「仕事にガツガツしている新入社員って、周囲にどう思われるんだろう?」
新社会人で頑張ろうとしている方でこんなお悩みはありませんか?
”頑張る”というのは言葉では言うのは簡単ですが、実践となるとなかなか難しいものです。
何と言っても、一番”頑張る”のが難しいのは、「同期と横のつながりが強い新しく社会人として入社した時期」です。
同期の中にはいろいろな人がいます。
その中で目立つのは「仕事に対してやる気がない人」。
やる気がないというのは”楽”ですから、どうしてもみんなやる気がない方にいきがちです。
その中で「仕事を頑張ろう!」と思っても同調圧力が働いてしまうことや、周囲の目が気になってしまい、仕事に意欲的になることが難しいです。
そんな難しい状況を打開するために、今回は、「新入社員で仕事にガツガツしても良いのか?」ということについて解説していきたいと思います。
- 新入社員で仕事にガツガツしても良いのか?
- 仕事に意欲的になることで起こること
- 仕事に意欲的と周囲に印象付ける方法
内向型人間
たくしん
takushin
詳しいプロフィール
インキャ、インドアという2つの”イン”を持つ者。
バリバリ金融営業➡北海道転勤➡第二新卒で転職➡関西居住➡地元に戻る。というムーブをかました5年目社会人。
今まで無事に生きられたのは周囲の”人”のおかげだと本気で思っているので、”人”に関係する悩みが多い社会人(特に新入社員や転職した人)に向けた、自分の経験から”人”に関係する悩みを解決する発信をしてます。
新入社員なのに仕事でガツガツしても良いのか?
さっそく、本記事のテーマの答えをお伝えしたいと思います。
「新入社員なのに仕事でガツガツしても良いのか?」という問いへの答えは「良い」です。
ここで言う、”ガツガツ”という表現は人によって感じ方が違います。
明確に定義すると、仕事に対して「意欲的」であるということです。
もっと細かく言うと、”やる気”があり、”積極的”に仕事に取り組む。ということです。
個人的経験談になってしまいますが、新卒1年目の頃、多くの同期は仕事に対して「意欲的」でない人が多かった傾向にありました。
「稼げそうだから」「自分にあった仕事そうだから」「生活できれば良い」といった理由で就職し、働いている人です。
理由は人それぞれなので、全く問題ないと思いますが、良くないなと思ったのは、本来、仕事に対してガツガツやっていきたいと思っている人が、周囲の同調圧力で本音を言えない、周囲の目が気になりやりたいようにやりにくい、といった状況についてです。
私も今お悩みの読者の皆さん同様、新卒1年目は仕事に対して意欲的に取り組んでいたことから、仕事でガツガツしても良いと考えます。
それでは、実際に仕事でガツガツすることで起こることは何でしょうか?
私の経験も通して解説していきたいと思います。
仕事にガツガツすることで起こること
仕事にガツガツすることで、起こることがあります。
”起こること”を紹介し、仕事にガツガツするメリットを知ることができたら良いと思います。
仕事にガツガツすることで起こること
周囲から期待される
周囲から期待されます。
特に、年配の方からは期待される可能性が高いです。
これは、年配の方々が、過去に自身も仕事に対して意欲的に取り組んでいた経験から、同様に新卒1年目という若いうちに意欲的な人に対して、過去の自分と照らし合わせて期待するということが起こるのではないかと考えられます。
仕事を早く覚えられる
仕事に対して意欲的に取り組むことで、仕事を受ける数が増えます。
意欲的じゃない人に仕事を頼むよりも、意欲的な人に仕事を頼んだほうが、仕事が迅速に終わる、かつ、的確にこなしてくれるという期待があるからです。
そうして受けた仕事を1つずつ終わらせることで、気がつくと、仕事を覚えられています。
「早く仕事を覚えて一人前に近づきたい」と思う人は、意欲的に取り組むことが1つの近道と言えます。
仕事を終わらせる速度が上がる
1つの作業を何回も繰り返していると作業が早くなると同様に、仕事に対して意欲的に取り組み、多くの仕事に取り組むことで、仕事を早く終わらせる方法が肌感覚で身につきます。
仕事の数をこなすためにも、仕事に意欲的に(ガツガツと)取り組むことが良い方法です。
自分の時間を確保できる
