筆者だ。
「スーツの管理にはブラッシングが良い!」ということを知ったが、スーツのブラシはどれが良いのか分からない……。
そんなお悩みを抱えている方に、筆者が選んだスーツブラシを紹介します。
実は筆者、元々オーダースーツのフィッターをさせていただいていた故、スーツに関しては筆者の専門分野になるんです。
オーダースーツのお店で働いていた頃にもお客様に、とっておきのスーツブラシをご紹介させていただいていたことがあります。
今回は、より多くの人にスーツブラシを知っていただき、実際に使ってブラッシングの効果を実感してもらいたく記事をお届けしたいと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
また、今回紹介するスーツブラシの他にもまだまだ良いブラシはたくさんあるので、随時更新していきたいと思います。
この記事でわかること
・スーツブラシの選び方
・実際のスーツブラシ
・購入の仕方

文筆家
たくしん
takushin
プロフィール
- 野球歴13年 小学〜大学まで
- 主にキッチン、接客、フィットネスインストラクターのアルバイトを経験
- 吃音症歴20年
- オートローン会社に1年半在籍
- スーツ生地メーカーのオーダースーツ販売店に約4年在籍
- 読書を月10冊ほど
- 筋トレ歴約7年
- 文章を書く時に一番饒舌になるタイプの人間
スーツブラシを選ぶポイント
スーツブラシを購入するときに参考にすると良いポイントがあります。
そのポイントとはこちらの5つです。
①毛の種類
②ハンドルの材質
③サイズ
④ブラシの形
⑤用途
①毛の種類

スーツのブラシ本体の毛の種類は基本的には3つあります。
・合成毛
・豚毛
・馬毛
です。
それぞれの特徴を表にまとめてみました。
種類 | 特徴 | 主な用途 |
---|---|---|
合成毛 | ・耐久性が高い ・柔軟性が低い ・価格は安価になりやすい | 厚地の洋服 |
豚毛 | ・コシが強い ・長さによって柔らかさが変わる ・静電気が起きにくい | スーツ 厚手の生地 コート |
馬毛 | ・柔らかくてしなやか ・静電気が起きにくい | スーツ コート |
スーツでブラシを使用するのであれば、豚毛か馬毛でできたスーツブラシがおすすめです。
基本的には豚毛で良いですが、お持ちのスーツの生地の繊維が細かったり、イタリアメーカーの生地であれば細い繊維や糸で作られているため、馬毛でできたブラシを選ぶと良いです。
ただ、中には豚毛でも柔らかくしなやかにできており、繊細な生地でも使えるスーツブラシがあります。
豚毛を使っているもの、馬毛を使っているもので金額が変わってくるため、予算にあったものを選ぶと良いです。
また、この3つの毛以外にも山羊の毛などを使ったものなどもありますが、基本はこの3つを覚えておけば良いでしょう。
②ハンドルの材質

ハンドルというのは、スーツブラシの取っ手の部分を言います。
ハンドルの材質には様々なものが使われています。
こちらの表をご覧ください。
種類 | 特徴 | 用途 |
---|---|---|
ブナ | コスパが良く、軽い | 家具など |
メープル(カエデ) | 耐久性が高く、見た目が良い | 野球のバット、フローリングなど |
ウォルナット | 耐久性が高く、高級感がある | 家具など |
オーク | 耐久性、耐水性が高い、 防虫防カビ効果がある | 家具やワイン樽、建築など |
ローズウッド(紫檀) | 耐久性が高い、香りがする | 家具、小物など |
チェリーウッド | 耐久性、耐摩耗性がある、 滑らかな肌触り | 家具、楽器など |
エボニー(黒檀) | 非常に硬く、重い | 仏壇、印鑑、家具など |
サペリウッド | 耐久性があり摩耗にも強い、 経年変化する | 楽器、家具など |
パドック | 耐久性、腐りにくさを有する | 楽器、家具、建築など |
このようにハンドルに使われている素材は様々です。
これら以外にも使われている木はあります。
スーツブラシの中には「天然木材」と記載されているものもあります。
これらの天然素材には、「手に馴染みやすい」「静電気を抑える」「丈夫である」などといった特徴があります。
スーツブラシは長年使うものなので、耐久性が高い、これらの天然素材のものを選ぶと良いでしょう。
それぞれ見た目も重さも違うので自分に合うものを選ぶのが良いです。
③サイズ

