社会人4年目、人付き合い苦手レベル100のたくしん(@takushinyoutube)です。
私と同様にこんなお悩みの方はいませんか?
- 人付き合いが苦手で困っている
- 言語化できないが人付き合いが苦手
- もっと人付き合いが普通にできるようになりたい
人付き合いというのは、なんと言いますか言葉にはできない嫌さがありますよね。(私だけかも知れませんが)
私は社会人4年目ではありますが、人付き合いに対してかなり苦手意識を持っていました。しかし、ある書籍を読み、なぜこんなにも自分が人付き合いに対して嫌悪感を抱くのかというのがわかったのです。
人付き合いがなぜ嫌なのか、言語化することができ人付き合いに対しての価値観がが変わり、前ほどの苦手意識がなくなりました。
そんな人付き合いの価値観を変えることができたキッカケとなった書籍を今回は紹介したいと思います。
⬇下のアイコンからも読みたい項目が選べます。
人付き合いが苦手だった私の価値観を変えた本
さっそく、私の価値観の変化をもたらしてくれた本を紹介します。
その書籍がこちら。
おあとがよろしいようで
「おあとがよろしいようで」というのは“落語”で用いる言葉です。
意味としては、「次の出演者の準備ができたようで」という意味です。
題名でピンときた人もいるとは思いますが、想像通り“落語”に関する内容が書かれております。
著者は「喜多川泰」さん。
喜多川さんは全20作品を執筆している作家であり、独自の「喜多川ワールド」と呼ばれる世界観を持っており、幅広い年齢層の人から愛されています。国内のみならず国外でも人気を誇る作家さんでもあります。
そして今回ご紹介する「おあとがよろしいようで」は2023年10月に発行されたできたてほやほやの新刊です。そんな本から得たことを、今回は人付き合いで悩んでいる同士に共有しようと思います。
本のあらすじ
本書の主人公は大学1年生の門田暖平。
新入学生の主人公は群馬から上京して、友達が一人もおらず、一人で居心地の悪い入学式に出席していた。「最悪、四年間一人でもいいか」と半ば大学で友人を作ることを諦めてアルバイトで明け暮れようとしている大学生。
そんな主人公が入学式の帰り、新入生をサークル・部活に勧誘している大学生の先輩方から影を潜め正門前まで歩くと、桜の木の下で「おい!」という声で立ち止まることになり…。
主人公が「落語」を通して成長を重ねていく姿に考えさせられる作品となっています。
- 落語を主体とした物語
- 主人公は上京したての大学生
本の特徴
この本の特徴としてあげられるのは
- 物語で構成されており読みやすい
- 内容が頭に入って来やすい
主人公が様々な人や出来事から新しい価値観や考え方を得て成長していく物語なので、成長物語であるナルトやヒロアカのようなアニメが好きな人にはハマるんじゃないかなと思います。
そして、何と言っても「落語」をテーマとしているため、一見「わかりずらそう…」と感じる人がなかにはいると思います。しかし、「落語」をきいたことがない人でも楽しめる構成になっているので、全然問題なく入り込めることでしょう。
私は最後の方は実際に「落語」をきいてみたくなりました。
実体験 本を読んで変わったこと
実際に私が本書を読んでみて変化したことをお伝えしたいと思います。
私が本書を読んで変化したことはこちら。
人付き合いがなぜ苦手だったのか言語化できるようになった
私は人付き合いがそこまで得意な方ではありません。理由としては人見知りや吃音があるという要因がありますが、漠然としか人付き合いが苦手な理由が分かりませんでした。
言語化できないモヤモヤを抱えつつ苦手意識をもっていましたが、本書の主人公と登場人物との会話を読み、気がついたのです。
人付き合いが苦手な理由はそういうことだったのか!と。
その会話については実際に読んでいただいてご自身で衝撃を得ていただきたいところではございますが、私の解釈として少し紹介します。
私の解釈としては
「自分が相手に求めすぎていた」ということです。
私自身、「フィーリングが合わないと親しくなれない」「相手のここが嫌だな、合わないわ」など他人に対して評価が厳しかったです。
そこが人付き合い苦手に繋がってしまった思考だったのではないかと本書の一節を読んで感じました。
人付き合いを頑張ってみようかなと思うようになった