仕事にガツガツと取り組むことで、「仕事が早く覚えられる」「仕事を早く終わらせられる」という仕事効率向上が期待できます。
仕事効率が上がれば、一日の仕事を早く終わらせることができ、終わらせて余った時間を使い、自分がしたいことに取り組むことができます。
さらに、無駄な残業をせずに済みますので、プライベートの時間もとることができます。
前向きに物事を捉えやすくなる
仕事に対して意欲的に取り組んでいることで、もし、失敗してしまった場面や、誰かに迷惑をかけてしまった場面でも、悲観的に捉えることが少なく、前向きな視点で発生した事象をみることができます。
「失敗=次に気をつけるべきこと」と捉えることで、気づかぬうちに自分ができることが増えていることがわかるでしょう。
見えないものが見えるようになる
仕事に対してガツガツと取り組んでいると、みえないものが見えてくるようになります。
例えば、顧客との商談の際に、意欲的に望んでいるのであれば、「顧客のより深いニーズは何か?」「話題にできるものはあるか?」といった、情報収集のアンテナの感度が高くなります。
情報収集のアンテナの感度が高くなることで、仕事の質が上がる情報を得ることができ、良い結果を得ることができたり、顧客との”縁”に繋がります。
周囲にもモチベーションが伝染する
特に新入社員がガツガツと仕事に取り組んでいると、周囲にも意欲的な雰囲気が伝わります。
新入社員の仕事への意欲的な姿勢で、「自分も頑張らないとな」といった先輩社員のモチベーションが向上します。
新入社員が入ってきて、部署の成績が向上するという話しも私が新卒1年目のころに上司から聞きました。
それは、こうした”意欲の伝染”が要因なんじゃないかと思います。
自分自身のモチベーション向上に繋がる
仕事に対してガツガツと取り組むことで、「仕事を早く覚えられるようになる」であったり、「仕事を早く終わらせられるようになる」という変化があります。
良い変化を自覚することで、自分自身のモチベーションが上がります。
他のもので例えると、”筋トレ”にハマる人は「自分の体系の変化を感じる」からという理由があります。
人は自分自身の良好な変化を感じることで、モチベーションが上がるということが分かります。
責任ある仕事を任せられる
会社にもよりますが、仕事に対して意欲的に取り組んでいることで、「責任ある仕事」を任せられるようになります。
あまり仕事に対して意欲的ではない人に責任ある仕事を任せるよりも、意欲的に仕事に取り組んでいる人に責任ある仕事を任せて、上手くいかなくても「今後の成長の糧にしてくれるだろう」という期待があるので任せられやすいということが考えられます。
自分がやりたいことを見つけられる
意欲的に仕事に取り組むことで、次第に「自分がやりたいこと」が見えてきます。
意欲的に取り組んでも「なんだか気乗りしないな」や「これはやっていて楽しい!」といった感覚を得ることができます。
仕事にも限らず、物事に真剣に向き合うことで、自分の本音がみえてくることが分かります。
実際に仕事にガツガツして起こった体験談
私が実際に仕事にガツガツした新卒1年目の時、起こったことを振り返っていきたいと思います。
少しでも参考になれば幸いです。
体験した話し
私が実際に新卒1年目の頃、営業配属だったのですが、配属してから商材を管理していた部署の方に「新しい取引先を開拓していきます!」とやる気たっぷりに宣言しました。
今思えば生意気だったかもな
その後、その部署の方から様々な支援(商材のオリジナル案内パンフレットを貰ったり)をいただき、仕事の環境を整えていただきました。
約1年が経って、仕事にも慣れた頃、他部署の方から当時の事を話していただく機会がありました。
その時に「新人の子があれだけやる気に満ちていたらこっちも手伝わないわけにはいかなかった笑」と言っていただきました。
この経験から、仕事に対して意欲的に取り組むことで、周囲からの期待を得ることができ、支援をいただける可能性があるということを実感しました。
頑張っている人は応援したいっていう心理にゃ
仕事にガツガツして周囲に思われること
仕事にガツガツしようとしている時に、どうしても気になるのが他人の目です。
仕事にガツガツしている新入社員をみると周囲はどう思うのでしょうか?
