ちゃおっす筆者だ。
筆者は新卒1年目の頃、営業部に配属命令が出たが、配属先が「北海道の札幌支店」だった。
その筆者がいた会社では毎年必ず”1人”は北海道に配属されるという”恒例行事”のようなものだったらしい。それに筆者は選ばれたのだ。
それまで筆者は生まれた地、つまり、地元だが、地元から出た事がなかった故に「北海道配属」と言われた瞬間「おわった…。」と思ってしまった。(北海道にお住まいの方ごめんなさい)
自分が知らない土地で過ごすことに実感が湧かなかった。でも、実際に行ったら行ったで「北海道の良さ」を肌で感じる事ができて、今では「第二の故郷」とも言うべきところにまでなった。
そんな筆者が実際に経験した「北海道札幌へ単身赴任をしている時の休みの日の過ごし方」を紹介して、今まさに、筆者のように「札幌が始めての地」で休日何をしようかわからない。と悩んでいる人の役に立てば良いと思う。
ちなみに、筆者は「内向的な人間」なので「1人でレンタカーをして旅!」「アクティビティのある場所にこう!」という側から見たら陽のキャラ的な休日の過ごし方は全くしていないので、そこのところは了承した上で読んで欲しい。
この記事でわかること
・”札幌”での単身赴任中の休暇の過ごし方
・”札幌”単身赴任中に気がついた事

文筆家
たくしん
takushin
プロフィール
- 野球歴13年 小学〜大学まで
- 主にキッチン、接客、フィットネスインストラクターのアルバイトを経験
- 吃音症歴20年
- オートローン会社(金融業界)に1年半在籍
- スーツ生地メーカーのオーダースーツ販売店に約4年在籍
- 百貨店販売員経験あり
- 読書を月10冊ほど
- 筋トレ歴約7年
- 文章を書く時に一番饒舌になるタイプの人間
筆者はどこら辺に住んでいたか

筆者は札幌に配属された当時、「転職」を経験したことから”2箇所”に住んでいた経験がある。
一箇所目が札幌都心の電車路線である”南北線”の「大通り駅」近辺だ。ここは、「札幌市中央区役所」のすぐ近くの駅だ。
自分で言うのもなんか鼻につくが、結構良い立地にあった住まいだ。
札幌駅からも歩いて20〜30分くらいかかるが、行き方がほぼ直線であったことからアクセスと行動のしやすさは抜群だった。
二箇所目がこれまた札幌都心の電車路線である”東西線”の「宮の沢駅」近辺の住まいだ。ここは家賃が3万5000円ほどだったにも関わらず、「風呂トイレ別」「水洗式トイレ」「リビング・寝室付き」「クローゼットがそこそこ大きい」と過ごしやすい部屋だったのを覚えている。
どちらも札幌都心部だったが、「宮の沢」は石狩よりの場所であるため、少し言い方が難しい。ただ、利便性はとても良かった。雪以外。
これら筆者が元々住んでいた地域を踏まえて、内向的な筆者が実際休日の日はどう過ごしていたのかを紹介したいと思う。
筆者が実際にやっていた札幌単身赴任中の休みの過ごし方
筆者が実際にやっていた札幌単身赴任中の休みの過ごし方は以下の14通りだ。
もちろんこの中で参考にならないものもあるかもしれないので、あくまでも「こんな過ごし方あるんだ」くらいの感覚で見て欲しい。
ゲーム
ナンバーワンであり、オンリーワンである札幌単身赴任時の過ごし方だ。
「札幌関係ないじゃん!」
そんなふうに思うかもしれないが、申し訳ない。これが筆者の本当だ。
ゲームはどこでもできるが、とくに”単身赴任”という誰にも邪魔されない環境は他にはない。
休みの日寝て起きたら顔洗う?歯を磨く?朝ごはんを食べる?
いや、”ゲームの電源を入れる”だ。
これが単身赴任であれば躊躇なくできる。
例えば、これが実家だとしたらどうだろう?「朝からゲームやってないで掃除の一つくらいしなさい」と家族に言われて阻止されてしまう可能性がある。
そんな心配を何一つせずゲームができる。ああ、なんて素敵な日だ。(緑のリンゴを連想)
もしゲームを買うなら、気にしないのであれば中古品を買うと良い。中古品であれば比較的安価にゲームを買う事ができるし、やらなくなったゲームがあるのであれば売る事ができ、売って得たお金を使ってまた新しいゲームを買う事ができる。まさに黄金サイクルだ。
筆者はよくこの戦法で多くのゲームと出会ってきた。
筋トレ
筆者は札幌へ配属になる前にも近所のジムの会員で、筋トレをしていた。
この過ごし方は筋トレをやる場所が札幌に変わっただけだ。
筋トレをすると体が目に見えて変わる。そして、継続をすれば必ず結果として現れる。そんなところが筆者は大好きだ。
休日は近所のジムに筋トレをしに行っていた。
ただ、ここでポイントなのが、「できるだけ近所のジムにする」ということだ。札幌に配属になって最初の頃、近所から遠い、筆者が元々会員だったフィットネスジムに続けて通っていたが、これが”苦痛”だった。
特に雪が降る冬の時期は片手で数えられてしまうほどジム通いが減ってしまった時があった。
休日にジムへ行って筋トレをしたいのであれば、できるだけ近所のジムに行くことをおすすめする。
もし「大通り駅」近辺に住んでいる・これから住む予定であれば、「FITNESS24」の「南4石山通店」をおすすめしたい。ここは筆者が実際に通っていたジムだ。
・アクセスが良い
・綺麗
・24時間利用可能
・月会費も比較的安価
これらがおすすめする理由だ。ちなみにこの時の会社の先輩もここに通っていたらしい。
FITNESS24公式サイト