人付き合いがなぜ苦手なのかという理由が判明したので、「人付き合いを頑張ってみようかな」と思うようになりました。
さらに、本書を読みすすめていくに連れて主人公に起こる様々な出来事と、主人公の心情の変化から、「人と人とのつながりの大切さ」を学ぶことができました。
改めて、私自身の周囲の人達を振り返ってみると一人ひとりから人としての大切なことや、仕事上での大切なことなど、まさに、本サイトの名前である“世渡り術”を学んだなと心底感じました。
そんな大切なことを学んだからこそ、より人付き合いというのは少し頑張ってみようかなと思えたのです。
「落語」に興味を持った
何と言っても「落語」に興味をもちました。
「落語」ってなにか古めかしい、おじいさんおばあさんが観る・聴くものだと思っていました。(落語好きの人ごめんなさい)
しかし、本書を読みすすめて実際にこんな感じなのかなと想像しながら読んでいると、「落語」に興味が湧いてきました。
本書の中で一つのキーメッセージとして、「たくさんの物事をみる・経験する」というものがありますが、まさに「落語」に興味を持ったのも私に必要な事象なのかもしれません。
そんな色々な物事に興味をもてるようになりました。
こんな人におすすめ
では、本書はどんな人におすすめなのでしょうか。
本書をおすすめしたい人は以下の3つの方です。
人付き合いに苦手意識がある人
人付き合いに苦手意識がある人にはぜひ読んでいただきたい一冊になっています。
事実、人付き合いが苦手な私が実際に読んでみて、人付き合いに対する価値観がアップデートされました。
「なんでこんなに人付き合いが苦手なんだろう?」と言葉にはできないモヤモヤしたものが心の中にありませんか?
そんな言葉にできないモヤモヤを言語化してくれており、「それはこうすれば良いんじゃないかな?」とアドバイスをくれる本になっています。
私と同様に人付き合いに苦手意識を持っている人と出会ってほしい一冊です。
物事に楽しみを持って取り組みたい人
「なにか面白いことないかな〜」と日々思いふけっていませんか?
なんと面白いことは自分で作れます。
どうやって自分で作るのか?それは本書を読んでいただいてぜひ日々一日一日を楽しんでいただきたいです。
私は「物事に楽しみをもつコツ」の章を読んだときに「あ〜確かになるほどね」と自分の中にぴったりとハマるような感覚がありました。
そして読んだあとにすぐ実行しましたね。
すぐ実行できる内容なんです。
で、すごい面白いのが、実行した後すぐに初対面の人と仲良くなって、昼ごはんをごちそうになりました笑
さすがに話が出来すぎですが事実なのでしょうがないです。
詳しい方法はぜひ、本書に目を通してみてください。
何かに挑戦しようと思っている人
今、なにか新しいことに挑戦しようとしている人。本書はそんな人たちの背中を押してくれる内容となっています。
新しいことに挑戦する前って、なにかこう不安だったり、ドキドキ感だったり、ワクワクしたり気持ちが混ざったような感覚がありませんか?
何か新しいことに挑戦するときはこの入り混じった気持ちにズー−−ッと流されてしまうと、挑戦できなかったり、気持ちを乗り越えることができると新しい景色が見えたりと、2つに分かれてしまうんですよね。
中でも、新しいことに挑戦するときに迷いが生じるとこれまた厄介ですね。
ほんとに挑戦しても大丈夫かな?失敗しないかな?などの迷いが生じるとどうしても尻込みしてしまいます。
そんなときに本書を読んでいただくと、尻込みした気持ちを乗り越えることができます。
今挑戦に対して尻込みしている人、本書をおすすめします。
まとめ
今回は喜多川泰さん著書の「おあとがよろしいようで」を紹介しました。
本書の内容を簡単にまとめますと
- 「おあとがよろしいようで」は人付き合いが苦手な私の価値観を変えた本
- 「落語」がわからない人でも楽しく読める
- 人付き合いの価値観だけではなく、様々な新しい発見ができる本
- 10月にでたばかりの新刊だが中古(少し安い)もある
人付き合いを敬遠している人、苦手意識を持っている人は本書を読んでみて新しい価値観を取り入れて、楽しんでみてはいかがでしょうか。
以上
たくしんでした
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