MENU
カテゴリー

仕事で「たまに」を使うときの注意点と使い方を解説

当ページのリンクには広告が含まれています。

・仕事で「たまに」という言葉を使ったら怒られた

・仕事では「たまに」という言葉は使えるのか?

・「たまに」を使った例文を知りたい。

そんなお悩みをもっているこの記事をご覧になった皆さまに今回は「”たまに”を使うときの注意点と使い方」を解説していきたいと思います。

言葉遣いは人間関係を構築するのに深く関係していると思っている、たくしん(X@takushin_youtube)です。

普段の会話で「たまに」という言葉はけっこう使いませんか?

私は、意識して振り返ると仕事でもプライベートでもかなり使っている用語だなと思います笑

そんなプライベートでも仕事でも使う「たまに」という言葉を解説して、読んでいただいている皆さんのビジネス語句を増やしてもらい、仕事をもっと楽に取り組んでもらえたら幸いです。

この記事の著者

内向型人間
たくしん
takushin

詳しいプロフィール

インキャ、インドアという2つの”イン”を持つ者。

バリバリ金融営業➡北海道転勤➡第二新卒で転職➡関西居住➡地元に戻る。というムーブをかました5年目社会人。

今まで無事に生きられたのは周囲の”人”のおかげだと本気で思っているので、”人”に関係する悩みが多い社会人(特に新入社員や転職した人)に向けた、自分の経験から”人”に関係する悩みを解決する発信をしてます。

目次

「たまに」の概要

「たまに」は品詞で言うと「頻度を表す副詞」です。

たくしん

品詞懐かしいですよね…学生の時嫌というほどやりましたがあまり覚えてない…

ちなみに副詞をざっくり説明すると、動詞・形容詞・形容動詞を修飾する品詞です。例えば、「とてもきれいだ」の「とても」が副詞です。文中の言葉を詳しくする補足的な詞ですね。

副詞の話は置いておいて、「たまに」の意味をみてみましょう。

「たまに」の意味は

なにか物事の頻度が低く起こること

を意味する言葉です。

まぁ説明しなくても分かっとるわ!!というツッコミが飛んできそうですが。一応説明させてください。

「たまに」は口語(対面で話す時など)によく使われる言葉といえます。私も対面での会話で、「最近〇〇行ってないの?」などの質問で「たまに行ってますね〜」と返しています。

例文

・たまに別の場所で昼食を食べたくなる。

・たまには一杯付き合えよ。

⬆目次に戻る

「たまに」は敬語にならない

正しくお伝えすると、「たまに」を単体で敬語にすることはできません

「たまにならあります」というような「たまに」+「敬語表現」なら敬語の文として成り立ちます。

敬語で使えないんじゃビジネスで使えないじゃないかと思いますが、正直、人によって感じ方が違うので、「たまに」と言ったら失礼な表現になるよ。とは言えません。

「たまに」という言葉はフラットな関係性の人と使ったりすることが多いので、カジュアルな言葉と認識され、仕事では同僚との会話の中で使うなどといった、気を使わない崩れたシーンで使うことが多いです。

「たまに」をきれいな表現にする場合のコツ

「たまに」をきれいな表現で伝える場合、「たまに」の下に敬語表現をつければ良いわけです

例えば「たまに」を丁寧語・謙譲語・尊敬語にする場合

「行く」を表現する場合

丁寧語

「たまに、そこに行きます。」

謙譲語

「たまに、そちらに伺います。」

尊敬語

「たまに、あちらからいらっしゃいます。」

このように組み合わせることによって、意味は変わらず、きれいな表現にすることができ、ビジネスにおいても活用できる場面が広がります。

他にも「類語」を用いる。という方法を下の項目で解説します。

ビジネス上での例文

1年以上お付き合いがない企業様からは、たまに担当者変更の電話がきます。たまには別の職種の企業にもあたってみたほうが良いんじゃないでしょうか?

