筆者です。
社会人として成長していく上で、「人間性」は欠かせない要素です。
特に新社会人としてスタートを切るときや、上司として部下を育てる立場になったときには、周りから「この人、なんか惹かれるな」と思われる人間性を身につけたいと思いませんか?
今回は筆者が実際に出会った「惹きつけられる上司」から学び取った「人間性が高い人の特徴」と、新社会人でも、上司になった人でも、どの立場の人にも役立つ「人間性を高める11の習慣」を紹介したいと思います。
この記事からわかること…
・人間性とは何か
・人間性が高い人の特徴
・人間性を向上させる習慣

文筆家
たくしん
takushin
プロフィール
- 野球歴13年 小学〜大学まで
- 主にキッチン、接客、フィットネスインストラクターのアルバイトを経験
- 吃音症歴20年
- オートローン会社(金融業界)に1年半在籍
- スーツ生地メーカーのオーダースーツ販売店に約4年在籍
- 百貨店販売員経験あり
- 読書を月10冊ほど
- 筋トレ歴約7年
- 文章を書く時に一番饒舌になるタイプの人間
惹きつけられる上司の特徴6個
「何かあの人には惹きつけられるんだよな」と感じる人には特徴があります。
その特徴は筆者が考えるに、6つあります。
・コミュニケーションがうまい
・仕事ができる
・部下思い
・教育力や指導力が高い
・真面目さを兼ね備えている
・”人間性”が高い
コミュニケーションがうまい
なんだか、惹きつけられる上司の特徴には「コミュニケーションがうまい」という特徴があるということが分かりました。
ここで言う「コミュニケーションがうまい」というのは以下の4つの点を指します。
・「話がわかりやすい」
・「傾聴力がある」
・「ロジカルで指示が的確」
・「ユーモアがある」
です。
コミュニケーション力と言っても色々な要素があることがわかります。
仕事ができる
”仕事ができる”という点は「惹かれる上司」の大体の人に当てはまります。
「仕事ができる」を具体的に言いますと
・「仕事への判断が適切かつ迅速」
・「事務処理の能力が高い」
という2つの要素です。
仕事への判断が適切な点においては、”仕事を把握している”+”経験が備わっている”という要素が裏付けられています。
事務処理の能力が高いというのも、経験から来てることがわかります。
部下思い
部下を気にかけてくれる上司にはとても惹かれます。
面倒見が良かったり、責任を取り部下を守る、話をちゃんと聞いてくれるといった、立場が下の人を思いやる人はたとえ上司でなくても、人として尊敬できます。
教育力や指導力が高い
教育力の高さは、「自ら率先して取り組んでいるか」「部下への叱り方」でわかります。
自ら率先せずに、指示ばかり出す上司には心のなかでモヤモヤが湧き上がります。
見せしめのように叱る上司には恐怖を抱きます。
指導力の高さは「叱った後のフォロー」「リーダーシップが高い」という点で判断できます。
真面目さを兼ね備えている
「真面目であること」というのは、社会人になると簡単そうで難しいことだと実感します。
会社に入ると自己管理が求められるほど、自己で判断して、行動することが多いです。
そこそこ自由であるがゆえに、不真面目になることもできます。特に、外回りの営業では顕著に出ます。
ここを自分でコントロールして、真面目の必要がある場面では真面目に、力を抜くところは抜いて、と真面目さを自分で判断、調整することが大切です。
不真面目な上司には、人として惹かれることは考えにくいです。
やっぱり”人間性”
なぜか惹きつけられる上司の特徴を書いてきましたが、やはり、大切なのは“人間性”なのではないかと筆者個人的に考えます。
なぜならば、”人間性”が人を惹きつける多くの要因を持ちわせているからです。
では一体、「惹きつける要因」とは何なのか?
