のリラックスをもたらしてくれる」というもの。
布団やベットにはない体を包み込む感じ、何度寝落ちしてしまったことか。
日頃の心身疲労を回復してくれていました。
ちなみに、ハンモックはドラマ内の同じハンモックを買いました。

長く使える革財布

自己管理次第で長い間使うことができる革財布も買いました。
社会人になり、周囲の結婚式などのフォーマルな場が増えていくため、どんなシチュエーションでも使える「長財布」が欲しいなとずっと考えていました。
「長財布」だと持ち歩きの面ではコンパクトな財布よりもやや大変ですが、
・お札が曲がらない
・収納の数が多い
・スーツとの相性が良い
という面をみて選びました。
筆者が購入したものは1934年にロンドンで創業した英国ブランドの「エッティンガー」の長財布。
内側が黄色のデザインという二面性をもっているところに惹かれました。
本

”自己投資”という名目で多くの本を購入しました。
社会人初期に多くの本を読む習慣を身につけたことで、もっている知識のアップデートをすることができ、仕事の取り組み方、仕事の考え方、取引先、目上の人との話題作りと様々な面で役に立ちました。
筆者は読書をする習慣を取り入れていたことで、会社の「新規事業コンテスト」で全社中3位という賞をいただいたことがあります。
気になる本をこの際買って読んでみても良いですね。

家族の好きなもの

社会人1年目の冬ボーナスでは、家族に「かに」と「ずっと食べたいと言っていたもの」を買って送りました。
日々の感謝の気持ちを冬ボーナスという金銭的な余裕で買って”物”にして贈るのも使い方として有意義だと考えます。
何よりも、自分で稼いだお金で周囲の人を幸せにする喜びはどんな高価なものを自分に買うことよりも嬉しいことです。
社会人1年目の冬ボーナスで買えばよかったもの
筆者が今思えば、社会人1年目に買っておけば良かったなと思うものがあります。
それも紹介して、初冬ボーナスの後悔のない使い道の参考にしていただければ幸いです。
・高級筆記具
・長く使える革財布
・寝具
・QOLを上げる家電
・ビジネスシューズ
・コート
・ダウン
・マフラー
高級筆記具

高級筆記具は就いている職種にもよりますが、あると大変便利なものです。
高級筆記具は「書きやすい」という面だけでなく
・相手の信頼を得ることができる
・共通話題になる
・自分のモチベーションが上がる
という多くのメリットがあります。
初冬ボーナスで買っといた方が良かったなぁと思った理由は「共通話題になる」というメリットでした。
営業回りをしていた頃に、筆記具にこだわっている取引先があったのですが、この時買っていればもっと早くに良好な関係性を作ることができ、仕事の結果も変わってきていたのではないかなと思います。
高級筆記具をどれにしたら良いか迷っていたら以下の記事も参考にしてみてください。

寝具

野球の神様的存在の大谷翔平選手がこだわっているのは”寝具”です。
やはり、最高のパフォーマンスをするには”睡眠”が大切。
筆者は睡眠の大切さを社会人3年目くらいの頃実感して、オーダー枕を買ったり、良いマットレスを使うようにしました。
もっと早く寝具にお金をかけていれば…。なんて今更思っています。
参考元:産経新聞 https://www.sankei.com/article/20230331-GFLZD3LFEZFOPNZX5RJM7AC2IE/

QOLを上げる家電

現代ではできること、やりたいことの選択肢が増えています。
ただ、やりたいこと全部に時間をかけるには、あまりにも足らなすぎます。
仕事、家事、風呂、食事などなど。
ですが、これらにかかる時間を短縮することができる方法はあります。
それが「QOLを上げる家電」を買うことです。
生活上やらないといけないことにかける時間を短縮することで、娯楽や自己投資への時間が増え、将来大きなリターンが来る可能性も増えます。
・食器洗い機
・ドラム式洗濯機
・自動掃除機
など、自分のボーナスと相談して購入すると良いでしょう。



ビジネスシューズ

仕事に使う革靴は1足では消耗が早くなったり、型崩れしやすくなったりと何かと不便であり、結果、多くのお金がかかってしまうこともあります。
理想は一日1足ごとに履く靴を変えることで、見栄えも良くなり、長期的に履くことができます。
ですが、ビジネスシューズはそう易々と買えるほど安価ではありません。
そして、少なくとも3足揃えた方が靴の健康を保つに良いでしょう。
この際ビジネスシューズを揃えてしまうというのも後々考えると費用を安く済ませることができます。
コート

筆者は社会人1年目のころ、北海道という極寒の地にいたので、寒さ対策というのは必須でした。
これは北海道に限らず、冬になったらどこへ行っても寒さ対策は必要だと思います。
これを機に温かいコートを買えば良かったなと今更後悔しています。
コートはスーツとの相性がすごく良く、通勤退勤の際にマッチしたアイテムです。
そして、「温かいコート」というのは「カシミア」や「ウール」の天然繊維でできたものです。
「カシミア」や「ウール」は保温性が良いため、寒さから身を守ってくれます。
ただ、高価であることが難点。ここで冬のボーナスを使えば、防寒になり、体調不良から身を守れます。
ダウン