⬆目次に戻る

「たまに」を使う場合の注意点

普段自然と使ってしまう「たまに」ですが、ビジネスで活用する場合、「たまに」という言葉は崩した雰囲気(カジュアル感)を与えてしまうため、「たまに」に続く文を丁寧な表現にすることを意識してみてください。

その他の注意点としては

場によって使い分ける

➡上司への報告の場など1部署間であれば「たまに」を活用することは良いですが、他部署間での人間関係の構築が未開拓なミーティングなどは、軽い印象や曖昧さが伝わってしまうので、「たまに」の意味を伝えたい場合は類語を活用すると良いです。

類語の項目へ⬇

人によって尺度が違うことを知っておく

「たまに」の頻度は人によって認識が異なるので、ビジネスの場で使う場合、特に仕事上の進捗などを報告する場では【「たまに」+具体的な数値】を伝えると良いです。

例:たまに紹介で来られるお客様がいます。先月は一ヶ月間で2名様がご紹介で来られました。

「たまに」をビジネスシーンで使う例

「たまに」をビジネスシーンで使う例を場面別に解説します。

対面の日常会話で使う時

「たまには昼食を一緒に食べませんか?」

「たまには一杯どうですか?」

「たまには休憩したほうが良いんじゃないですか?」

メッセージで上司とやり取りする場合

「売上について報告します。先月を振り返りますと、ごくたまに高額な案件が入ってきているのがわかりました。この案件については後ほど報告させていただきます。」

プレゼンテーションで使う時

「このシステムについてはたまに不具合が生じることが分かっております。頻度としては100分の1程度です。この不具合については今後〇〇のような対策をとり、対処していきたいと思います。」

⬆目次に戻る

「たまに」のメリット

ここまで「たまに」について解説してきましたが、なんとなく「ビジネスシーンで使うのはムリなんじゃない?」とまだ疑問が残る方に「たまに」のメリットをお伝えしたいと思います。

「たまに」のメリットとして、「たまに」を使うことで文が固くなりすぎないというメリットがあります。

例えば、フラットな関係性を作りたい時、フラットな人間関係を作るには隙をみせなければ関係性が深まることは難しいです。

堅苦しい人だと関係構築に時間かかりませんか?

「この人は接しやすい人だな」と対人関係の壁を取り除くときに「たまに」が役に立つのです。

フォーマルな場(会議、対企業)などでは軽い印象を抱かれかねないという一見デメリットにみえる特性が逆にフラットな人間関係の構築に役に立つといった視点を変えた考え方ですね。

「たまに」の類語

きれいな文を相手に伝えたいのであれば「たまに」の類語を使うと良いです。

「たまに」の類語は以下になります。

類語一覧

・「たまの」

・「時折」

・「時々」

・「まれに」

・「しょっちゅうではないが」

・「めったに」

・「折に触れて」

・「ままある」

・「ちょくちょく」

・「往々に」

など

フォーマルな場でカジュアル感を感じさせずに自然に伝えたいのであれば「時々」「時折」などに変えることでカジュアル感を与えにくく、「たまに」の意味を伝えることができます。

まとめ

今回は「たまに」の使い方を中心にビジネス用語をお伝えしてみました。

読者の皆さんがこれで少しでも仕事でストレスなく過ごせたら幸いです。

最後に簡単にまとめると

・「たまに」は頻度を表す副詞

・「たまに」はカジュアルな(崩した)印象を与えやすい

・「たまに」は敬語を組み合わせることで敬語表現になる

・フォーマルな場で使用したい場合は類語を活用すると良い

こんな感じですね。

もし、この記事が役に立てば「たまに」振り返りとして見直してみてくださいネ

以上

なんかうまくまとまったんじゃないかと手応えを感じているたくしんでした

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

シェアしてくれたら嬉しいです!

著者

”人間関係”に関係することを地道に書いています。

普段は会社員をやりつつ、執筆・ダーツプレイヤーをしている人。

小説を執筆中。

コメントする

コメントする

CAPTCHA


目次