それは、「人間性が高い人の特徴」を理解することで、見えてきます。
人間性が高い人の特徴
特徴は以下になります。
・相手の気持ちに共感できる
・思いやりがある
・自分の”習慣”をもっている
・様々な視点をもっている
・目標や夢がある
・礼儀・礼節をわきまえている
・自責思考
・”約束”を守れる
・行動に嫌味が無い
・物事を”当たり前”と感じていない
相手の気持ちに共感できる
人間性が高い人は、人の気持ちに共感することができます。
相手が落ち込んでいるのに、追い打ちをかけるように責めたりはしません。
反省しているのにもかかわらず、自分の感情の憂さ晴らしをしようと、感情をぶつけることは有りません。
相手の気持ちに共感できる力を持っていると言えるでしょう。
思いやりがある
思いやりがあります。
「この言動をしたら相手はどう思うだろう?」
「この配慮は必要か?」
など、相手のことを思うことができます。
自分の”習慣”をもっている
自分の独自の”習慣”を持っている人も人間性が高いと言えるでしょう。
自分独自の”習慣”を持っているということは、「自分自身で物事の取捨選択をすることができる」ということです。
つまり、独自の価値観を持っているということがあります。
様々な視点をもっている
様々な視点を持っているという点も特徴です。
様々な視点を持っていることで、一つの出来事を多角的にみることができ、解釈することができるからです。
例えば、ミスをしてしまった時に「落ち込む」のか、それとも「その失敗を覚えて次回から気をつけるのか」。一つのミスでも様々な意味を感じ取ることができるので、自己成長や感情のコントロールができると言えるでしょう。
目標や夢がある
「目標や夢」があります。
「目標や夢」を持っていることで、自身の中の軸がしっかりとしています。
また、「目標や夢」をもっているからこそ、日々活動的になり、その溢れ出すエネルギーが人間性の高さに繋がっています。
礼儀・礼節をわきまえている
年上、年下関係なく、礼儀や礼節がしっかりしています。
礼儀・礼節をしっかりとすることで、相手からも良い印象に映ること、人付き合いでの大切なことを知っているのです。
自責思考
「他人のせいにする」ということがありません。
・仕事が終わらなかったのはあの人のせい
・予算が未達に終わったのはあの出来事のせい
などと周囲の環境のせいにしません。
自分のできる改善に目を向けるので周囲に当たることがないのです。
”約束”を守れる
取引先との約束だけではなく、どんな小さな”約束”も守ります。
約束を守る人は信頼できますし、安心でき、頼りたくなります。
行動に嫌味がない
行動に嫌味がないということもポイントです。
不快に思った時に、わざと大きな音を立ててものを置いたり、扉を締めたり。
相手の無知を指摘したり、褒めている中で皮肉が混じっていたりと、行動に嫌味がある人は相手を不快にし、とても人柄が良いとは言い難いです。
素直な心を持って、素直な行動をしている人は人間性が高いと言えるでしょう。
物事を”当たり前”と感じていない
何事も、”当たり前”ではないと考えています。
”当たり前”ではないと考えていることで、物事に感謝を持つことができますし、日々のありがたさを身にしみて理解していると言えます。
そうすることで、相手が嫌に思う言動をさけ、自分が上機嫌でいれることに注力するようになり、人として輝いて見えます。
人間性とは
では、“人間性”の正体は何なのでしょうか?
それは、人間が生まれつき持っている、”内面的な本性”を表していると筆者は考えています。
その人の内面に宿る「思いやり」「気遣い」「向上心」「愛嬌」などの本質的な要素のことを人間性というのだと。これらが高まることで、自然と他人を惹きつけ、信頼を得られる存在になれます。
これらが、人を人たらしめる人間の内面的な本性なのではないかと考えています。
これら、人間の内面的な本性を高めることで、人として尊敬されることに繋がります。
それでは多くの人を惹きつける要素を持つ”人間性”を高める習慣を11個紹介していきます。
人間性を高める習慣
人間性を高める”11の習慣”はこちらです。
1.常に相手の立場になって考える
2.人の欠点から学ぶ
3.常に学び続ける
4.感謝の気持を持つ
5.生活習慣を整える
6.ネガティブ感情をコントロールする
7.ルールを守る
8.年齢経験問わず、尊敬の念を持って接する
9.自分の芯となる考え方を持つ
10.自分に嘘をつかない
11.笑顔を心がける
意識と考え方を変える習慣がメインとなっています。
これらの習慣は毎日少しずつ意識や考えの変化を試みることで、次第に身につけることができます。
詳しく解説します。
1.常に相手の立場になって考える
”常に相手の立場になって考える”つまり、「思いやりをもつ」ということです。
・この言葉を発したら相手はどう思うだろう?
・この行動をしたら相手はどう思うだろう?