家事
家事をするのも休日の良い過ごし方だ。
筆者はただのシカに扮している人間にみえて家事を結構する方だ。
札幌単身赴任中の休みの日は平日に溜まった家事をしていた。
・風呂掃除
・トイレ掃除
・部屋の掃除
・食材の買い出し
などなど
どれも1人でできる過ごし方だ。
住んでいるところが綺麗になると気持ちが良いし、いつ人がきても心地よく対応する事ができる。まあ人は滅多に来なかったが。
会社の先輩方が来た時は「生活感がない」といわれてしまった。
ちょっと贅沢な夕食の調理
これも「家事」の分類に入るんじゃないかと思うかもしれないが、これは違う。
「料理」は一種の趣味である。
単身赴任時は誰に夕飯を作ってもらうこともないため、自分でやらなければいけない事だったが、それが良かった。
筆者は料理が好きで自分が「食べたい」と思うものを作る事ができた。
北海道は海の幸が本当に美味しいので、近所のスーパーの魚を買って、自分で捌いて食べていたりした。
これも休日の時間がある日にできる充実した過ごし方だ。
もちろん、誰かを呼ぶためではない。1人で楽しむためだ。
靴磨き
仕事の営業業務では基本的にスーツを着ることになっていたので、そのスーツに合わせる革靴を休日には磨いていた。
取引先の方に失礼のないようにするためだ。
「靴汚いな。うちはその程度の店なのか」そんなふうに相手に思わせたくなかった。
靴磨きは靴が綺麗になるだけではない。好きな曲を流しながら靴を磨いていると一種のデトックス効果というか、リラックス効果があった。
靴を磨く時は「靴磨き」に集中しているためか、靴磨き以外のことを考えずにすんだのだ。そうすると、頭の中がクリアになり、気分も晴れた。
何か仕事で失敗してしまった事があったり、落ち込んでしまった時があった時なんかの後の休日は靴磨きをおすすめする。

散髪
これは休日にしかできないことだ。
筆者は車で営業回りをする業務の仕方で、行こうと思えば営業中にいけたが、バレるだろう。
ただ、平日の営業帰りに行きつけの美容院へ行って休日の予約をとったりはしていた。
髪がスッキリする事で、気分も上がるから良い休日の過ごし方だと言える。
筆者のように内向的な人であれば、「行きつけの美容院」を見つけておくと良い。
特に単身赴任であれば、見知らぬ土地に見知らぬ人がいて”孤独感”を感じてしまう時がある。そんな時に「行きつけ」の店を作っておけば、そこが心の拠り所、人とのつながりを感じる場所になるからだ。
映画
よく札幌単身赴任中、映画巡りをしていた。
映画巡りと言っても、筆者は二つの映画館を使い分けていた。
筆者がよく行っていた映画館は「札幌シネマフロンティア」と「ユナイテッドシネマ札幌」だ。
前者は札幌駅のJRタワーの中にあり、後者はサッポロファクトリーの中にある。
サッポロファクトリーのアクセスは札幌駅よりも少し遠く、東西線の「バスセンター前駅」が最寄りだ。
ただ、そんなに遠くない。札幌駅から歩いてもつけるくらいの距離だ。筆者は休日はよく歩いてサッポロファクトリーまで行っていた。もちろん1人で。
冬の時は注意した方が良い。足元が悪いので。
カフェ巡り
カフェ巡りもおすすめな札幌単身赴任中の休みの過ごし方だ。
筆者はとにかく「パンケーキ」「ワッフル」が大好きで、近隣に美味しい「パンケーキ」「ワッフル」がないかカフェを巡っていた。
札幌近辺でここが良かったと思うカフェは白い恋人のメーカーである”ISHIYA”の直営カフェだ。
ここにある「いちごのパンケーキ」が絶品。