スーツブラシには普段使いサイズであったり、持ちやすい小さめのサイズ、携帯用サイズなどのサイズ展開があります。
手が小さい人は持ちやすい小さめのサイズを選んだり、出張が多い人は、家用のものと出張用の携帯用サイズを持つことで、スーツのケアを漏れなく行うことができます。
今回は普段使い用のものを紹介します。
自分に合ったサイズを選ぶのが良いでしょう。
④ブラシの形

スーツブラシには違った形があります。
面積が広くブラッシングしやすい大判型であったり、力が分散しないような取っ手がない形のものがあります。
筆者は普段、取っ手がないブラシを使っていますが、取っ手がないブラシも「均等に力をかけられる」という面において魅力的です。
今筆者が持っている取っ手があるブラシで取っ手なしの形のブラシのように扱ってみたところ、確かに力がしっかりと入る感覚があり、ちゃんとブラッシングできている感覚を得られました。
ただ、毛が硬いブラシだと力が入りすぎている感覚になり、生地へのダメージが気になります。
筆者の試しでは、取っ手があるブラシは取っ手がないブラシのように扱え、取っ手がないブラシは取っ手がないブラシでしか扱えないことから、利便性は取っ手があるブラシに軍配が上がるのではないかと感じました。
ただし、取っ手がないブラシはもともと取っ手がないように植毛されていると思いますので、ブラッシングのしやすさの感覚の正確性に関してはあくまでも参考程度となってしまいます。
⑤用途

「どんな生地に使用するか」で選ぶブラシが変わってきます。
毛の違いで紹介した通り、毛によって特徴があります。
繊維が細い生地に対して硬い毛を使ったブラシを使用することで、繊維へのダメージが考えられます。
例えば、イタリア産の生地だと、馬毛を使ったものや柔らかい豚毛を使ったものの方が良いでしょう。
それは、イタリア産の生地は風合いや光沢を出すために細い繊維を使って織られていたり、単糸(繊維を一本の糸に撚ったもの)をもちいているものがあります。
見た目は美しく、やや耐久性に欠けてしまうといった特徴を持っているため、ブラシはなるべくしなやかなものを選んだ方が良いのです。
逆に日本産のものだと、日本はイギリス服地を参考にしているので、やや太めの繊維を使ったり、耐久性が単糸の2倍の双糸(単糸を2本撚ったもの)を使うことが多いです。
ですので、しっかりした豚毛の方が生地の中のゴミやチリを掻き出すのに適しています。
両方で使えるブラシもあるので自身の用途に合わせて選んでみてください。
元オーダースーツのフィッターが選ぶブラシ10選
それでは実際に筆者が選んだブラシをご覧ください。
GB KENT

ブラシ・コーム(櫛)で世界52カ国以上の人々に広く愛されている超有名メーカーです。
GB KENTは1777年に設立されており、1952年にエリザベス2世が戴冠。
その3年後に女王陛下のブラシメーカーとしてイギリス王室御用達を取得しています。
そのほかにも1837年には9人の歴代君主のロイヤル・ワラント、つまり、王室御用達を保持するという信頼されたメーカーです。
さらに、2017年には、国際貿易について英国女王賞を受賞し、同時に「ヨーロッパで最も急成長している企業を示す、「Financial Times」のトップ 1000 リストにも選ばれるほど、現在でも広く愛されています。
約250年という伝統と技術があるメーカーのスーツブラシを愛用してみるのはいかがでしょうか。
【オールケア】BioniFil H 洋服ブラシ CC6

