こんちは、筆者です。
会社で上司から”飲み”に誘われた時、嬉しさよりも不安な気持ちが先に湧いてくるのは筆者だけだろうか?
飲みの誘いでも、他に誰か参加するメンバーがいれば、まだしも、上司との”サシ飲み”だった場合、筆者のような心理に読者の皆さんもなりはしないだろうか?
最近、筆者も20代後半、もうすぐ30代になってしまうという人生を歩んでいるのだが、だんだんと気持ちも落ち着いてきて、上司のような当時の”年上の方”の気持ちが少しではあるが、わかってきた気がする。
その中で、会社で上司がサシ飲みを提案するのって、もしかしたらこういう気持ちだったんじゃないかな?ということも想像することができ始めたんだ。
特にまだ新社会人で会社に入社したての頃に上司からサシ飲みを提案された時、冒頭のような不安な気持ちにかられてしまうかもしれない。
今回は最近無駄に年を重ねてきた筆者の想像をもとに、サシ飲みを提案してくる上司の心理を考えてみたいと思う。
この記事でわかること
・上司がサシ飲みに誘ってくる時の心理
・上司からサシ飲みに誘われたらどうすれば良いか?
・もし上司とサシ飲みにいくなら気をつけたいこと

文筆家
たくしん
takushin
プロフィール
- 野球歴13年 小学〜大学まで
- 主にキッチン、接客、フィットネスインストラクターのアルバイトを経験
- 吃音症歴20年
- オートローン会社(金融業界)に1年半在籍
- スーツ生地メーカーのオーダースーツ販売店に約4年在籍
- 百貨店販売員経験あり
- 読書を月10冊ほど
- 筋トレ歴約7年
- 文章を書く時に一番饒舌になるタイプの人間
⬇︎目次内の文字をタップすれば飛べるよん
上司とのサシ飲みは気構えてしまう

会社で上司から”サシ飲み”をしよう、と言われると、特に嫌な感じもしないにも関わらず、なんとなく気構えてしまわないだろうか。
冒頭でもいったが、筆者が新社会人であって、上司から「今日飲みに行こうか、2人で。」と言われた時点で、「やべぇ、なんかあるんじゃないか…。」と気構えてしまう。
こういう時に、「上司がどう思ってサシ飲みに誘ってくれているのだろうか?」ということがなんとなくわかれば、変に気構えて、気構えてしまうことによる心労を防げるんじゃないかと思い、次のような上司の心理を考えてみようと思う。
上司がサシ飲みに誘う時の心理

