「上司が質問に回答してくれない…。」
「配属してそんな時間たたないのにめちゃくちゃ怒られた…」
「そんなのも知らないの?と新社会人に言ってきた…。」
こんなお悩みありませんか?
新社会人にこのような対応をする上司は現代ではいないと思いたいですが
願いが叶わず、こういった変な上司は存在します。
そんな上司に悩んでいる新社会人のあなたに
『変な上司と接するときの心構え』を解説していきたいと思います。
心構えだけではなく、そんな上司にならないためのポイントや上司とのコミュニケーションについてもお伝えしたいと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。
変な上司と接するときの心構え
変な上司は”常識が通用しない”ということをまずは覚えておきましょう。
常識が通用しないとわかっていれば、あなたの普通の考えとは違うことがわかり、無駄な考えを巡らせることがなくなります。もう一度言います。”常識が通用しない”と考えましょう。
その上で変な上司と接するときの心構えをお伝えしたいと思います。
心構えができていれば、常識が通用しないということと同様に、無駄に気遣いをせずにストレスが軽減します。
心構えはこちらです。
一生付き合うわけではない
こういう人もいるんだなぁ
反面教師にしよう
こういう機会はめったにないな
自分の内面に集中しよう
正論だと思うことは素直に認め、学ぼう
一つずつ解説します。
一生付き合うわけではない
その上司とは一生付き合うわけではありません。
一生付き合うわけでもなければ、いつ縁を切っても大丈夫です。
「ただ仕事を一緒にしている人間」
そんなあなたの長い人生のほんの一瞬に現れるCPU(コンピューター)だと思えば心が軽くなります。
ポイント
一生付き合うわけではない人にさく労力がもったいない
こういう人もいるんだなぁ
十人十色という四字熟語もあることから、
世の中には色々な人がいます。社会に出るまでは周りに自分と同じ感覚な人が多いと思います。しかし、社会人になると本当に多種多様な人がいます。
すごいなぁと思う人
この人のようになりたい!と思う人
嫌な人
…etc
なので、一つの人間観察としてみるという心構えが大切です。
頭の「人間辞典」に記載しておきましょう。
そして、合わせて変な上司の特徴や対処方法を付け足して
耐性をつくりましょう。
ポイント
社会には色々な人がいると一歩ひいいて考えよう
反面教師にしよう
変な上司と同じようにならないために反面教師として学びにしちゃいましょう。
「こういう風な発言、行動をしたら変に思われるのか」と変な上司から人としてのありかたを学びましょう。
あなたが上司の立場になったときに同じことを繰り返さないようにするためです。
ポイント
変な上司は人としてのあり方の勉強になる
自分の内面に集中しよう
自分の外側の事を気にしてしまうことにより、メンタルが疲弊し、心だけではなく体にも支障をきたしてしまいます。
周りの反応で左右されるのではなく、自分自身の“変化”に意識を向けた方がストレス緩和だけでなく、自己成長へと繋げることができます。
ポイント
まずは、自分の感情に意識を向けよう
正論だと思うことは素直に認め、学ぶ
変な上司だとしても、社会人経験がある程度あり、社会人の知識は持ち合わせています。
変な上司の特徴として、理不尽の中でも正論が混じっているのでやっかいです。
ですが、ここで「変な上司だからゆうこと聞かなくていいや」ではせっかく、変な上司とのコミュニケーションに耐えているあなたの時間がもったいないです。
どうせなら、その時間を少しでも有意義にしましょう。
変な上司に正論を言われるようなことがあれば、素直に聴き、認め、改善しましょう。
苦痛な時間も将来の大きなリターンを得るための勉強になります。
ポイント
正論はまず素直にきく
変な上司の特徴
変な上司と接する時の心構えを解説しましたが、
「変な上司ってどんな人だ?」と疑問を持っている方もいるかもしれません。
そんな人に向けて、「変な上司ってこんな人だよ!」とたくしんの主観も混じっていますが
紹介していきたいと思います。
以下、変な上司の特徴です。
↓↓↓
新社会人を毛嫌いしている
決めつけで怒ってくる
昔話の話者
「何もかもきいてくるな」と質問を拒否する
新社会人を毛嫌いしている
とにかく新社会人を毛嫌いしている上司がいます。
上司であるのにも関わらず、下の者を毛嫌いしている。これは上司自身にとってもマイナス(人事評価など)だけでなく、会社にとっても人材が育たないということになりかねないのでかなり大変なことです。
毛嫌いされているなという空気は
眉間に皺を寄せながら会話してくる
不機嫌そう
言い方が冷たい
など言動から読み取ることができます。