筆者も幼少期の頃、親に「相手の気持ちになって考えなさい。」と耳にタコができるほど言われました。当時は流していましたが、今になってこの考えの大切さがわかります。
思いやりの気持ちというのは温かみがあり、受けた方はとても気持ちがあたたかくなります。
まさにエヴァンゲリオンの綾波レイのいう「ぽかぽかする」です。(エヴァ知らん人はゲンスルーしてください)
仕事においても配慮ある言葉を使う人と配慮ない言葉を使う人では仕事の進み方も人間関係も全く変わったものになります。
もちろん、前者の方が仕事に良い影響をもたらします。
そんな相手の立場になって言動をとることが大切であり、高い”人間性”を構成していきます。
ポイント
相手を思いやる気持ちが人柄を形成する。
2.人の欠点から学ぶ
「反面教師」に学ぶということは人間性を高めるために必要な意識の習慣です。
人は誰しも欠点を持っています。完璧な人はいません。ですが、他人の欠点をみて学ぶことはできます。
更に、他人だけではなく自分自身の欠点から学ぶことも重要です。
自分自身から学ぶときに必要な考えが”自責思考”です。
自責思考は「自分がもっとこうすればよかった」という自分自身の行いを反省して改善していく考え方です。
どちらも人の魅力につながる意識ですので、日頃から考えるようにすることが大切です。
ポイント
他人、自分という”人”の欠点から学ぶ
3.常に学び続ける
学生の頃はあんなに毎日勉強をしていたのに社会人になった途端、めっきり勉強の機会が減ってしまった、そんな方は多くいます。
しかし、筆者が接した魅力が高い元上司や、人は本や芸術などに触れて、学びの機会を多く確保しています。
本や芸術といった違った価値観、考え方に触れることで勉強しているのです。
様々な価値観や考え方に触れることで、物事を俯瞰してみることができたり、受容性が高まります。
そうして人間性の高いと言われる上司が出来上がってくるのです。
ポイント
学び続ければ色々な視点が身に付き、器が広がる。
4.感謝の気持を持つ
何事にも感謝を持つ上司に感心したことはないでしょうか?
その上司はきっと、「自分一人では生きられない」ことを自覚しているのではないでしょうか。
今筆者が着ている服も誰かの手によって作られています。このように一つ一つの繋がりを考えて過ごしている。
そうすれば自ずと当たり前ではないことに気が付き「感謝」の念が浮かび上がります。
そして、なによりもこの習慣を身につけるにあたって大切なのは「ありがとう」を口にするということです。
言葉で伝えることでやがて心の中でも、自然と感謝が当たり前になります。
ポイント
人は一人では生きていない。感謝の念を持つことが人間性を高める習慣。
5.生活習慣を整える
何よりもこれは大切な習慣になると思います。
生活習慣の中で「睡眠」を大切にすることが人間性を高める要素になると思います。
睡眠不足であると様々な支障をきたします。
・イライラ
・虚無感
・やる気が出ない
等。
これでは感受性も弱くなってしまいますし、周りに気を配ることが難しくなります。
不機嫌さを周りに感じさせてしまっては人間性を高めてなりたい上司になるどころか、周りとの関係性の悪化に繋がってしまう要因となります。
生活習慣を整え、気持ちに余裕を持ち、周りに気を回せるように意識してみましょう。
また、一つの方法として「朝に時間のゆとりをもつ」というものがあります。
朝は何かと忙しくなかなか自分の時間が取れず気持ち面でいっぱいいっぱいになってしまう。
そんなことがないように、いつもより少し早く起きて自分の時間を確保すると時間にも気持ちにも余裕が生まれます。
筆者は夜更かししてしまいがちなので、これは意識していきたいです。
ポイント
睡眠時間を確保して、いつもより少し早めに起きよう。
6.ネガティブ感情をコントロールする
ネガティブ感情は良い面と悪い面をもっています。スターウォーズのフォースのように。
ですが、イライラといったネガティブ感情はできれば感じたくありません。
なぜならば、人に伝わってしまうからです。
イライラしていることが伝わってしまうと人間性が高いとは思われにくいです。
自分のイライラをコントロールする方法は「アンガーマネジメント」がおすすめです。今回はアンガーマネジメントの一つの方法「自分がイライラしていることを自覚する」という習慣をおすすめします。
感情に支配されて周りに怒りをまかないようにすることが大切です。
そのため、怒りを自覚して、どんな原因で自分が怒っているのかということを考え、対処することが重要です。
まずは自分の怒りを意識してみましょう。

筆者はちなみに電車で横入りされたら一人で怒ってます。(小さい)
ポイント
怒りを周りにまかないように怒りを自覚する。
7.ルールを守る
ルールを守ることは人として大切なことです。