東京の日本橋にもあるが、ぜひ札幌で食べて欲しい。
パンケーキとコーヒーのセットが筆者の”いつもの”だ。
このカフェではパンケーキを注文すると「白い恋人」が一枚ついてくるのも嬉しいポイント。
札幌観光協会 菓子と喫茶 SIROYA【ISHIYA直営カフェ】案内
行きつけの飲食店へ行く
行きつけの飲食店に行くのも単身赴任中の休日の良い息抜きになる。
これは前の項目で述べた通り、「行きつけ」の店があれば、人とのつながりを感じる事ができ、心に余裕が生まれるからだ。
ぜひ自分に合う行きつけの店を見つけておくと良いですな。
読書
読書は心に平穏を与えてくれる。

なんかの勧誘の一言みたいにゃ
これは”靴磨き”と同様だが、読書をしていると、最初は注意が散漫で「この本読めるかな?」と不安視してしまうが、それでも読んでみると次第にその本に集中するようになってきて、その本のことを考える状態になってくる。
この状態こそまさに、”読書に集中している”状態なのだ。
このように本のことのみ考えることは日頃の思考の嵐を止めることになり、頭の中のリフレッシュに繋がる。
また、読書は「新しい知識、知見を知る事ができる」というメリットもある。
単身赴任中であれば、他に邪魔される事がない。ぜひこの機会に読書を楽しんでみてはいかがだろうか。


勉強
札幌単身赴任中に筆者はよく、仕事の勉強をしていた。
これは新社会人でもあったので、「早くまともに働けるようにしたい」という必死さから生まれた休日の過ごし方だ。
新卒1年目はとにかく覚える事が山のようにある。また、たとえ研修である程度基本を勉強しているからといって、仕事ができるわけではない。
座学よりも実践で学ぶことのほうが多いからだ。
普段の仕事で学んだことや気づきなどを書き出して振り返ってみたり、営業に関する書籍を読み漁ったりしていた。
このように「技術」「知識」を高める時間に使っても良いと思う。
周辺観光
筆者が札幌に単身赴任中だった時は、「周辺観光」を行っていた。
これは自分が未開拓の地だったので、「住まわせていただく場所を知る」ということを目的としてやっていた。
筆者が配属された当時はコロナ禍だったこともあり、やっていない飲食店などが多かったが、それなりに周辺観光はできたと思う。ただ、いかんせん内向的な人間であるが故、まだまだいけたところはあると思う。
あとこの休日の過ごし方の良いところは「営業先の相手と共通話題ができる」という部分だ。
周辺観光の時に自分が気になって行ってみて良かった店などが取引先との話題のネタとなることもある。
話題作りの一環としても行ってみても良いと思う。
先輩とキャッチボール
当時配属先の先輩がとても良くしてくれたのを今でもありがたく思っている。
筆者は元々野球少年だったことがあり、先輩も野球をやっていた(その時は草野球チームにも入っていた)という共通点があったので、休日にキャッチボールへ誘ってくれた。
これまで1人でできそうなことばかりの過ごし方を紹介してきたので、これは毛色が違うと思うが、これも良い休日の過ごし方だった。
先輩とも親交を深める事ができたし、筋トレだけでは不足していた運動不足の解消にもなった。
もし社内の先輩や同僚と共通する趣味などがあれば休日に一緒に出かけてみても良いと思う。
ただ、筆者はあまり頻繁にはきついなと思った。家が好きなので。
仕事道具の買い出し
仕事道具の買い出しなども休日に行った。
・ネクタイ
・スーツ
・ビジネス革靴
・小物
などなど
単身赴任の休日は自分が好きなものをゆっくりと買い物しに行ける良い時間だ。
あらかじめ買うものをピックアップするのもよし、散歩がてらぶらぶら目的はなく仕事道具が売ってそうな店を眺めるもよし。
様々な行き方がある。
自分にあった買い物ができるのは単身赴任の良いところだ。


