この時期目は少し痒くなるのですが
それでも花粉症とは認めたくはない
卓上の紳士ことたくしんです。
みなさん
仕事の取引先と上手く付き合うにはどうすれば良いの?
売り上げをあげたいけどどうすれば良いかわからない!
とお困りではないでしょうか?
そんなあなたに今日のテーマ
返報性の原理を実践することで
得られるメリットについて実体験も含め
解説していきたいと思います。
主に仕事の場面で解説しますが
プライベートでも使うことが可能です。
返報性の原理の効果

返報性の原理は
人は好意をうけとるとお返しをしたいという気持ちになる心理作用です。
誕生日に友達からプレゼントをもらったら
↓
友達の誕生日にもプレゼントをあげよう!
って思いますよね?
まさに返報性の原理がはたらいているからです。
それでは実際、
返報性の原理はどのような場面で活用できるでしょうか。
- アルアバイト
- 仕事①
- 仕事②
- プライベート
の四つからみていきたいと思います。
アルバイト
シフトをコントロールする

シフトのコントロールも返報性の原理を使えば可能になります。
『急用でシフトを変更したい場合』
- 普段、他の人のシフト変更のお願いを聞き返報性の原理による「心の負い目」(ありがたい・申し訳ない)を起こします。
↓
- 急に予定が入ってしまい、アルバイトのシフトを変更しなければいけない時「心の負い目」を持つ人にお願いをすることで
↓
- シフトの変更が可能になります。
仕事①
取引先に何か頼むとき

取引先との関係はなかなか難しいですよね。
『取引先に契約条件などなにかお願いする時』
ここでは「ドア・イン・ザ・フェイス」という
返報性の原理を用います。
- まず、相手が断るような要求をします。そして、必ず断らせます。
↓
- 断らせることにより「わるいなあ」といった「心の負い目」を起こします。
↓
- このタイミングで本来の要求である小さい要求を行います。
↓
- 「その要求なら良いよ」
と要求をのんでしまうという原理です。
仕事②
お客様と親密になる

お客様商売の場合、お客様とどれだけ親密になるかが
大切になってきますね。
『お客様と親密になりたい時』
良好な関係性を作るにはまず
“自分を知ってもらうこと”と”相手を知ること”が大切です。
その時に役に立つのが
自己開示の返報性です。
- 自分のことを相手に開示することで「おかえしをしなければ」という心理がはたらきます。
↓
- 相手も自分自身のことを話すようになります。
このようにして良好な人間関係を作ることができます。
プライベート
人間関係を良好に

人間関係を良好にしたい!
そんな時に使えるのが「好意の返報性」です。
『人間関係を良好にしたい時』
- 好意を受け取った相手は「行為を返さなくては!」という返報性が起きます。
↓
- さらに、好意を受けた人は与える人に対して好意を抱きます。
↓
- 返報性により好意を繰り返すことで関係は良好になります。
返報性の原理の実験

返報性の原理の実験でよく耳にするのが
デニス・リーガン博士の福引券の実験です。
・2人1組(1人仕込み)を2グループ作りました。
・2グループにはそれぞれ作業をおこなってもらいました。
・作業の休憩中に1つのグループは仕込みの人に何もさせません。
・もう一つのグループの仕込みの人にはジュースを同じグループの人の分を買ってもらいました。
・作業終了後それぞれのグループの仕込みの人に福引券の購入を同グループメンバーにうながしました。
・結果、休憩中何もしなかったグループよりもジュースをおごったグループの購買率が約2倍になりました。

この実験から
相手の好意にはお返しをしたくなるという心理がはたらくとわかりました。
これを
=好意の返報性と言います。
返報性の原理の実体験
実際にたくしんが体験した返報性の原理を仕事とプライベートにわけて解説していきたいと思います。
仕事
関係性が良好な取引先があり、
普段から良い案件を案内したり
取引先からのお願いに答えていました。
ある時、お願いしたい取引条件があり
営業をしたところ、
快くその取引条件を了承してくれました。
分析
返報性の原理「普段からよくしてもらっている」という
気持ちがはたらいたのだと分析します。
プライベート
友人と遊びに行った際の夕食にて
ご飯のお会計は2人で3200円ほどでした。
その時友人が端数の200円を多めに払ってくれました。
その後ダーツをしに行ったのですが
ダーツの会計が3600円ほどで私が端数(600円)を払いました。
分析
つまり、私に返報性の原理がはたらいたということです。
ついつい、夕食多めに払ってくれたしという気持ちが
強くなり、400円多く払う形になりました。
返報性の原理の注意点

ここだけは注意をしていただきたいことがあります。
相手に悟られないようにすることです。
例えばジュースを頻繁に奢られたらどういう気持ちになるでしょうか?
「わるいなあ」
という感情が強くなって逆に距離をとりたくなってしまいませんか?
過剰にgive(与えること)をすることは気持ちが重たいという感情を抱かせてしまいます。
適度に返報性の原理を使用することが大切です。
まとめ
今回のポイントをざっとまとめてみます。
- 「返報性の原理」とは借りを受けたら返したくなる心理のこと
- 仕事はもちろんプライベートでも使える
- もの、こと、言葉を与えることを意識する
- 過剰な使用は気をつけて
こんな感じです。
- 仕事の取引先と上手く付き合うにはどうすれば良いの?
- 売り上げをあげたいけどどうすれば良いかわからない!
とお悩みの方に少しでも解決のヒントになれば今回の記事はばっちりですね!
今日からぜひ意識して使ってみてください。
きっと面白い結果がみられると思います。
以上
たくしんでしたっ!
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