緊張した時顔が赤くなる、
たくしん(@takushinyoutube)です。
営業職に配属なった新社会人さんの方で
こんな悩みはないでしょうか。
・営業のときに緊張してしまう…
・緊張してしまい、自分は営業に向いていないのではないか…
・営業で緊張したくない…
そんな悩みを抱えているあなたへ。
営業で緊張してしまうのは
“向いていないから”ではありません。
緊張してしまうのは当然です。
当然な理由があります。
今回は主に
*営業で緊張してしまう原因
*営業で緊張してしまう対処法
この2点についてお伝えしていきたいと思います。
この記事を読んでいただいたあとに
「営業で緊張するのは向いていないからではないんだ!勇気が湧いた!」
と、なってもらえるように。
あわせて実体験も話してみたいと思います
営業で緊張してしまうのは”向いていない”から?
冒頭でもお伝えしましたが、
営業で緊張してしまうのは向いていないからか。
という疑問に対して
答えはNOです!
向いていないから緊張してしまうのではありません。
緊張は防衛本能といわれています。
人に備わっている能力です。
では、なぜ営業中に緊張してしまうのでしょうか。
紐解いていきましょう。
営業で緊張してしまう要因
営業で緊張してしまう要因はこちらです。
相手が要因あることもあるし、
自分で変えていけることもあるなという印象ですね。
まずは、要因を知って、自分はどれに当てはまるのか
照らし合わせてみてください。
それにより、解決法が見えてきます。
1 経験したことのないものだから
経験したことがないと言ったら、範囲が狭くなってしまうので、より具体的に言いますと
「経験に慣れていないから」ということです。
慣れていない経験だと失敗してしまわないかなどの不安が押し寄せます。
そのような不安などが緊張につながるのです。
2 事前準備不足だから
事前準備が足りておらず焦ってしまい、緊張につながります。
やはり、準備をせずに営業にのぞむのと、準備をしてのぞむのとではイレギュラーがあった場合の焦り度合いが違います。
イレギュラーな出来事が起こったときに焦らずに対応することが、緊張を防ぐことに繋がります。
3 コミュニケーションに完璧を求めているから
営業ということはコミュニケーションが必要です。
そんなコミュニケーションを「完璧にやろう!」と考えてしまうことで、
自分にプレッシャーがかかり、無意識のうちに自己防衛が働き、緊張を引き起こしてしまうということです。
取引先というのは、
とも知り合いとも違う関係ではありますから
コミュニケーションを気楽に、
というのも難しい話です。
しかし、想像以上に取引先は気にしていません。
もう少し気楽でも大丈夫です。
フラットな方が相手も話しやすかったりする場合も
4 ネガティブ思考に陥っているから
ネガティブな考えを持つことで“緊張”を引き起こします。
「失敗したらどうしよう」
「先方とコミュニケーションとれないんだろうなぁ…」
などうまくいかないような考えを行うことで、
体が自己防衛反応を発揮し、
緊張を引き起こしてしまいます。
「なんとかなるかぁ」と
客観視することがネガティブ思考を遠ざけます。
5 失敗がフラッシュバックするから
ある種のイップスですね。
私も野球をやっていた頃、落球をしてしまい、
その時を期に捕球イップスになってしまいました。
というどうでも良い話は置いておきましょう。
営業で苦い思いをしてしまった。
そんな描写を思い出して緊張してしまうという過程があります。
場面から連想してしまうのでかなりつらいですよね。
6 相手からの目が気になってしまうから
相手にどう思われているんだろう?
と気になりすぎることにより、緊張してしまいます。
しかし、相手の気持ちを察知しようとすることは大切なことです。
営業において「相手はどう思っているのだろう?」
と考え、
相手の気持を仮定して仮定した気持ちに対して、
行動することが信頼獲得にも繋がります。
緊張も誘発してしまいますが、良いことでもあります。
7 相手が高圧的な態度だから
これは確実に相手に落ち度がありますね。
高圧的な取引先だと尻込みしてしまいます。
さらに、焦りを感じてしまうことにより
緊張へと繋がってしまうのです。
営業に向いていないと感じてしまう要因
ここまで緊張してしまう要因をあげてみました。
要因は様々あるとして、緊張が主な原因かな?