ドイツの合成繊維メーカー「Perlon」とのコラボレーションによって生まれたブラシです。
ブラシの毛は「BioniFil H」という馬毛の特徴を再現した合成繊維を用いています。
”合成繊維”と聞くと「静電気が起きるのではないか?」と感じるかもしれませんが、BioniFil Hは馬毛のしなやかさだけではなく、天然毛が持っている静電気防止の特徴を持っている優れものです。
馬毛のようにしなやかであるため、用途も生地がしっかりとしたスーツのみならず、繊維が細い生地にも使えることから、スーツやマフラー、コートにも使用できるという使い勝手の良さが良いと言えます。
さらにすごいのは、馬毛の特徴や合成繊維の強みを持ちながら、価格がお手頃なところ。
初めてスーツブラシを買うという人に良いのではないでしょうか。
筆者も最初に買うならこれが良かったです。
サイズ | 22 × 3.8cm (厚み1.2cm) |
---|---|
重さ | 約 70g |
毛 | BioniFil H 2.5cm(7列133束) |
ハンドル | ビーチウッド |
生産国 | イギリス |
【オールケア】 ブリッスルハンディ洋服ブラシ タッセル付 CC5B

実際に筆者が働いていた店で使っていました。
取っ手が持ちやすく、毛も長く、豚毛ながらしなやかであるため、スーツにブラッシングするときにはとてもやり易かったのを覚えています。
コートにもブラッシングで用いることができましたが、厚手で地が荒い(ツイードのような生地)には、ブラッシングできているのかやや不安になりました。
ブラシ自体は軽量で小さめであるため、楽にブラッシングすることができます。
普段使いにお探しの人に良いブラシです。
サイズ | 22×5cm |
---|---|
重さ | 約 70g |
毛 | 豚毛 約 25~33mm142束 8列 |
ハンドル | チェリーウッド |
生産国 | イギリス |
【オールケア】 ブリッスルハンディ洋服ブラシ タッセル付 CC5

ブラシ自体は前項で紹介した「CC5B」とほぼ同スペックのものと言えます。
公式サイトをみても明確な違いは記載されておらず、大きな違いは「毛の色」であると考えられます。
筆者が持っているのはGB KENTではありませんが、別メーカーで黒い毛のブラシと白い毛のブラシ両方持っています。
例えばブラシを普段クローゼットに入れないで剥き出しで部屋にあるという人は白いブラシの方が清潔感が出てインテリアとして良いというのが実際に剥き出しで飾っている筆者の所感です。
自分のインテリアに合った方を選ぶと良いでしょう。
サイズ | 22×5cm |
---|---|
重さ | 約 70g |
毛 | 豚毛 約 25~33mm142束 8列 |
ハンドル | チェリーウッド |
生産国 | イギリス |
【オールケア】 ブリッスル洋服ブラシ タッセル付 CS7AB

前項で紹介したCC5とCC5Bとの大きな違いは「サイズ」「重さ」「毛量」の3点です。
「サイズ」が大きい故に面積が大きく、ブラッシングのしやすさがあると言えます。
さらに、「毛量」が多いと、効率的なブラッシングに繋がったり、生地のホコリやチリをくまなく取り除いてくれるといったメリットが考えられます。
効率的にブラッシングをすることができると、生地へのダメージの軽減にも繋がりますしね。
静電気の発生は豚毛を用いているため、心配は少なくすみます。
ただし、「重さ」に関しては、CC5やCC5Bよりも重みを感じてしまう点は少し痛い点です。
サイズ | 28×5.4cm |
---|---|
重さ | 約 90g |
毛 | 豚毛 約 27mm156束 7列 |
ハンドル | チェリーウッド |
生産国 | イギリス |
【オールケア】ハンドメイド ブリッスル洋服ブラシ タッセル CR8

植毛に関しては、毛の量が多いため機械にて行っていますが、それ以外は一つ一つ手作業で作られた高品質なスーツブラシです。
特徴として取っ手の部分に3つの木材が使われています。
サペリウッド、パドック、オオカエデの木とどれも高品質な木材を使用して、他にはない美しい木目のデザインを有しているスーツブラシと言えるでしょう。
さらに、よくデザインをみてみると取っ手の部分が手に馴染むように湾曲しているのがわかります。