決めつけで怒ってくる
これはかなりしんどいですよね。
「近頃の若いもんは何もわかっていない」
→いえ、あなたが教えるんです。
「お前は間違っている」
→頭ごなしに否定してくるパターンです。
こういった決めつけで怒ってくる上司の説教はスルースキルが大切です。
いちいち気に止めていたら精神が持ちませんからね。
あと、こういった上司は「自分が絶対正義」という考えが強いです。
無理に反論すると無駄な“自分が正義”論を語ってくるので注意です。
昔話の話者
昔話をよく話す人は過去にとらわれている人です。
過去に囚われすぎていて現実を直視できていない。
過去にしか誇れることがないから過去で部下にマウントをとってくる。
そういった特徴があります。
気持ちよく話してもらうために「ウンウン」と話を聴いてあげましょう。
「何もかもきいてくるな」と質問を拒否する
これに関しては「わからないことを聴くことが新社会人の仕事」ということがわかっていない上司ですね。
立場的に任せられたにもかかわらず、職務を全うしない。
こんな上司に人は集まりません。
「質問に回答する」=面倒くさいやらされ仕事
と思っていることがあります。
人は「やらされている」と感じるものには怠慢を発揮します。
やる気が無いならまだしも、新社会人にあたるというのは自分の人間性もさげてしまっているので非常にもったいないなと感じます。
変な上司になる要素
そんな変な上司にあなたはならないように、変な上司になってしまう要素をお伝えします。
私も自戒をこめて気をつけたいと思います。
周りとコミュニケーション不足
周りとのコミュニケーション不足でどんどん孤立していき、満たされない欲求が爆発して周りへのあたりが強くなってしまいます。
ある程度は社内でコミュニケーションをとり、人と交流することが大切だと言えます。
欲求については別の記事でも深く紹介していますのでそちらもご参考ください。
周りに負い目がある
その上司は何かしらの負い目を周りに感じているという可能性があります。
新社会人からは「若さ」という負い目があるのではないでしょうか。
自分を否定し続けてしまったら、比較対象が自分の周りになってしまい、自己嫌悪に陥ってしまいます。自己嫌悪から“負い目”は生まれてしまうのではないでしょうか。
自己肯定を大切にしつつ、人と比較するのではなく、「自分の成長」に意識を向けていくのが良いのではないでしょうか。
一生勉強であることを知らない
人生は一生勉強しなければなりません。
小学校、中学校、高校、大学を出たら勉強は終わりではありません。
学童はあくまでも社会に出て勉強する準備をするところだと私は考えています。
なので、何歳になっても驕らずに学び続ければ、人の痛みがわかる人間になれるのではないでしょうか。
視野が狭い
とにかく自分の半径50センチまでしか気を配れない人がいます。
自分のことだけでアップアップなのです。
自分のことだけしか考えられないと、人へ気を配ることなどできるはずがありません。
それが新社会人への態度、言葉にでてしまうのです。
一生勉強と似ていますが、日々視点を高くし、自分ごとをすばやく片付けることが周りへの気遣いができるようになる一つの方法なのではないでしょうか。
偏見が強い
「新社会人は仕事ができない」
「新社会人は生意気だ」
といった偏見が強い人が”決めつけの怒り”になるのではないでしょうか。
偏見を持ってしまうのは“知識不足”が原因と考えます。
色々な考えに触れることで物事を多角的にみることができ、偏見もなくなります。
上司とのコミュニケーションのコツ
それでは、実際、上司とコミュニケーションを取るときのコツはどんなものがあげられるのでしょうか。
ここでは、コミュニケーションのコツを7つお伝えしたいと思います。
コツ7つ
1 質問は端的にする
2 質問”ではなく”確認”をとる
3 忙しさを確認する
4 自分が思う2倍下手にでる
5 素直に聴く
6 メモを構えながら質問する
7 反応は大胆に
質問は端的にする
質問は端的にすることが良いでしょう。
上司も仕事をたくさん抱えていて、新社会人の質問に答えるのは、多くの仕事の合間になってしまいます。
そんなときに長い質問をしたら、「時間がない!」と思ってしまうのもしょうがない話です。
さらに、「質問を端的にする」ことであなた自信の質問力も鍛えることができるので、
上司には好印象、あなたは自分のレベルが上がると一石二鳥です。
「先輩・上司への質問の方法」という記事でも質問方法について紹介していますので
そちらも参考にしてみてください。
“質問”ではなく”確認”を取る
“質問”ではなく”確認”をとるというのは、端的にいうと
相手に問をする→質問
自分の答えを相手の答えと照らし合わせる→確認
です。