と考えたときにそうではないのではないかと感じました。
営業に向いていないと感じてしまう要因は3つあげられるのではないでしょうか。
・緊張してしまい自分の求めているパフォーマンスが出せないことによる自己嫌悪
・緊張で目標が達成できない劣等感
・緊張で営業がうまくいなく、取引先に怒られてしまったことによるトラウマ
自己嫌悪
緊張をしてしまい、
自分の中で決めていた最低ラインのできにも到達できなかったとき、人は自己嫌悪をしてしまいます。
「どうしてこんな事もできないのだろう…」
自己嫌悪により、「自分には向いていないのではないか?」と。
心理学の一貫性の原理が働いているといえます。
ここでの一貫性の原理は
「自分が求めているレベルに達しなかった」
=「自分には向いていないからだ」
となります。
劣等感
自己嫌悪と似ている部分はありますが、
劣等感の場合は
と自らが周りの人と比べてしまい、
引け目を感じてしまうことです。
周りとくらべないという言葉をよく聞くのは
こうした劣等感を防ぐためでもあります。
トラウマ
緊張の原因である、「失敗がフラッシュバックするから」でも解説していますが、
過去の苦い経験は同じ場面において、
連想してしまいます。
トラウマの存在が大きくなることで
営業は向いていないのではないかという考えに陥ってしまいます。
営業で緊張してしまう時の対処法
ここまで
「緊張する要因」と「営業に向いていないのではと考える要因」について紐解いてきました。
では、実際「営業で緊張してしまう時の対処法」はあるのでしょうか。
答え:あります。
営業で緊張してしまう時の対処法はこちらです。
1 先輩をパクる
こちらはシンプルです。
この方法は「緊張の要因」でお伝えした、
「経験に慣れていないから」を交えてお伝えすると、
まずは先輩のように営業に取り組んでみることです。
先輩が1年や2年と長年できている方法ですから、間違いはないはずです。
先輩の営業方法を丸パクリしてとにかく経験を得ることで経験に慣れ、緊張から開放されます。
2 上司や同期に相談する
初めてのことは上手くいくことのほうが少ないです。
緊張が理由で「営業向いていないな」と感じてしまったら、まずは同じ道を通っている上司や同僚に相談することが良いでしょう。
同じ道を通っているその人達は、
あなたが欲しいアドバイスをくれるかもしれません。
3 自社商品の知識を網羅する
自社商品の知識を深めることが緊張の対処法になります。
それはなぜか。
ズバリ、”何を聞かれても答えられる”という自信がつくから。です。
緊張してしまう要因の中で「準備不足」という要因がありました。
準備不足だとイレギュラーな事態に対応が難しくなります。
そんな事態にしどろもどろになってしまうと、
“緊張”が引き起こされてしまいます。
なので、
様々な事態に対応できるよう自社商品の知識を網羅することが、あなたの緊張を防ぐために有効なのではないでしょうか。
4 緊張する理由を明確にする
緊張する理由を明確にすると具体的な対処法がわかります。
具体的な対処法が分かれば、緊張に対して的確な対応が可能になります。
緊張する理由を明確にするときに有効なのは
紙に緊張してしまった状況を書くことです。
例えば
と商談の場面を書き出してみます。
すると書き出した状況からわかることは
・商品の説明は緊張せずにできていた
・先方に高圧的な言葉を言われた瞬間から緊張が襲ってきた
この2つです。
この場合、理由は「高圧的な態度」です。
「高圧的な態度」には私の経験上「達観視する」が有効です。
こうして緊張してしまう理由を明確化させると打開策が見つかります。
5 身だしなみに投資する
身だしなみに投資するとどうなるのかというと、
”自分に自信がつきます”
具体的には
・ちょっと良いビジネス靴を買う
・スーツをオーダーにする
・うけが良い髪型にする
などです。
身だしなみに投資をすることで
しっかりとした立ち姿になります。
すると、背筋も伸び、「お金をかけた」という、やってやった感も湧き、
自分に自信がつきます。
自信がつけば緊張を払い除けます。
さらに、身だしなみを整えることは面白いもので、
相手に与える印象が好転して営業の感覚が変わるのです。
これは私が実体験済みです。