このようなちょっとした”気遣い”から約250年続いた所以がわかりますね。
植毛以外は手作業で作られていること、使われている木材、使用者の気を配るデザイン、使用する毛量によるこの価格は、十分理にかなったものなのではないでしょうか。
毛は硬めを使用しており、しっかりとした生地のスーツやツイードなどに適しているとのことです。
サイズ | 32.5 × 5.5cm |
---|---|
重さ | 約 200g |
毛 | 黒豚毛 約30mm9列 |
ハンドル | サペリウッド・パドック・オオカエデ |
生産国 | イギリス |
GB KENT 公式ホームページ:https://kentbrushes.jp/?srsltid=AfmBOopBVskeH6F-h_AZVhjxIvHECoYYOAjh3Sk0Qf6sMFMH4PAXDeE2
江戸屋

筆者の最もおすすめしたいスーツブラシです。
なぜならば、ここのブラシを愛用しているからです。
筆者は「スーツ用」と「カシミア用」のブラシを持っており、3年ほど愛用させていただいています。
直営店にもお伺いしたことがあるのですが、店自体も木造建築の暖かみのあるお店なのですが、従業員さんもとても優しい方で、ブラシについて色々教えてくださいました。
そんな江戸屋さんは、七代将軍 徳川家継時代の将軍家お抱えの「刷毛師」に任じられたという起源があり、なんと享保三年(西暦1718年)に将軍家より「江戸屋」の屋号を与えられ、開業しました。
300年越えの歴史をもつ、ブラシメーカーなのです。
筆者が特に好きなところは、江戸屋さんが掲げている理念です。
・「誠実」
→「常に使う人の立場に立つこと」をモットーに、一本一本に誠意を込め、完成度の高い製品づくりを行います。
・「良品」
→伝統技術に基づく手工芸品を柱に、近代的ニーズにも積極的に対応してトータルに高品質製品をご提供いたします。
・「奉仕」
→お客様のより高度で、より多様なご要望に確実にお応えできるよう万全の体制を整え、「刷毛・ブラシのことならなんでも」の精神でご奉仕いたします。
参照元:江戸屋 ホームページ
この理念にとても感銘を受けたというのも愛用している一つの理由です。
では、そんな江戸屋さんのブラシを紹介します。
ウール専用ブラシ

筆者も愛用するウール専用ブラシです。
しなやかでコシがつよい”黒豚毛”の中でも、適度な硬さを有している毛を用いて作られているブラシです。
さらに、黒豚毛には「櫛通りの良さ」という特徴も持っていることからスーツ生地のブラッシングに適していると言えます。
取っ手にはブナの木を用いていることから、軽量であり扱いやすいです。
ウール専用ではありますが、化学繊維や地厚のコートなどにも使うことができ汎用性が高いブラシと言えます。
植毛もしっかりしており、3年間ほぼ毎日使っていますが、毛が抜けることはほぼないです。今の所抜けたところをみたことがありません。
機械植えだと毛が抜けやすいというデメリットがあるのですが、そんなデメリットを感じさせないクオリティを誇っています。
サイズ | 全長28cm×最大幅6cm×高さ5cm |
---|---|
重さ | 約120g |
毛 | 黒豚毛 |
ハンドル | ブナ |
塗装 | 黒ゴマ |

カシミア専用ブラシ

こちらのブラシも筆者、愛用させていただいています。
スーツ専用ブラシとは違い、厳選された白い豚毛を用いています。
さらに、特徴なのが「二段植毛」という製法をとっているということ。
「二段植毛」は毛束が適度な弾性と柔らかさを持ち、力を入れてブラッシングをしても生地を傷めないという素晴らしい機能を持っているのです。

カシミア専用と書かれていますが、細い繊維を使ったスーツやアンゴラ、シルクなどの繊細な生地にも使うことができます。
その他にスーツのみならず、帽子や和服、セーター、マフラーなどにも使うことができ、まさに万能ブラシと言えます。
こちらも取っ手にはブナの木を使っており、軽量で扱いやすくなっています。
サイズ | 全長26.5cm×最大幅5.5cm×高さ5cm×毛丈4cm |
---|---|
重さ | − |
毛 | 豚毛 |
ハンドル | ブナ |
手植えブラシ