確かに「なんでこんなルールがあるの?」と思うときもありますが、疑問に思ってルールを破っても、外から見たときの感じ方は人によって変わります。
「よく破ってくれた」と思う人もいるかもしれませんが、「ルールを守らない人だ」と思う人もいます。ただし、損をすることのほうが多いです。
「ルールを守れない人」というレッテルを貼られてしまうことも考えられます。
このようなレッテルを貼られたらたまったもんではありません。
仕事において「この人はルールを破るからな…」と余計な不信感を抱かせてしまいます。
人間性の向上は難しくなってしまいます。
ルールを破らないことが人間性を落とさない方法の一つと言えます。
ルールを破ることであなたへの評価が変化してしまうことはもったいないです。
ポイント
不信感を抱かせないようにルールを守ろう。
8.年齢経験問わず、尊敬の念を持って接する
年下年上問わず、対応が公平な人はとても尊敬します。
そんな人は、「一生未熟である」ということを自覚しています。
「常に学び続ける」項目でも書きましたが、驕らない人は謙虚で勤勉で誰にでも公平であります。そんな人に人間的な魅力を感じます。
まずは「自分は未熟である」と考える習慣をつけることで周りの人を尊敬する寛大さを得ることができます。
ポイント
驕らない、自分は未熟であるということを自覚して周りの人と接しよう。
9.自分の芯となる考え方を持つ
自分の中で「これはゆずれない」という考えです。
私であれば、芯の考えの一つに「思いやり」というものがあります。
今やっていることは思いやりがある行動かやろうとしていることは思いやりのある行動か、
この発言は思いやりのある発言かどうかなど、様々なモノの物差しになるのが”芯となる考え方”です。
これがあることで、意見もぶれにくくなります。
これだけは譲れないという考えを一つでも持つことで意見の一貫性、現行一致で、あの人は芯を持っていて立派だなと思われ、人間性を高めることができます。
ポイント
譲れない考えを持つ。
10.自分に嘘をつかない
“他人に嘘はつかない”とよく耳にしますが、“自分に嘘をつかない”ことです。
他人に嘘はつかないと言えばなんとなくわかると思います。
やりました!
→まだやっていない
あと10分でつきます!
→予定よりも早く着くように伝えてしまう
たしかに、他人に嘘をつかないことで誠実さを与えることができますがそれ以上に自分に嘘をつかないことは大切です。
たとえば、本当はやりたくないことなのに自分に都合の良い言葉を言い聞かせて我慢して取り組んでいる経験はありませんか?
社会人にとって多少の忍耐は必要ですが、自分の気持ちに嘘をつき続けていると本当にやりたいことが見えなくなってしまったり、自分の軸となる考えを見失うことになってしまいます。
「自分の芯となる考えをもつ」の項目を満たすことができなくなってしまうのです。
自分の気持ちのアンテナが麻痺する前に自分に嘘をつき続けるのではなく、正直に過ごすことを意識しましょう。
ポイント
自分に嘘をつき続けると自分の考えを見失ってしまう。
11.笑顔を心がける
笑顔でいることはとても大切です。
どんな部分で大切なのかというと、「側から見て”上機嫌である”」ということです。
上機嫌であるということは、コミュニケーションがしやすく、人と人との関係性を深めることに繋がります。
無表情で会話をすると、もし自分が上司の立場だった場合、部下は萎縮してまともに会話をすることができなくなってしまい、報連相もままならなくなってしまいます。
笑顔はポジティブなボディーランゲージの一つです。
日々、笑顔を忘れないということが、人間性を高める上で大切になります。
ポイント
朝が辛くても、笑顔を忘れない
習慣の実践のために必要なこと
11の習慣を実践するにあたって、必要なことを解説します。
・なりたい姿を強くイメージする
・スケジュール管理をしてみる
・できなくてもいいから意識する
・自分事に捉える
・自分の軸を持つ
・マンダラチャートを作る
なりたい姿を強くイメージする
自分の理想のなりたい姿を強くイメージすることが大切です。
よく、「引き寄せの法則」というものがありますが、似ています。
筆者が実践していることでもあり、なりたい姿を鮮明に想像すると不思議なことにやる気が湧いてくるといった実績があります。
やる気が湧くと習慣を継続する確率が高まります。実際にこの方法に取り組んでみて、かなり効果的だなと実感しています。
具体的な方法
このようにできるだけ明確な場面を想像します。すると、不思議とやる気が湧いてくるはずです。
スケジュール管理をしてみる
時間を決めて取り組むと習慣化させやすいです。
*朝の通勤時間はこれをやる
*1日30分は意識する
*昨日より30分早く寝る
など、時間縛りを続けることで習慣化しやすくします。
筆者もこの方法を色々な場面で使用していますが効果的です。