すぐにでもできる取り組みなのでお試ししてはいかがでしょうか。
6 事前準備をしっかりとする
「自社商品の知識を網羅する」という緊張対策とかなり近くなってしまいますが、
ここでいう「事前準備」というのは、
商品知識よりも以前のものです。
それは、“商談に必要なものを揃える”ということです。
商談のときにせっかく契約がまとまりそうなのに、
「あれ?契約書がない!」となったら焦って、緊張してしまいます。
その緊張からさらに契約を結ぶ日程を聞くことを忘れてしまって、契約が白紙になってしまった…なんてことがあったら大変です。
先方と信頼関係を結ぶということも兼ねて、
持ち物の事前準備はしっかりとおこなうことが良いでしょう。
7 自分を知る
己を知ることは緊張に対処する上で大切な手段です。
自分はどの場面で緊張してしまうのだろう。
そういった自己分析が自分だけの緊張の対処法を導き出します。
「緊張する理由を明確にする」という対処法でもお伝えはしましたが、紙に書くことが有効であります。
もう一つ自分を知るのに有効な方法が
ストレングスファインダーという自己分析があります。
ストレングスファインダーは自分の“強み”をみつけてくれます。
自分の強みをみつけて、
「どうしてもこの場面では緊張してしまう、
それだったら自分の強みが活かせるアプローチに変えてみよう」と
緊張しない方法がみつかるかもしれません。
8 考え方を変えてみる
営業で緊張してしまうという要因は様々です。
なので、一概に「この考え方なら緊張しないよ」という
万能薬みたいな考え方はありませんが、私が実際に行っている考え方で、
「別に一生付き合うわけじゃないし、まぁいっか」
という考えがあります。
「一生付き合うわけではない」という対象先は
・取引先
・自分が働いている会社
です。
うまくいかなくたって、死にはしません。
簡単にクビにされることもありません。
クビになったら会社都合で退職になったといって退職金をもらいつつ転職すれば大丈夫です。
とこんな感じで自分の中の重荷を外していくと緊張はどこかへ消えています。
考え方を変える方法はおすすめです。
9 転職する
転職は最終手段としてとっておくほうが良いです。
「パワハラが酷くて、職場環境が酷くて」
といった理由であれば迷わず転職をおすすめしますが、今回のような「緊張により営業向いていないのかも」という理由であれば
”勿体ない”からです。
あとあとあなたはトップ営業マンとして君臨するかもしれないという可能性があるからです。
ですから、まずは「転職という道もある」という
セーフティーネットくらいに考えておけば、
メンタルも安定し、緊張しなくなるという効果も得られるのではないでしょうか。
実体験
私は吃音症といううまく話せない特徴を持っています。
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吃音症で緊張しいだった(今もそうですが)私は
アルバイト時代、できるだけ人と関わりのないキッチン業務に就きました。
次第に仕事にも慣れてきて、調子に乗った私は接客業に就きました。
すると、調子乗ったおかげで
接客のときに緊張してしまいお客様からクレームをもらいました。
それでも緊張しながら接客業を続けていくと、
次第に緊張もしなくなっており、
周りのお客様もすごい良くしてくれるようになりました。
この経験からまさに
「経験に慣れる」ことは大切だなと感じたのです。
今まさに営業で緊張してしまって
「営業に向いていないのではないか?」と不安になっているあなたへ
お客様にクレームをもらった奴が営業できてるから私でも大丈夫だ!
と感じてもらえたら嬉しいです。
まとめ
今回の記事を簡単にまとめると
緊張する要因は様々ある
緊張してしまった時の対処法は
1 先輩をパクる
2 上司や同期に相談する
3 自社商品の知識を網羅する
4 緊張する理由を見える化する
5 身だしなみに投資する
6 事前準備をしっかりとする
7 自分を知る
8 考え方を変えてみる
9 転職する
※緊張するから向いていないのではない
以上です。
すこしでもあなたの参考になれば幸いです。
たくしんでした。
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