正直、筆者が欲しい。
手植えで毛足の長い上質な純豚毛を一本一本ブラシに植え込んでいます。
手植えで誂えていることから、毛の抜けにくさが段違いであり、長く愛用することができます。
また、このブラシも「二段植毛」の技法を取り入れているので生地を傷めにくくなっており、使用用途もカシミア専用ブラシ同様多岐に渡ります。
価格においては高く感じてしまうかもしれませんが、スーツを、高級クリーニングに出すと大体1万円ほどかかるので、4〜5回のクリーニング分だと考えれば良い初期投資だと感じます。
スーツはブラッシングをしっかりとやっておけば過度な汚れがついた以外クリーニングに出す必要はあまりありませんからね。
筆者はまだ持っていませんが、余裕ができたらぜひ購入を考えています。
今余裕がある人は検討してみても良いのではないでしょうか…。(泣)
サイズ | 全長26cm×最大幅5.5cm×高さ6.5cm×毛丈5cm |
---|---|
重さ | 約180g |
毛 | 豚毛 |
ハンドル | ビーチウッド |
江戸屋 公式ホームページ:https://www.nihonbashi-edoya.co.jp/index.html
イシカワブラシ
横浜に工房を構えるブラシ職人である「石川和男」さんが作るブラシであり、「上質なスーツやコートが魔法のように輝きを取り戻す」と噂されるブラシです。
筆者は正直、イシカワブラシを所有したことはないのですが、様々な媒体をみて、一度は使ってみたいブラシだと感じたのでご紹介させていただきます。
なんといってもイシカワブラシの特徴は馬毛の中の上質な毛筆に使われている「尾脇毛」という羽毛のように柔らかく、コシがある馬の尻尾の根元に生えている超希少な毛を使っていることです。
超希少である所以は、一頭の馬からわずかしか取れないことです。そのため、価格が通常の馬毛の10倍以上するらしいです……。
そして、石川さんは一切妥協はせずに3〜4日かけて一つのブラシを作っているとのこと。
まさに”魂のブラシ”といっても過言ではないでしょう。
イシカワ 洋服ブラシ


冒頭でもお伝えしたとおり、イシカワブラシには一頭の馬からわずかしか取れない「尾脇毛」を使用しており、極上の柔らかさと、コシを有しています。
これにより、しっかりと力を込めてブラッシングしても、生地を傷めないというスーツブラシには欠かせない要素を持っています。
しっかりとブラッシングをすることによって、繊維の絡まりをほぐしたり、繊維の奥に入ったホコリやチリを取ることができ、繊維の元気を取り戻すことができます。
さらに、取っ手はありませんが、しっかりと力を入れやすいような構造となっており、ブラッシングのしやすさも計算されています。
スーツはもちろん、上質なコート、ニットなどにも使えるブラシとなっています。
毛 | 馬・尾脇毛 |
---|---|
ハンドル | 桂(ウレタンニス仕上げ) |


イシカワ 洋服ブラシ プレミアタイプ


プレミアタイプは、ブラシの特徴である厳選された「尾脇毛」を丹念に毛揉みし、より滑らかに仕上げられた逸品です。
毛を丹念に毛揉みしたことで滑らかさを増したことにより、力を入れても生地を傷めず、毛自体の曲がりや広がりの心配もありません。
繊細な繊維を用いているスーツ生地や、カシミア、キャメル、などを用いている生地にも使うことができます。
また、美しく、耐久性が高く、独特な香りがする屋久杉をハンドルに用いている、まさに石川さんのこだわりのブラシです。
予算に余裕がある人はぜひお試しあれ。
毛 | 馬・尾脇毛 |
---|---|
ハンドル | 屋久杉(植物性ワックス仕上げ) |
イシカワブラシ 公式ホームページ:https://ishikawa-brush.com/
まとめ
今回は元オーダースーツフィッターの筆者が選ぶスーツブラシを紹介しました。
良いスーツを買ったのならば、そのスーツを長持ちさせるために良いブラシを買うことが、長い目で見て良い買い物になりますし、身なりも整います。
あくまでも筆者の主観ですが、スーツブラシは良いものを買った方がスーツ自体の愛着も湧きますし、毎日ブラッシングしたくなります。
今回のブラシの選ぶポイント
①毛の種類
②ハンドルの材質
③サイズ
④ブラシの形
⑤用途
をふまえて、ご自身にあったスーツブラシを選んで、良きスーツライフをお過ごしください。
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