できなくてもいいから意識する
とにかく取り組むことです。
できなくても構いません。とにかく今回紹介した習慣を一つでもやってみる。
これが大切です。できないことはそれほど重要ではありません。
少しでもやり続けることで気づいたら自分の考え方、習慣に変わっています。そして、なりたい姿に近づいています。
成果ではなく過程を楽しんでみてください。
自分事に捉える
「自責思考」の習慣に通ずることです。
とにかく、仕事上でもプライベートでも何かしら自分の身の回りで起こったことは「自分事」として考えてみてください。
・自分だったらこうするな
・自分が今度やるときに同じミスをしないようにしよう
・もしかしたら自分のミスも関与しているかも
このようにすることで、自然と知識もできることも増えていき、人間性の向上に繋がります。
自分の軸を持つ
自分軸を持つことの大切さはお伝えしましたね。
自分軸を持つことは容易なことではありません。
自分自身の行動を振り返ってみて、自分が大切にしている考えを見つけることで軸が明確になります。
筆者も長い時間がかかりましたが、自分自身の軸を見つけました。
もし、自分軸が見つからない方は別の記事で「自分軸を見つける方法」を解説したいと思います。
マンダラチャートを作る
マンダラチャートとは目標達成や、問題解決などで用いられる目標への道筋を可視化するフレームワークです。
ドジャースの大谷翔平選手も使っていたという有名な思考整理術です。


このマンダラチャートを用いることで、「人間性を高める」という目標を達成することの難易度が下がります。
実際に自分で、人間性を高めるための各目標を決めて、その目標を達成するために必要なことを書き出してみてください。


「なりたい姿」になるまで
「なりたい姿」になるまでどのくらいかかるのかという疑問に対して、回答すると、残念ですが明確には言えません。
大前提は「なりたい姿」になっているのは他人が判断することだからです。
惹かれる人になるには相手がいて成り立ちます。
とにかく、「人間性を高める習慣」に取り組んでみてやり続けるしかありません。
「一生未熟」ということを忘れずに、愚直に取り組めば気付かぬうちに到達しています。
また、習慣化をするには、”人”と”習慣にしたいもの”によって変わると言われています。
習慣化については最低でも3週間と言われていますが、人や取り組む物事によって習慣化に掛かる時間は変わるということから、明確な習慣かできる時間の答えはありません。
人間性の大切さ
これまで人間性を高める習慣について紹介していきましたが、「本当に人間性を高める必要はあるのか?」という疑問をもつかもしれません。
そんな方にご紹介する「人間性を高めることの大切さ」について紹介したいと思います。
人間性が大切だと言える理由は以下です。
・人に恵まれる
・信頼を得る事が出来る
・良好な人間関係を作れる
・”人望”を得る事が出来る
つまり、「人に恵まれることができる」というのが、人間性を高めることで得られることだと言えます。
仕事をしていても、プライベートを過ごしていても、やはり心が安らぐ要因の一つは”人間関係”にあります。
この人間関係を良好に構築することができることこそが、人間性を高める一つの理由になるのではないでしょうか。
Q&A
人間性を高めることで生じる疑問に回答します。
実体験
最後に筆者の実体験を綴っていこうと思います。
筆者の元上司はまさに「人間性の高い」人でした。しかし、完璧な人ではありませんでした。だからこそ、人としての魅力があったのです。
その上司の特徴は…
・読書習慣がある
・休みの日も勉強していた
・笑顔の頻度が高い
・ポジティブな言動の割合が9割
・部下とのコミュニケーションが上手い
こんな感じでした。なんとこの方は結果的に執行役員になりました。
このことから筆者は改めて人間性って大切だなと感じたのです。
まとめ
気になる習慣は見つかりましたか?
最後に今回の習慣をもう一度まとめると
1.常に相手の立場になって考える(思いやり)
2.人の欠点から学ぶ
3.常に学び続ける
4.感謝の気持を持つ
5.生活習慣を整える
6.ネガティブ感情をコントロールする
7.ルールを守る
8.年齢経験問わず、尊敬の念を持って接する
9.自分の芯となる考え方を持つ
10.自分に嘘をつかない
11.笑顔を心がける
今からでも始められることばかりです。
筆者が個人的に思う非常に効果が高い習慣は“常に学び続ける”ことです。
読書習慣を始めてみてください。
本当に知見が広がります。
この世の中、まだ知らない考え方がたくさんあるなあと感動します。
色々な思考に触れることで仕事でも物事を多角的にみることが可能になります。
ぜひ試してみてくださいね。
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