上司がサシ飲みに誘う時の心理を考えてみよう。そうすれば、急に上司からサシ飲みに誘われたとしても、不安やモヤモヤした気持ちを防ぐことができる。
筆者は30代を目前として、当時、筆者が新社会人だった頃にお世話になった、飲み会に誘ってくる年上の人の視点に近づこうとしている。
この視点を駆使して、「サシ飲みに誘ってくる上司」の心情を想像していこう。
筆者は以下の心理を上司は抱いているんじゃないかと思う。
・親睦を深めたいと考えている
・悩みを抱えていないか知りたい
・異動の話がある
・会社を退職しようと考えている
・恋愛のアプローチ
・職場では言えない注意を伝えるため
親睦を深めたいと考えている
上司さんは読者の皆さんと”親睦を深めたい”と考えているのではないだろうか?
「飲みニケーション」という「飲み会でコミュニケーションをとる」というような言葉があったことからもわかる通り、飲まないとコミュニケーションがとれないという上司がいてもおかしくはない。
確かに、飲み会は会社と違って、会社のような「何かに縛られている」ような感覚を受けにくい。
このような場であれば、多少、気を遣わずにコミュニケーションをとれるということはわかる。
さらに、2人っきりという”サシ”で飲むことにより、上司さんからしたら、周りに気を使わずに、素に近い感覚で話せるんじゃないか、そう考えているかもしれない。
筆者は実際に、この感覚がわからないでもない。
確かに、会社だと込み入って話せないことが多いし、何かと周囲の目が多く気が休まらない。だから、できるだけ、会社の人がいない、サシでご飯を食べる場というのは、年上で上司であったとしても、多少は話しやすく、良い関係性を作れるキッカケになるとは思う。
筆者が上司だったら、結構この考えで誘ってしまうかもしれない。
悩みを抱えていないか知りたい
会社で感じる悩みというのは、なかなか吐き出す場所がない。
たとえ、社外で取引先から受けたストレスの悩みとて、安易に自社内で吐露したら、他の人から説教を受けてしまうという、さらにストレスを感じてしまう最悪な状況だって考えられる。
それを加味して、上司さんは、会社では吐露できない悩みを知ろうと、サシ飲みをさそってくれているのではないだろうか。
筆者だったら、筆者はお酒が飲めないので、美味しいご飯屋さんにいって、美味しいものをお互い食べて気分良くなって話たいですな。
異動の話がある
もしかしたら、会社内では話せない「人事異動」の話をしたくて、誰にも邪魔されない「サシ飲み」に誘ったのではないだろうか。
それも、他の人の人事異動ではなく、読者の皆さんの”異動”についての打診かもしれない。
ちなみにの話だが、筆者も異動の話を上司からされた時に、職場を離れて、喫茶店に連れてかれて異動の話をされたことがある。断ったが。
このように、会社内で誰にも聞かれたくない大事な話という場合も考えられる。
会社を退職しようと考えている
”大事な話”というと、例えば、「上司が退職を考えている」というのも、超重要な話だ。
退職を考えている段階がどれくらいかにもよるが、上司というと、管理職にあたるものであるから、いなくなってしまうと相当な影響が一時的に生じることが考えられる。
上司が退職を考えているだけでも、一大事ではある。そんな話を急に「退職します」というわけにもいかないから、一緒に働いている人、1人ずつに根回しをしているのかもしれない。
それで、サシで飲むことで、この大事な話を真摯に聞いてもらおうと考えているのではないだろうか。
恋愛のアプローチ
ちょっと、あまり考えたくはないが、しょうがない。人間だもの。こういう思惑だってあるかもしれない。
その上司さんが、既婚者であって、そういう恋愛的な雰囲気を出して、サシ飲みに誘ってきたのであれば、それは迷わず断って良い案件だとは思うが、純粋に恋心で誘ってきている場合も考えられる。
うーん、こればかりは、読者の皆さんが、その時の上司の感じや、日々の接し方から察するしかない。日々の行動や言動で、それが恋愛という下心で誘ってきているのかは、おおかた検討はつく。
まぁ、このような思惑も考えられますよっと。
職場では言えない注意を伝えるため
本当に人ができた上司さんであれば、仕事上での注意を、みんなが見ている空間で行わないことが多い。
みんなの前で、強く注意をしてしまうと、その注意が的を得ていたとて、注意された方は、失敗してしまったという罪悪感に加え、みんなの前で怒られてしまったという、恥ずかしさからくる自尊心を傷つけられてしまう。
つまり、恥をかかせてしまうのだ。
できた上司さんであれば、これをわかっているため、あえて、周囲に人がいないサシ飲みで、的確に仕事上での注意を行おうと考えている可能性がある。
上司がサシ飲みに誘ってきたらどうした方が良いか