実際の体験と、Xなどのネットでの声を参考にしてみたいと思います。
周囲に思われること
- 期待したいな
- 微笑ましい
- 無理してないかな
- こっちも疲れてしまう
- 尻込みしてしまう
期待したいな
仕事に対して意欲的に取り組んでいる新入社員をみることで、「応援したい」「支えたい」「今後が楽しみだ」といった”期待”を感じてもらえることができます。
微笑ましい
何事にも意欲的に取り組んでいる人をみると「頑張っているなぁ」といった一歩引いて微笑ましく感じている人もいます。
決して他人事に思っているのではなく、頑張っている姿勢を我が子のように見ている感じです。
このように感じてくれている人は、もし自分が失敗しそうな時、失敗した時にフォローしてくれる人でしょう。
無理してないかな
頑張っている新入社員に対して「無理していないかな?」といった心配の気持ちをもつ人もいます。
このような人は「仕事は短期戦ではなく、長期戦である」という考えを持っている人かもしれません。
そのような考えから、新入社員が無理をしすぎてガス欠を起こさないか心配に感じてしまう人もいます。
こっちも疲れてしまう
仕事に対して意欲的に取り組んでいる新入社員をみて「疲れてしまう」と感じる人もいます。
このような人は「仕事は自分のペースで行いたい」という考えを持っていると考えられます。
もしも、「ごめんね。仕事は自分のペースでやりたいから…」といったことを言われるようなことがあれば、気持ちを汲み取ってあげて、その人とコミュニケーションをとりつつ、仕事に意欲的に取り組むのが良い方法でしょう。
尻込みしてしまう
新入社員のガツガツ具合に尻込みしてしまう人もいます。
人見知りの人などの中には、ガツガツしている人が苦手という人もいます。
「ちょっと引いているかな」という雰囲気を相手に感じたのであれば、丁寧に仕事のことについて聞くことや、相手の忙しくない頃を見計らって話しかけるなど、相手の具合を配慮した行動が必要になります。
仕事に意欲的だと思われる取り組み方
実際に「仕事にガツガツ取り組もう!」と思った方のために、”仕事に意欲的だな”と周囲に思われる取り組み方を紹介してみます。
ぜひ参考にしてみてください。
仕事に意欲的だなと思われる取り組み方
わからない事を積極的に聞く
目標を宣言する
言われたことをすぐにやる
わからない事を積極的に聞く
仕事の中でわからないことは、先輩や上司などに聞くことで、仕事に対して意欲的というふうに感じられることができます。
一見、普通と感じるかもしれませんが、中には先輩や上司の忙しさをみてなかなか声をかけられなかったり、話しかけることが苦手であると、”わからないことを聞く”という行為ができず、「仕事に対して消極的」なんだなと誤解されてしまうおそれがあります。
意識的に「わからないこと」を聞くことで仕事に意欲的なことをアピールすることができます。
目標を宣言する
仕事の目標を宣言することで、仕事に意欲的だなという印象を周囲に与えることができます。
目標については何でも構いません。
「新規契約を20件とります!」でも「早く一人前になって皆さんの助けになるように頑張ります!」など明確な目標でなくても大丈夫です。
目標を宣言するタイミングは自己紹介のタイミングでも、先輩や上司と二人っきりになったタイミングでもアピールすることができます。
言われたことをすぐにやる
同僚や先輩、上司など、会社内の人から言われたこと(アドバイスや注意など)と、取引先から言われたこと(アドバイスや注意など)を言われてからすぐに実践することが大切です。
言われたことをすぐにやることで、「仕事に対して意欲的であるな」と感じてもらうことができ、それだけではなく、一人の人間として信頼度を上げることができます。
また、アドバイスなどをすぐに実践する人には「もっと教えたい!」と感じてもらい、より支援をしてくれる可能性もあります。
まとめ
今回の記事の結論は「新入社員で仕事に対してガツガツすること」は”全然良い”と言えます。
確かに、周囲の人がやる気がないにも関わらず、自分だけやる気を出して意欲的に仕事に取り組もう!という状況だと周囲の批判的な声や態度が気になり、実際に取り組みにくいものです。
ですが、人になんと思われようが自分が信じることを胸を張って取り組むことが、気持ちが良い社会人生活に繋がります。
また、仕事に対して意欲的に取り組むことで、周囲から信頼と期待を得ることができ、新しい仕事をやらせてもらったり、その結果、自分自身の成長に繋がります。
ここで大事にしたいのは人と人との良好な関係です。
頑張ろとしていることに批判的な人や冷たい態度をとってくる人に攻撃的、または、批判的になるのではなく、その中でも上手く関係に波を立てることなく、流すことです。
人には様々な人がいます。考え方も様々です。
各々が自分の心に従って尊重し、やりたいことをやることが大切です。
以上
たくしんでした
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