質問は相手に考えさせるという手間をかけます。
それとは逆に確認はもともと持っている上司の答えを照らし合わせるだけです。
これだけでも、意思決定の手間が省けていることがわかります。
いわゆる“思いやり”ということです。
あなたの自己思考力も上がるのでこちらも良い方法だと考えます。
忙しさを確認する
こちらも思いやりに該当します。
上司の忙しさを確認して少しでも上司の負担にならないように努める。
忙しさを懸念して気遣ってくれるという行動を嫌に思われにくいといえます。
良好な関係になる一つの方法だと言えます。
自分が思う2倍下手に出る
自分が思う2倍下手に出てみてください。
例えば、挨拶のときのお辞儀を普段よりも低くするなどです。
主にボディーランゲージ(行動)で良い効果が現れます。
私も基本的に誰だろうとお辞儀は90度します。
相手の反応は感じが良いときが多いです。
私も実践して効果的だと感じるので、試してみてはいかがでしょうか。
素直に聴く
まずはなんであれ、「素直に聴く」ことが大切です。
素直に聴く人には教えてあげたくなるのが人というものです。
人は基本教えたがりです。
うまく教えを引き出すコツは素直に聴くことと言えます。
あなたの過去に、可愛がった後輩を思い浮かべてみてください。
きっと、その後輩さんは素直だったんだと思います。
メモを構えながら質問する
「話をちゃんと聴くぞ!」という姿勢を伝えます。
もし、あなたが上司の立場であった場合、
1 メモを取りながらウンウンとうなずいている新社会人
2 メモも取らずに聴いている新社会人
どちらに少しでも好印象を抱くでしょうか?
私なら前者を選びます。
おそらく、多くの人が前者を選ぶと思います。
決してこの動作で好感度が決められるわけではありませんが、
少しでも好印象を与えれる方法があるのであれば、試してみたほうが上司との良好な関係を築くことと良好な関係になった職場環境での働きやすさに繋がります。
反応は大胆にとる
大きなリアクションをとることで、
ちゃんと聴いている
上司の話おもしろい、興味深い、すごい
といった、好印象を与えることができます。
上司の話を聴くときは大きな相槌や真剣な目線が良好な関係に繋がります。
ストレス発散方法
変な上司と接しているとストレスが溜まります。
そんなストレスを発散する方法をここでは紹介します。
ストレス発散のヒントにしてみてください。
自分の好きな事をする
自分の好きな事をしているときは
仕事での嫌な出来事を忘れることができます。
忘れられるだけではなく、溜まったストレスを発散してくれます。
ただ、注意点として、オンラインゲームなどは新しいストレスをためてしまう可能性があるので、ほどほどにしたほうが良さそうです。
何もしない
スマホやテレビなどの娯楽をせずにただひたすら”何もしない”を徹底します。
何もしないことは、外から受け取る情報を遮断するので、新しい情報を得る労力がなくなり、疲労回復に重きを置くことができます。
スマホやリモコンを自分の手の届かない所へおいて、自然に触れないような状況を作ることがポイントです。
運動をする
ストレス発散方法でよく取り上げられるのが
筋トレやランニング、サイクリング、ウォーキングです。
自分ができる範囲で怪我なく運動することが大切です。
カラオケ
私もよく実践しています。
大きな声で歌を歌うと、気持ちがよくスッキリした気分になります。
「近場にカラオケがないよ」という方はお風呂で熱唱することをおすすめします。
私もお風呂で熱唱派です。
映画などの芸術に触れる
芸術に触れることで美意識を育てるだけでなく、
観ると元気になる、泣けるなどの感情を表に出すことができます。
映画や絵画などの芸術に触れて、感情を発散させ、同時にストレスも発散しちゃいましょう。
本を読む
好きな本、読みたい本を読むこと、つまりやりたいことをやることでストレス発散に繋げちゃいましょう。
私はモチベーションが上がる本を読んで
仕事で溜まったやるせないストレスを発散しています。
まとめ
今回は「変な上司と接するときの心構え」について解説していきました。
最後に今回の記事をまとめると
・上司と接するときは一つ”心構え”を備えておく
・変な上司から「変な上司にならないため」の言動を学ぼう
・自分が変な上司にならないようにしよう
です。
今回の記事で解説した「心構え」以外でも
一つの「心構え」を備えておくだけで、変な上司と接するときの嫌な気持ちも軽減されます。まずは、自分の中に「心構え」をつくり、ちょうどよい上司との距離を模索してみましょう。
あなたにとってヒントになりますように。
以上
たくしんでしたっ!
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