札幌単身赴任の休日に気がついた事
筆者が札幌への単身赴任中の休みの日に「周辺観光」をしている時に気がついた事がある。
おそらくこの”気づき”は、もし今札幌に単身赴任をしている人にも役立つだろうが、今後、札幌へ単身赴任する人へも役立つと思うのでシェアしたい。
路線バス楽しい
札幌に来て、配属当初は何かとバタバタしており、札幌にある「路線バス」に乗る事ができなかった。
そこで、配属されて3ヶ月ほど経ったある日、利用してみたところ、非現実さを体感できすごく楽しかったのを覚えている。
普段の電車の車窓から見る景色はある程度距離があるが、路線バスは電車のような感じで乗っているにも関わらず、車窓から見た景色がとても身近なのだ。
そんな普段とは違う感じに楽しさを覚えた。
なので、もし休みの日に気になったら乗ってみると良いと思う。
意外と歩いて回れる
これは”どこからどこまで”ということを踏まえなければならないが、基本的に筆者が住んでいた大通り駅近辺から札幌駅までは歩いて行ける距離なのだ。
大通り駅からは有名な”狸小路”であったり、”すすきの”も歩いて行ける。大通公園にも行ける。
サッポロファクトリーへ歩いて行ったと筆者は前述したが、札幌は結構歩いて回れるのだ。
ただし、筆者が思うに、冬場はキツい。
足元が悪いし寒い。札幌は冬の時期は自転車置き場が封鎖されるので、自転車にも乗れない。そもそも、自転車置き場が封鎖されてなかろうが雪の中自転車に乗るのは至難の業だ。
冬場には札幌駅近辺の地下通路が役に立つ。その地下通路を利用して回るのもありだ。
北海道の冬場には注意したほうが良い。
過ごしやすい
札幌はとても過ごしやすかった。
筆者が住んでいた大通り駅周辺は特に、狸小路というアーケードがあり、移動もしやすい。
冬場でも思ったよりも過ごしやすく感じた。また、夏場も暑いが、カラッとした陽気であるため、「蒸し暑い」という感覚があまりなかったように感じる。
蒸し暑さがないだけで夏があれほど過ごしやすいとは思わなかった。
北海道にいた頃はクーラーを使わなかった。(最初からついていなかった)
ただ、宮の沢駅近辺に住んでいた頃は、冬場雪が凄すぎてデイアフタートゥモローかと思った。
街が綺麗
札幌は街が綺麗だったのがすごい印象に残っている。
筆者の地元では自転車が町中にとまっていた。しかし、札幌ではそれがなかった。ちゃんと駐輪場があるし、その駐輪場は無料のところが多かった。
ゴミも落ちていたところはみていない。
とにかくすごく綺麗だった記憶がある。
ぜひ探索がてら街の綺麗さも見て欲しい。
使える交通手段
もし札幌に単身赴任中の休日に外出をするのであれば、季節にもよるが筆者がお勧めする交通手段はこちらだ。
・路面電車
・タクシー
・自転車
・徒歩
路面電車では絶景が見渡せる山「もいわ山」に行ける「ロープウェイ前」という駅に行ける。
路面電車は札幌市内を走るため、札幌近隣の観光スポットにアクセスしやすいのだ。
タクシーはその地域のことを知っている人が多く、おすすめスポットなども教えてくれる事がある。もちろん交通の便も良い。特に冬場に利用するのがおすすめだ。
自転車は春〜秋の始めくらいまで乗れる。小回りがきくし、観光もしやすい。
筆者はジムに行く時毎回自転車を利用していた。冬場は乗れなくなり一気にジムへのアクセス難易度が高くなるが。
徒歩は一番周辺を見渡せるし、穴場スポットも見つけやすい。筆者はもっぱら徒歩で周辺散策をしていたから一番おすすめしたい交通手段、というか、通行手段だ。
札幌は最高だった
やはり、当時を思い出して本記事を書いてみたが、改めて札幌、北海道の良さに気がついた気がした。
札幌への配属は最初ショックを受けたが、住んでみると周りの人は気さくで温かい人が多く、街も店が多く活気がある。
単身赴任だからといって、やれることに限りがあると思うが、全然そんなことはない。
むしろ、単身赴任を利用して色々とやってみると良い。筆者は内向的である程度のルーティンワークを要する人間だから単身赴任する前とやることがあまり変わっていないものもある。
だが、それなりに北海道を楽しんでいたつもりだ。
今札幌へ単身赴任中な人も、これから配属の人も今回の記事を参考にしてみて休日を自分なりに楽しんでもらえたら嬉しい。
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