ここまでで、上司さんがサシ飲みに誘ってくる心理はどんなものが考えられるか、ということについて、書いてきた。
では、その心理を踏まえた上で、上司からサシ飲みに誘われた時に実際どうすれば良いのか?ということについても触れていき、読者の皆さんが、より実践的な対処法を見つけてもらえれば嬉しい。
筆者は、会社で上司からサシ飲みに誘われたら、以下の行動をとるのが良いと考える。
・特に予定がなければ行ってみると良い
・下心が透けて見え、それが嫌なら行かない
特に予定がなければ行ってみると良い
もちろん、先約が入っていたり、何かしたいことなどの予定があったのであれば、無理に行くことはないが、特に予定がなければ行ってみるのが良いと思う。
なぜなら、上司からサシ飲みに誘われるということは、おそらく、現代ではなかなかないことだと思うからだ。
サシ飲みに誘われることがあったとしても、おそらく、上司さんは相当な勇気を振り絞って誘っていると思う。
最近のニュースでは会社の飲み会に参加したくないという若い社員のアンケートなども目にする。(参考記事:“飲みニケーション”は時代遅れ? 年代問わず6割超が「いらない」と回答、「気を遣う」、「お金がかかる」などの声も)
このような社会の認識を踏まえると、上司さんが自分よりも若い社員に対して、飲み会、しかも普通の飲み会ではなく、サシ飲みに誘うのは相当ドキドキしたことだろう。
その勇気に報いるという意味でも、行ってみると良いと思う。良い内容の話があるのかもしれないし、上司との良好な関係性を作るキッカケにもなるかもしれない。
下心が透けて見え、それが嫌なら行かない
もしも、上司さんがサシ飲みに誘ってきた時に、上司さんの下心というものが見え透いていた場合、その上、その上司さんに対して良い印象を持っていない時は、無理していく必要は全くないと考える。
ただこの時に、上司さんに不快におもわれないで、上手く断ることが大切だ。
不快に思われて公私混同されたあかつきには、たまったもんじゃない。
上司からの誘いの断り方ではないが、会社の先輩からの誘いを失礼なく断る方法については以下の記事で詳しく紹介しているから、必要なら参考にしてみてほしい。

上司とサシ飲みにいったら注意すること

そして、もし上司さんからのサシ飲みの誘いにのって、飲みにいくことになったら、注意しておきたいことが2点ある。
この2点をおさえておけば、上司さんに失礼のないように誠意を伝えることができると筆者は思っている。
おつりの渡し方
もしも、サシ飲みの帰りに、上司さんがその場の会計を済ませてくれて、余ったお金のおつりをもらうようなことがあれば、その上司さんに失礼のないように、そのおつりを返すか、何かお返しをするのが良いと思う。
たとえ、その場の食事の会計でなくとも、帰りのタクシー代などを貰った際の支払いで余ったお金を返す時だって同様だ。
とりあえず、万が一のことを考えて、上司にうまくおつりを返す方法は覚えておいて損にはならない。

お礼の連絡
上司さんとサシ飲みに行った後が超重要だ。
おそらく、十中八九、その場の会計は上司さんがやってくれると思う。その後に、上司さんにどうお礼をするのか、ということも上司さんに良い印象を与え、良好な関係性を作るために必要だ。
その場でのお礼はもちろん、帰宅した後のお礼も上司に良い印象を与えるチャンスだ。
良い印象を与えられれば、上司と良好な関係性を築くことができ、仕事上でも上司に対する心理的障壁がなくなり会話をしやすくなり、仕事が円滑に進みやすくなる。
この仕事が楽になる未来を掴むためにも、サシ飲み後の帰宅した後の連絡方法も知っておくと良いと考える。これも以下の記事で詳しく紹介してるからみてみて。

上司も色々と悩んでいるのかもしれない
今回は、会社の上司がサシ飲みに誘ってくる時の上司の心理について、段々と年老いてきた筆者の視点から書いてみた。
読者のみんなも日々の仕事や生活を頑張っていると思うが、上司も年が大きく離れた部下とどう接すれば良いのかという悩みを仕事の悩み以外にも抱えているということは、どこの会社でも同じだと思う。
その上司がパワハラがすごいとか、モラハラがすごいとか、ちょっと人として関わるのが難しいという人も中に入ると思うが、通常の上司の方々は、きっと若年者の人とどう接すれば良いのか迷っているはずだ。
その上司の気持ちを組むことは、仕事をやりやすくする一つの方法だと筆者は思うので、もし今回の記事を参考にしてもらえるようなことがあるのであれば、上司との良好な関係性作りに役立ててもらえれば嬉しい。
若い社会人も、年齢が高い上司もみんなそれぞれ悩みを抱えていて大変だよね。そんな思いに終着する。
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