「コートは似合わないからちょっとなぁ……。」という方には”ダウン”が良いでしょう。
防寒力も高く、コートのように足元位の長さではないので、機能性も抜群。
当時、上司からおすすめされたダウンが「カナダグース」と「モンクレール」。
とても温かいらしいです。
ただ、お値段がお高め。
・防寒
・デザイン性
を見れば満足できるものとなっているので、予算と相談して購入検討することをおすすめします。

マフラー

3連続防寒用具ですが、それほど大切です。体が資本ですからね。
筆者個人的に、マフラーも「カシミア」素材のものをおすすめします。
やはり、ウールとカシミアでは暖かさが違います。
真冬は特にわかりますが、カシミアマフラーは体温を逃がさないので首がずっと温かいです。
また、「首を冷やすと風邪をひきやすくなる」という専門家の記事をみました。それくらい首を温めることは大事だと思うので、マフラーにボーナスを使うのは、健康を守れると言った面で良い使い道なのではないかなと考えます。
筆者は社会人4年目で初めてカシミアのマフラーを使いましたが、驚くほど暖かかったので、もっと早く買っておくべきだったと後悔しました。
参考元:ひめの胃腸内科クリニック https://himeno-icho-clinic.com/blog/clinic/2625

貯金もあり
ここまで、初冬のボーナスを”物”に変えることについて紹介していましたが、筆者個人的に、「貯金」をするのも良い使い道だと考えます。
社会人になることは「会社に入って働く」ことだけではありません。
・一人暮らし
・デート
・結婚
・トラブル
・体調不良
などなど、様々なライフイベントがあります。
「若い時には経験にお金を使うべきだ!」なんていうことも言われますが、それを鵜呑みにしてボーナスを全部経験に変えてしまうと、突然のライフイベントに対応することができなくなってしまいます。
そうならないようにある程度は貯金をしといた方が”心の安定”にも繋がるので良い使い方なんじゃないかと思います。
「貯金」という使い道もぜひ検討してみてください。
気をつけた方が良いボーナスの使い方
「冬にちゃんとしたボーナスがでた!」と有頂天になっているところすみませんが、気をつけた方が良いボーナスの使い方があります!
以下の2つに気をつけなければ、あっという間にボーナスが溶けてしまいます。
①未栄なく使う
②クレジットで支払う
①見境なく使う
ボーナスの金額は正確に把握しておいた方が良いです。
「大体このくらい入ったから、これくらい使っても大丈夫だろ」
なんて考えていると、予想以上にボーナスを使ってしまったなんてことに。
「ボーナス入ったから外食しても大丈夫でしょ」
と見境なくボーナスを使うことはボーナスをすぐに溶かしてしまう恐れのある考えです。
気をつけてください。
②クレジットで支払う
クレジットカードの利用歴は専用のアプリやウェブサイトでなければわかりません。
そして、履歴を見るには一手間かかってしまい、頻繁に履歴を見ることは多くないですよね。
クレジットカードを使って支払いをしていると、どのくらいお金を持っていてどのくらい使ったのかが分かりにくく、予想以上に使ってしまう恐れがあります。
「ボーナスが出る」
といって、クレカ支払いを乱用しないようにしてください。
無駄遣いの防ぎ方
以上のような無駄遣いを防ぐために3つ方法があります。
・心の底から「欲しい物」か見極める
・今後の予定を一度整理する
・使う金額を決めておく
心の底から「欲しい物」か見極める
ボーナスで買おうとしているものが「自分の心の底から欲しい物であるか」を見極める必要があります。
・それを買った自分はどうなるのか
・自分にとってどういう面で必要なものなのか
・他者との比較で物を欲していないか
という視点をもつことで、自分の心の底から欲しい物であるかということがわかります。
心の底から欲しい物であれば、何にしろ有意義な使い道となることは間違いありません。
今後の予定を一度整理する
これは、ライフイベントによる突然の出費を考えてボーナスを使うということです。
今後、旅行などイベントがある場合、ボーナスを使える額は決まってきます。
物を買う前に、一歩立ち止まって、「今後の予定」を確認すると、本当の予算が見えてきます。
使う金額を決めておく
あらかじめボーナスを使う割合を決めておくことも無駄遣いを防ぐ方法です。
欲しいものに5割、貯金2割、プレゼント2割、生活費1割というような比率を自分で決めて、ボーナスを上手く分配する方法もあります。
もちろん、この割合と分配先は自分で決めた方が良いです。
大事なのは「あらかじめ使う金額を決めること」。
使う金額が決まっていれば、予算以上の買い物をしようとしたときの歯止めになります。
新社会人1年目のボーナスを堪能しよう
今回は筆者が実際に社会人1年目に買った物を紹介しました。
ボーナスは日々の給与よりも多くもらえますが、その分、多くの税金を引かれ、使える額が減ってしまい、残っている金額は大事に使いたいもの。
今回の記事がみなさんの貴重な初めての冬のボーナスが有意義に使われることに役に立てば幸いです。
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